「シークレット 嵐の夜に」のストーリー

広大な農場の主ラリー・クック(ジェイソン・ロバーズ)は、ある日農場を株式会社にして子供たちに株を分け与えると提案。農場を手伝う長女ジニー(ジェシカ・ラング)と次女ローズ(ミシェル・ファイファー)は賛成するが、三女で弁護士のキャロライン(ジェニファー・ジェイソン・リー)は反対。腹を立てたラリーはさっさと農場をジニー夫婦とローズ夫婦に譲ってしまう。しかし、生き甲斐だった農場を失ったラリーは、やがてジニーとローズを憎むようになり、ある嵐の夜、娘たちを罵り、荒れ狂って家を飛び出す。その夜、ローズは、父が少女だったジニーを犯し、さらにローズとも寝ていたという衝撃の事実をハッキリとした記憶のないジニーに告げる。父の暗い一面を知らないキャロラインは、父の言い分を鵜呑みにして、姉たちが父の土地を不当に奪ったとして訴訟を起こす。姉妹は近隣の者たちに非難の目で見られるが、ジニーの夫タイ(キース・キャラディン)はキャロラインの味方をする。隣家の息子ジェス(コリン・ファース)はジニー、そしてローズとも関係を持った優男だったが、ローズの夫ピート(ケヴィン・アンダーソン)は妻の不倫を知って泥酔して溺死。そんな中、裁判は開かれ、ラリーが精神錯乱の状態だったため、土地は合法的な譲渡だと判決は下りる。全てに未練のなくなったジニーはひとりで都会へ出て生活を始めるが、ローズが乳ガンを再発して入院したことを知り、帰郷。深い絆を持つ妹の死をみとったジニーは、ローズのふたりの娘と共に生きることを決意するのだった。

今日は映画何の日?

注目記事