「悪の花園」のストーリー

1850年。カリフォーニアの黄金を目指す3人の男、元保安官フッカー(ゲイリー・クーパー)、イカサマ賭博師フィスク(リチャード・ウィドマーク)、やくざデイリー(キャメロン・ミッチェル)を乗せた船が修理のためメキシコのある漁港に着いた。3人は酒場でアメリカ女リー(スーザン・ヘイワード)に会い、落磐で金坑内でカン詰になっている彼女の夫ジョンを救うため同行してくれと頼まれた。これにメキシコ人ヴィセンテが加わり、女1人男4人がカリフォーニアへ陸路の旅をはじめた。彼女は金坑への道を記した地図を誰にも見せなかった。インディアンが出没する危険地帯に入ったとき、リーは男たちに腰抜けは今のうちに引き返せと言って度胆を抜いた。ある夜リーに挑んだデイリーは彼女に手ひどく殴られた。金坑はインディアンンの聖地「悪の園」の中にあった。一行はインディアンの目を盗んで金坑に辿りつき、ジョンを救出してすぐ引き揚げることになった。負傷したジョンは馬に乗って離脱したが、インディアンに捕らえられて張りつけにされた。デイリーもヴィセンテもインディアンに倒された。フッカーとフィスクはカードでインディアンを食い止める役を決めた。結局フィスクが勝ち、敗けたフッカーがリーを連れて逃げることとなった。2人が安全地帯に着いたとき、フッカーはフィスクのイカサマに負けたのだといって1人で引き返していった。フィスクと別れた峠に戻ると、彼はインディアンを撃退したがもう死に瀕していた。彼は自らを犠牲にしてリーを助けたのだった。

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