「お洒落豪傑」のストーリー

ボップは父の所有の新聞の流行服記事を受け持っている記者だったが彼はその非男性的な仕事を嫌っていた。折しも彼の許嫁ジャネットの父が監督中の堤防工事に対する中傷的記事が反対新聞に現れた。その反対新聞の社長シンプソン父子は同時に建築会社を経営しているので、かくの如き愚劣なる中傷を始めたのだった。ボップはシンプソンの粋を殴りつけて置いて出奔し、仲良しのダキシー・ダンを伴って件のジャネットの父が建築中の堤防工事に赴いて工夫に化けて働いた。そして間もなく工夫頭のフェーニーがシンプソンのスパイで、密かに不良セメントを使用しつつあることを発見した。ボップはダンと協力して不良セメントを捨てて良質の物に換えた。かくとは知らぬシンプソンの新聞は不良セメント使用の旨を攻撃したが、調査の結果は反対の事実を証明したのでシンプソン父子は薮蛇の恥をかいた。かくてボップはジャネットの愛を得た。