「ゴッド・ギャンブラー 完結編」のストーリー

“賭神”と呼ばれた伝説のギャンブラー、コウ・チャン(チョウ・ユンファ)は引退し、亡き恋人に生き写しの妻ヤウ(チョン・マン)とパリで暮らしていた。だがコウの留守中、極悪非道のギャンブラー、サウ・シュチ(ン・ヒンゴッ)が急襲、ヤウをお腹の子ともども惨殺する。復讐を誓い身を隠したコウは、旅先の中国で台中の龍首ホイと知り合うが、彼もサウの手の者に殺され、コウは殺人容疑でホイの幼い息子を連れ中国保安隊に追われる羽目に。逃亡のさ中に知り合った香港のチンピラ兄妹、シューラッパ(レオン・カーフェイ)とシューギター(ン・シンリン)の助けを借り、台湾へ脱出したコウは、ホイの娘で後継者のトン(チンミー・ヤウ)らと行動を共にする。トンの組織をも狙うサウの襲撃は、旧友ドラゴン(チャールズ・ヒョン)の救援で難こそ逃れたが、シューギターは死ぬ。かくしてコウは再び“賭神”として、サウとの対決に挑み、コウ唯一の天敵との触れ込みの超能力者まで抱き込んだ相手をものともせず、見事勝利を収め、亡き妻子と友の復讐も果たすのだった。