「コリーナ、コリーナ」のストーリー

7歳のモリー・シンガー(ティナ・マジョリーノ)は、母親が死んだショックで口をきかなくなり、父親のマニー(レイ・リオッタ)は途方に暮れる。彼は、仕事に出ている間に家事一般をこなし、モリーの面倒を見てくれる家政婦を捜し、面接に次ぐ面接でミリー・ジョーンズ(ジョーン・キューザック)を採用。ミリーは得意の料理の腕を奮うばかりか、妻の役割の全てを果たそうとマニーのベッドに這い上がり、お払い箱に。次に黒人女性のコリーナ・ワシントン(ウーピー・ゴールドバーグ)が面接に現われ、オレンジをモリーに放った彼女にモリーが投げ返すのを見たマニーは、彼女を採用する。だんまりを決め込むモリーに陽気に接するコリーナの不思議な魅力に、彼女は次第にひかれていく。「ママは天国からモリーを見守っている」というコリーナの言葉に安心した彼女は、笑顔と言葉を取り戻す。マニーは娘の好転を喜ぶ一方、広告の作曲の仕事に行き詰まっていた。音楽に造詣が深いコリーナは優れた洞察力と的確な助言を示し、感心したマニーは今まで以上に彼女に感謝と信頼を寄せる。モリーは2人が心を通わせていくのを喜び、3人が家族になることを願う。独身のマニーを心配した上司のシド(ラリー・ミラー)は、彼にジェニー(ウェンディ・クルーソン)という女性を紹介し、彼女はひと目で彼を気に入る。コリーナは姉のジェヴィナ(ジェニファー・ルイス)に、男友達のアンソニー(スティーヴン・ウィリアムス)とちゃんと付き合うように忠告されるが気が進まない。一方、コリーナが協力した曲がCMに採用され、マニーはお礼に花束を贈る。2人のムードは高まるが、積極的にモーションをかけてくるジェニーの登場でぶち壊しに。コリーナは一人身を引く決心をする。そんな折り、大好きだった祖父ハリー(ドン・アメチ)が亡くなり、モリーは夫の死を嘆く祖母エヴァ(マリカ・ヨーン)にゴスペルを歌って慰める。モリーは父親に必死に訴え、マニーも自分が彼女を本当に必要としていることに気づき、コリーナの元へ向かった。

今日は映画何の日?

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