「男たちの挽歌4」のストーリー

黒社会の若手ボス、チョン(イーキン・ツェン)は、対立組織との小競り合いのさなか、相手のボス“黒い雄牛”を殺した田舎者のチンピラ、大エビ(ラウ・チンワン)と知り合う。若くして大物のチョンに憧れるタイハ、そんな彼の素朴さに惚れこんだチョン、二人は友情を深める。しかし、まもなくチョンはコカイン密輸の汚名を着せられ、兄貴分で彼にボスの座を譲ったウェイ(ロー・ホイクゥン)の手引きで逃亡……ところがこれが罠だった。逃亡先の大陸の小さな町で、護衛と称してついてきたウェイの手下の金髪の殺し屋(イー・シン)が突如襲いかかる。裏切り者はウェイ自身で、彼は自らは矢面に立たず、チョンのような若輩者を利用して黒社会でのし上がる腹だったのだ。襲撃を逃れたチョンは、数年後、潜伏先で知り合ったサイモン(ミッシェル・ウォン)らと密かに香港の古巣に戻る。すると恋人のチリ(チンミー・ヤウ)はウェイに復讐しようとして顔を傷つけられ、麻薬中毒の身となっていた。今やボスの座についていたタイハはチョンとの再会を喜び、彼が鼻腔ガンに侵されているのを知るとチリともども治療を受けさせ、二人は結婚を決める。しかし、ウェイが差し向けた殺し屋によって、タイハは娘ハーマイともども殺される。かくして、実は組織を追っていた潜入刑事だったサイモンの協力を得て、チョンは単身ウェイと対決。ウェイの必殺の脚技の前に屈しかけ、瀕死の身と化しながらもチョンはウェイを倒すのだった。

今日は映画何の日?

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