「真夏のビタミン」のストーリー

高校の女子水泳部員・楠ちなつは連日の部活に一途な情熱を傾ける元気な女の子。秋の大会を目前にして、ちなつをライバル視するお嬢様・永峰真央子と1つ残った出場選手の枠を巡り、負けた方が坊主になるという賭けもして一騎打ちすることになった。元オリンピック選手をコーチにエリート・トレーニングを重ねる真央子に負けじと、八百屋の父親や姉・ちひろの応援を受けたちなつは、いつも寝転がってばかりいたが実は名コーチらしい(?)顧問の西山の特訓の成果もあってタイムを縮め、いよいよ試合当日。僅かの差で敗れたかに見えたが、ちなつのおっかけのカメラ学生が撮った写真には、しっかり彼女の勝利が写っていた。