清の康煕帝と治水に尽力した者たちを描く『康熙帝~大河を統べる王~』。配信&DVDリリースが決定、予告映像が公開

 

60年以上もの統治で清王朝の全盛期を築いた第4代皇帝・康熙帝(こうきてい)。《三藩の乱》《鄭氏台湾の征服》《新しい税制度の導入》などで知られるが、それらの陰に隠れた業績《黄河の治水》にスポットを当て、圧倒的スケールで描いた時代劇が『康熙帝~大河を統べる王~』だ。このたび配信とDVDリリースが決定し、予告映像が公開された。

 

 

『王女未央ーBIOUー』のルオ・ジンが康熙帝を演じ、『鶴唳華亭〜Legend of Love~』のホァン・チーチョンや「少年の君」のイン・ファンらが共演。朝廷内闘争、高官らの汚職、対抗勢力との戦いといった内憂外患に直面しつつ、人智を尽くして黄河の治水事業に奮闘した人々を描き上げる。黄河の氾濫シーンは、チャン・ティン監督のこだわりにより実写で撮影された。

 

 

配信は6月5日より各事業社にて順次開始。DVDはセルのBOX1が6月5日、BOX2が7月3日、BOX3が8月7日に発売され、レンタルは6月5日より順次リリース(発売元はポニーキャニオン/フォーカスピクチャーズ、販売元はポニーキャニオン)。BOX3のブックレットには、撮影秘話などを語ったチャン・ティン監督のインタビューが掲載されるので注目したい。

 

 

Story
康煕15年、長雨により皇帝(ルオ・ジン)の願いもむなしく黄河が氾濫し、甚大な被害が発生。先頭に立って堤防を守っていた安徽巡撫の靳輔(ホァン・チーチョン)は、責任を問われて都に移送される。その途中で彼は、科挙試験のために上京していた陳潢(イン・ファン)に出会い、その才能を朝廷に伝える。
《三藩の平定》《漕運(水運)》《黄河の治水》に注力していた康煕は、清廉で実直な靳輔を河道総督に任じ、科挙試験には落第したものの治水の知識と情熱は確かな陳潢を幕僚として登用。こうして靳輔と陳潢は、利権をめぐる役人たちの汚職に翻弄されながらも、黄河の安定を目指して大工事に挑む──。

 

『康熙帝~大河を統べる王~』

出演:ルオ・ジン(羅晋)、ホァン・チーチョン(黄志忠)、イン・ファン(尹昉)、シー・メイチュアン(奚美娟)、リャン・グァンホア(梁冠華)、ゴン・レイ(公磊)
監督・脚本:チャン・ティン(張挺)
2022年/中国/全40話
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公式サイト:https://www.welovek.jp/kokitei/

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