キネマ旬報|キネマ旬報 2016年12月下旬号 No.1735
キネマ旬報目次・中身確認
表紙・巻頭特集
定価 | 850円+税 | ページ数 | |
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刊行 | キネマ旬報社 | 発行日 | 2016年12月5日 |
判型 | B5 | ISBN |
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【巻頭特集】
「海賊とよばれた男」
インタビュー 山崎貴[監督] 立派な人を描く伝記映画にはしない■岡﨑優子
岡田准一が演じきった国岡鐡造の“熱”■岡本修造
グラビアインタビュー
岡田准一 「海賊とよばれた男」■金澤誠
内容 / Detail
企画・作品特集
映画とジャズ
PART1 ジャズ評論家、映画を語る。
「ブルーに生まれついて」■後藤雅洋
「MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間」■柳樂光隆
PART2 インタビュー 瀬川昌久■高崎俊夫
ジャズ評論界のレジェンドが語る、〈ジャズ映画〉の愉しみ
PART3 映画監督とジャズ■上島春彦
カサヴェテス/イーストウッド/ウディ・アレン
PART4 映画とジャズをめぐる3つのコラム
〈白〉と〈黒〉の激突――フィルム・ノワールとジャズ■滝本誠
1959年―「アメリカの影」モード・ジャズという革命■大和田俊之
ポーランド映画とジャズの蜜月—クシシュトフ・コメダを中心に■オラシオ
寄せては返す新しい波
「ヒッチコック/トリュフォー」「パリ、恋人たちの影」
「ヒッチコック/トリュフォー」
インタビュー アントワーヌ・ド・ベック[元『カイエ・デュ・シネマ』編集長、映画批評家・研究者]
ヌーヴェル・ヴァーグが引き継いだ映画愛■魚住桜子
コラム ヒッチコックとバザン?トリュフォーのふたりの父?■野崎歓
「パリ、恋人たちの影」
インタビュー フィリップ・ガレル[監督] 私は永遠の“青春”を信じている■魚住桜子
インタビュー レナート・ベルタ[撮影監督] ガレルは本物の詩人だ■魚住桜子
インタビュー フランソワ・ミュジー[音響] ゴダールの音/ガレルの音■魚住桜子
おわらない、イオセリアーニの映画
「皆さま、ごきげんよう」
オタール・イオセリアーニ監督インタビューとイオセリアーニ映画■宇田川幸洋
イオセリアーニの映画術 おそるべき天才!■三木聡[映画監督]
アンジェイ・ワイダ 祖国と連帯した男
「映画の世紀」の黄昏 久山宏一[ロシア・ポーランド文学、ポーランド文化]に聞く ■平嶋洋一(編集部)
座談会 井上光晴×武井昭夫×堀川弘通×武田泰淳
危機的状況と作家精神――ポーランド映画「灰とダイヤモンド」をどう受けとめたか■(『キネマ旬報』1959年7月上旬号より再録)
会見記 アンジェイ・ワイダ、坂東玉三郎■河原晶子(『キネマ旬報』1989年4月上旬号より再録)
「貌斬り KAOKIRI?戯曲『スタニスラフスキー探偵団』より?」
インタビュー 細野辰興[監督] 映画監督細野辰興研究■伊藤彰彦
マーティン・スコセッシ、早口で饒舌!
高松宮殿下記念世界文化賞受賞と「沈黙−サイレンス−」■佐藤友紀
「時代劇は死なず ちゃんばら美学考」
インタビュー 中島貞夫[監督] 私は必ずちゃんばら映画を撮る所存でおります■増當竜也
「シン・ゴジラ」in アメリカ
「かの国」で“Shin Godzilla”はいかに観られたのか■平沢薫
UPCOMING新作紹介
REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評
上野昻志、上島春彦、モルモット吉田
□アズミ・ハルコは行方不明□いたくても いたくても□時代劇は死なず ちゃんばら美学考□ちょき
北川れい子、千浦僚、松崎健夫
□俺たち文化系プロレスDDT□疾風ロンド□ジムノペディに乱れる□古都
荻野洋一、北里宇一郎、中西愛子
□エヴォリューション□グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状□ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち□母の残像
佐々木敦、那須千里、山口剛
□ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気□ブルーに生まれついて□私の少女時代−Our Times−□ブレア・ウィッチ
篠儀直子、内藤誠、平田裕介
□世界の果てまでヒャッハー!□五日物語―3つの王国と3人の女―□マダム・フローレンス! 夢見るふたり□マックス・スティール
NEWS
2016年読者ベスト・テン選出用作品リスト
NEWS
JAPAN REPORT■和田隆 JAPAN BOX OFFICE
EUROPE REPORT■田中裕子
ASIA REPORT■佐藤結
USA REPORT■荻原順子 USA BOX OFFICE■濱口幸一
連載コラム
[最終回] 掛尾良夫 前途は遥けく、行路難く キネマ旬報物語
成田陽子 忘れられないスター ロビン・ライト
大高宏雄 ファイト・シネクラブ
立川志らく シネマ徒然草
川本三郎 映画を見ればわかること
[最終回] 滝本誠 セルロイドの画集 シネマ・アート・ランダム
[最終回] 荒俣宏 百年の闇 キネマの幻
細野晴臣 映画を聴きましょう
加藤武/市川安紀 因果と丈夫なこの身体 ?加藤武 芝居語り?
木下繁貴 映画を送り出す“勇気”
秋本鉄次 カラダが目当て リターンズ
鬼塚大輔 誰でも一つは持っている
増當竜也 戯画日誌
山根貞男 日本映画時評
渡部実 文化映画