種をまく人

たねをまくひと
上映日
2019年11月30日

製作国
日本

上映時間
117分

ジャンル
ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
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ここが見どころ

第57回テッサロニキ国際映画祭最優秀監督賞および最優秀主演女優賞を受賞した、自主制作の人間ドラマ。3年ぶりに病院から戻り、弟・裕太の家を訪れた光雄。姪の知恵やその妹でダウン症の一希に迎えられ幸せなひとときを過ごすが、翌日突然の不幸が訪れる。監督は「勝子」で第14回看取短編映画祭準グランプリを、「死と愛」で第22回新人シナリオコンクール佳作を受賞した竹内洋介。「ミュージアム」などに出演するほか「未来の記録」など監督としても活動する岸建太朗が光雄を演じるとともに撮影監督を務めた。知恵を演じた竹中涼乃は第57回テッサロニキ国際映画祭最優秀主演女優賞、第33回LAアジア太平洋映画祭ベストヤングタレント賞を受賞。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    須永貴子

    家族の死、罪、崩壊、再生への祈り。シリアスでヘヴィな内容は息苦しく、そして説教臭くなる恐れがある。しかし本作は、演出も映像も音楽も仰々しくなることなく、できる限りそこにあるものをそのまま映しているからか抜けが良い。主人公の少女、父親、担任の教師など、芝居を感じさせない演出と撮影も成功している。ゴッホの人生、キーアイテムとなるひまわり、ダウン症患者、被災地への想いは、監督のメッセージを読めば伝わるが、映画には落とし込めきれていない。

  • 映画評論家

    山田耕大

    確か三島由紀夫いわく、「芸術というものは世の中に毒をまき散らすことにほかならない」。毒を承知でまき散らすのはともかく、薬だと言って毒をまくのは犯罪である。そして自覚もない時にはなおさら罪深い。いたいけな少女がむごい罪を犯し、それを心を病んだ叔父になすりつける。が、それを親は、なかったことにさせてしまう。この少女の行く末を思うとやりきれない。彼女は償えない罪を一生背負って生きていくのだ。少女も我々もひまわりがいくら咲いても決して心を癒されない。

  • 映画評論家

    吉田広明

    ダウン症の妹を事故で死なせ、その責を伯父に負わせる姪。伯父はフクシマの惨状を目にして精神障害を負ったという設定。彼が罪を負い、贖罪のヒマワリの種をまくという形で聖人化されることで、姪の罪も何だか原罪のように深刻めいて見える。フクシマだのダウン症だの、(姪の)いじめだの、社会的事象をてんこ盛りにした分、それぞれについての視線は浅く、何が社会において罪なのか、救いなのか、人間の、社会の奥にまで届くような深みを獲得するに至っていない。

みんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2019年11月26日に投稿
    87
    • 可愛い
    • 考えさせられる

    ネタバレ

「種をまく人」のストーリー

高梨光雄は3年ぶりに病院から戻り、弟の裕太の家を訪れる。再会を喜ぶ姪の知恵やその妹でダウン症の一希に迎えられ、光雄は幸せなひとときを味わう。その夜、光雄は知恵にせがまれ、被災地で見たひまわりについて語った。その美しい景色を思い浮かべながら、太陽に向かって咲くひまわりと時折空を見上げる一希の姿とを重ね会わせる知恵。翌日、知恵は光雄と遊園地に行きたいと言い出し、裕太と妻・葉子は娘たちを光雄に預けるが、遊園地で突然の不幸が訪れる。

「種をまく人」の映像

「種をまく人」の写真

「種をまく人」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「種をまく人」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2019
公開年月日 2019年11月30日
上映時間 117分
配給 ヴィンセントフィルム
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
音量 その他
公式サイト http://www.sowermovie.com/
コピーライト (c)Yosuke Takeuchi

「種をまく人」のみんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2019年11月26日に投稿
    87
    • 可愛い
    • 考えさせられる

    ネタバレ


映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

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エイブ・ヴィゴーダ(2016)

アンダーワールド(1996)

自分と父親を陥れた真犯人を見つけるため、正体不明の謎の男に接近する青年のパラノイアックな復讐劇を描いた異色サスペンス。本作の後「マッド・ドッグス」(日本では98年1月公開)で監督デビューも果たしたヴェテラン俳優ラリー・ビショップ(本作で助演も)の脚本を、「スター・ウォーズ」(美術監督としてアカデミー装飾部門最優秀賞を受賞)、『The Sender』(日本未公開、監督作)のロジャー・クリスチャンの監督で映画化。美術はアキ・カウリスマキ監督作品(「ラ・ヴィ・ド・ボエーム」ほか)でも知られるジョン・エブデン。出演は「ネオン・バイブル」のデニス・レアリー、「アンカーウーマン」のジョー・モントーニャ、「フューネラル」のアナベラ・シオラ、「ゴッドファーザー」のアベ・ヴィゴダ、「シリアル・ママ」のトレイシー・ローズほか。

シュガー・ヒル

ニューヨーク・ハーレムの暗黒街で、ドラッグ売買のトップにのし上がった2人の兄弟の葛藤を軸に展開する、愛と暴力に彩られたブラック・ムービー。監督はキューバ出身で、カンヌ国際映画祭で上映された「クロスオーバー・ドリーム」やテレビ映画「心臓が凍る瞬間」(日本では劇場公開)などの作品があるレオン・イチャソ。脚本はバリー・マイケル・クーパー。製作は「ラブ・クライム 官能の罠」のルディ・ラングレイスと、グレゴリー・ブラウン。エグゼクティヴ・プロデューサーは「ザ・コミットメンツ」のアーミヤン・バーンスタインとトム・ローゼンバーグ、マーク・エイブラハムズの共同。撮影は「ディープ・カバー」「カリフォルニア(1993)」のボージャン・バゼリ。音楽はテレンス・ブランチャードで、ジャズ、ファンク、ソウル、ラップ、ヒップホップ、ブラック・コンテンポラリー、アフリカン・ミュージックからゴスペルに至るまで、さまざまなブラック・ミュージックの挿入曲が全編に流れる。美術は「再会の時」のマイケル・ヘルミー、主人公兄弟の人物造形や作品世界の上でも重要な要素を占める衣装は、「ディック・トレイシー」のエドゥアルド・カストロで、ヴェルサーチ、ヨージ・ヤマモトなどのスーツが使用されている。主演は「ニュー・ジャック・シティ」「デモリションマン」「ドロップ・ゾーン」など出演作が相次ぐウェズリー・スナイプスと、「ストリーマーズ 若き兵士たちの物語」『ファイブ・ハートビーツ』(V)のマイケル・ライト。「クロウ 飛翔伝説」のアーニー・ハドソン、「ビバリーヒルズ・コップ3」のテレサ・ランドルらが共演。