「怪談 呪いの霊魂」のストーリー

数百年前のニューイングランド。アーカム城の城主ジェゼフ(ヴィンセント・プライス)は死人を甦らせるという噂が流れていた。村人たちはジョゼフを悪魔の化身と思い込み火刑にしてしまった。それ以後村では不具の子がたくさん生まれ、霊魂のたたりだといわれるようになった。数十年がすぎ、平和になった村にジョゼフの孫チャールズ( ヴィンセント・プライス、2役)が妻アン(デブラ・パジェット)と共にやってきた。夫妻は城へ行き生活を始めたがある夜ジョゼフの霊魂がチャールズにのりうつった。昔の下男たちも甦り、かつてジョゼフの火刑に加担した者はみな復讐された。怒った村人たちは城に乗り込み、火をつけた。正気にもどったチャールズはアンと共に村人たちに救け出され、ジョゼフの呪いの霊魂も炎の中に永遠に消え去った。