ここが見どころ
実在する孤高の地下芸人・横須賀歌麻呂の半生を自身が演じる超妄想スペクタクル。その過激な芸風とストイックな姿勢から芸人仲間からも一目置かれている横須賀。単独ライブに向けて奔走するなか、次々と困難が襲いかかり彼の創作活動は狂気に取り憑かれていく。横須賀の創作意欲を支えるヒロインを「純平、考え直せ」の柳ゆり菜が演じるほか、「星座」の占部房子、「闇金ドッグス7」の藤田記子が出演。監督は、『Mr.マリック超魔術シリーズ』や『女王の教室』などのテレビ作品を手がけてきた大塚恭司。
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「東京アディオス」のストーリー
東京。全く売れない芸人たちだけが生息する“お笑いアンダーグラウンド”で「地下芸人の帝王」と呼ばれる横須賀歌麻呂は、日々ティッシュ配りバイトと全く金にならないライブでの新ネタ作りに追われていた。彼の創作の原動力は、とにかく客を笑わせたいという本能、そしてライブに必ず現れる一人の女性客(柳ゆり菜)の存在であった。彼女の励ましによって、横須賀は年一回行われる単独ライブを成功させようと強く決意するが、彼を取り巻く現実はあまりにも過酷だった。やがて、肉体的にも精神的にもボロボロの状態に追い詰められていく横須賀。現実と幻想、愛と暴力、破滅と救済、あらゆる矛盾を脳内に抱え込みながら、彼の創作活動は狂気と妄想に取り憑かれていく……。
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「東京アディオス」の写真
「東京アディオス」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 伝記 ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2019年10月11日 |
上映時間 | 108分 |
製作会社 | 2018 映画『東京アディオス』製作委員会(製作幹事:VAP/制作プロダクション:スロータイド/制作協力:オフィスアッシュ=AX-ON) |
配給 | プレシディオ |
レイティング | R-15 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://tokyo-adios.com/ |
コピーライト | (C)2018 映画「東京アディオス」製作委員会 |
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今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 1/20
- デイヴィッド・リンチ(1946)
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ようこそ映画音響の世界へ
ハリウッドの映画音響に焦点をあてたドキュメンタリー。その進化において大きな偉業を残した「市民ケーン」「鳥」「ゴッドファーザー」などの名作から映画音響の歴史を紹介。さらに、スペシャリストたちと共に“音”が映画にもたらす効果と重要性に迫っていく。出演は「地獄の黙示録」のウォルター・マーチ、「スター・ウォーズ」のベン・バート、「ジュラシック・パーク」のゲイリー・ライドストローム。 -
デニス・ホッパー/狂気の旅路
個性派俳優でありアメリカン・ニューシネマを代表する「イージー・ライダー」を監督、アーティストとしての顔も持つハリウッドの反逆児デニス・ホッパーの半生を追うドキュメンタリー。関係者の証言や未公開映像を交え、その足跡と映画史における役割を辿る。デニス・ホッパーの大ファンだったニック・エベリング監督が、1970年代初頭から約40年にわたりホッパーの右腕だったサティヤ・デ・ラ・マニトウをはじめ家族や友人・知人らによる数々の証言や、自ら集めた未公開映像をもとに構成。 - エヴァン・ピーターズ(1987)
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ボーダーライン:ソマリア・ウォー
海賊が蔓延るソマリアで現地取材を行ったジャーナリスト、ジェイ・バハダーの手記を映画化。2008年。伝説のジャーナリスト、シーモアの影響を受けたジェイは、ソマリアの現地取材に向かう。危険な取材の中、使命感を芽生えさせてゆくジェイだったが……。出演は「X-MEN:ダーク・フェニックス」のエヴァン・ピーターズ、「キャプテン・フィリップス」のバーカッド・アブディ、「ワーキング・ガール」のメラニー・グリフィス、「ゴッドファーザー」のアル・パチーノ。 -
X-MEN:ダーク・フェニックス
特殊能力を持つミュータントたちの活躍を描いた人気シリーズ「X-MEN」第7弾。X-MENの一員であるジーン・グレイが宇宙で事故に遭遇。これによりダークサイドが覚醒し、世界を滅ぼすほどの強大なパワーを持つダーク・フェニックスに変貌する……。出演は前作「X-MEN:アポカリプス」に引き続きジーン・グレイを演じるソフィー・ターナー、「ミスター・ガラス」のジェームズ・マカヴォイ、「エイリアン:コヴェナント」のマイケル・ファスベンダー。「X-MEN:アポカリプス」の脚本を担当するなど、長年にわたってシリーズに携わってきたサイモン・キンバーグが、長編映画初監督を務める。
NEW今日命日の映画人 1/20
- オードリー・ヘップバーン(1993)
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マイヤーリング
1957年にテレビ番組『プロデューサーズ・ショーケース』の1本として1度だけ全米生放送された作品。以後、目にする機会はなかったが、当時の技術“キネスコープ”で録画されたマスターを復元し、劇場公開が実現した。オードリー・ヘプバーン(「ローマの休日」)とメル・ファーラー(「戦争と平和」)の夫婦共演も話題に。 -
ローマの休日 製作50周年記念デジタル・ニューマスター版
アメリカン・フィルム・インスティテュートが2000年に発表した“アメリカが生んだ最も素晴らしいラブストーリー ベスト100”の第4位に選ばれた恋愛映画。製作から50周年を迎え、“デジタル・ニューマスター版”として再び公開された。この映画によって、主演のオードリー・ヘプバーンは無名の女優からハリウッド・スターとなった。なお脚本は、当時の赤狩りでハリウッドから締め出されていたダルトン・トランボが、友人のイアン・マクラレン・ハンター名義で初稿を執筆、これにハンターが手を加えたものを、さらにジョン・ダイトンが改稿するかたちで決定稿に至った。初公開時はトランボの名前は伏せられていたが、のちに当時の事情が明らかになり、デジタル・ニューマスター版には新たにトランボの名がクレジットされている。