「インターセプター(1992)」のストーリー

アメリカ空軍が誇る最新鋭戦闘機F117Aステルス。中近東の米軍基地では、このステルスにバーチャル・リアリティ(仮想現実)システムを導入する実験が極秘の内に進めらていた。しかし、飛行実験の初日、ステルスは故障してしまう。操縦していた空軍のエース・パイロット、ウィンフィールド(アンドリュー・ディヴォフ)は、故障の原因が分かるまで実験を中止することを訴えるが、開発を急ぐ上層部の人間は故障をパイロットのせいにしてしまう。本国送還になったウィンフィールドは2機のステルスとともに、女性パイロット、モーガン(エリザベス・モアヘッド)の操縦する巨大輸送機C5ギャラクシーでアメリカに向かう。一方、武器商人フィリップス(ユルゲン・プロホノフ)とその一味はこの移送中のギャラクシアンをハイジャックして、ステルスの機密を盗もうと企てていた。フィリピン上空でギャラクシアンに潜入し、燃料を移し変え、5000フィートの上空から脱出するフィリップス。機内の異変に気付き、モーガンたちと手を組んで反撃を開始するウィンフィールド。壮絶な戦闘の末、多くの仲間を失ってしまったフィリップスは、一人ステルスに乗り込んで脱出を図る。それを追って、ウィンフィールドももう一機のステルスに乗り込む。ところが彼のステルスには武器が一切積み込まれていなかった。不利な状況の中、ウィンフィールドは巧みにフィリップスのステルスを誘導し、自滅させる。地上に着陸すると、モーガンだけが生き残っていた。ウィンフィールドは彼女の体を支え、2人で歩きだす。

今日は映画何の日?

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