「旅立ち 亜美・終章」のストーリー

亜美は16歳の高校生。今はロンドンに仕事で行っている父の連れ子で、再婚した母は年中仕事で家をあけ、亜美とはうまくいっていない。それは、母の連れ子の兄ヒロシと亜美とが愛し合ったためかもしれない。今、ヒロシは、それがきっかけでロンドンに留学している。傷心の亜美。一人ぽっちの彼女を友だちのサトミと今日子が、彼女の17歳の誕生日を北海道で祝おうと提案する。街でスカウトされ、歌手として歌い、写真撮影におわれた日常をくりかえす亜美は、本当の自分を見つめなおすため、北海道行きを決心。タレントの仕事もやめ、ヒロシのことも忘れ、ディスコで以前知り合った河野との関係も精算する。そんな時、父から母へのエアメイルを見てしまった。離婚しようという内容。ますます心がゆれ動く亜美。旅行当日、亜美はサトミたちとの待合せの新宿西口へタクシーでむかう。しかし、車中、今まで自分自身をいつわっていたために傷ついていたことを悟った亜美は、血のつながらない愛するヒロシの許へ行く決心をした。「運転手さん、行く先を成田に変えて下さい」--亜美はロンドンへ旅立っていく。

今日は映画何の日?

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