「劇場版 カードキャプターさくら 封印されたカード」のストーリー

“なでしこ祭”を控え盛り上がる友枝町に、香港から小狼と苺鈴が戻ってきた。さくらは、今度こそ小狼に自分の想いを伝えようとするのだが、何かと邪魔が入って告白出来ない。そんな折、町ではポストや橋が消えるという奇妙な事件が発生していた。エリオルの邸の跡地にオープンした遊園地に不思議な気配を感じたさくらは、その下に封印されていた53枚目の“無のカード”が建設工事で発動したことを知る。全てを無にしてしまう恐ろしいカードを再び封印すべく、立ち上がるさくら。しかし、無のカードはさくらカードを吸い取ってしまったばかりでなく、友だちや町の人たちをも消し去った。「ずっとひとりで淋しかった。友だちが欲しかった」という無のカードに、説得を試みるさくら。そんなさくらの想いが通じたのか、無のカードはさくらカードとなり、みんな元に戻るのであった。そして、さくらは小狼に想いを伝える。