罪の声

つみのこえ
上映日
2020年10月30日

製作国
日本

上映時間
142分

ジャンル
サスペンス・ミステリー ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
+ 評価する

ここが見どころ

グリコ・森永事件をモチーフにし2016年週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位に輝いた同名小説を映画化。記者の阿久津は昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ取材を重ねる。一方俊也は事件の脅迫テープに自分の声が使われていたことを知り……。監督は、TBSテレビに所属し『カルテット』など数々のTVドラマの演出をするほか、「映画 ビリギャル」など映画監督としても活動する土井裕泰。「人間失格 太宰治と3人の女たち」の小栗旬と、ミュージシャンや文筆家としても活躍する星野源が、未解決事件に翻弄され人生が交錯する二人の男を演じる。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    北川れい子

    無数にある情報と、隠された真実。立場が異なる2人を主人公にして、未解決のまま時効となった35年前の〈劇場型犯罪〉事件を今につなげるこの作品、娯楽映画として上々の面白さで、ついのめり込んで観た。むろん、塩田武士の原作の力が大きいのだが、半端ない数の登場人物をパズルのピースのようにえり分けて、さらに回想とエピソードでフォローする脚本が達者で、土井監督の演出も丁寧。中盤で出会う主人公たちのさりげない友情もいい。事件の背景に時代への怒りがあるのも痛烈。

  • 編集者、ライター

    佐野亨

    現代個性派図鑑のごとき証言者の面々に近頃の日本映画では珍しい「顔」の説得力を実感する。が、顔の象徴性が最大の効力を発揮するのは後半、宇崎竜童と梶芽衣子の横顔がジャンプカットで重ね合わされる瞬間だ。そして宇崎の口から「闘争」ということばが語られ、歴史が呼び出される。その歴史への執着が引き起こした悲劇——死者はいないと思われた事件のほんとうの貌——が徐々に胸に迫るが、過剰な説明台詞と余韻に乏しい画作りが災いして大傑作になりそこねているのが残念。

  • 詩人、映画監督

    福間健二

    あと一時間というところで時計を見た。そこまでは、題材は特異でもルーティンでこなしている感じだった。そのあと畳み込まれるように、原作、野木亜紀子の脚本、そして土井監督が突きつけようとしているものが鮮明に出て、愕然とした。社会への怒り、抗議、ウップンばらしが、判断力のない存在を巻き込む。許されていいのか。それこそ化石度高い世代の内側からは出せなかった問いだ。巻き込まれた子どもたちの物語。痛切だ。なじみの顔が次々に登場するなかで特筆すべきは宇野祥平。

みんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2020年12月1日に投稿
    89
    • 手に汗握る
    • かっこいい

    ネタバレ

「罪の声」のストーリー

平成が終わろうとしている頃、大日新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は既に時効となっている昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれた。事件の真相を追い取材を重ねる中で、犯人グループが脅迫テープに3人の子どもの声を吹き込んだことが阿久津の心に引っかかる。一方、京都で亡くなった父から受け継いだテーラーを営み家族3人で幸せに暮らす曽根俊也(星野源)は、ある日父の遺品の中から古いカセットテープを見つける。何となく気に掛かり再生すると、聞こえてきたのは確かに幼い頃の自分の声であるが、それはあの未解決事件で犯人グループが身代金の受け渡しに使用した脅迫テープと全く同じ声でもあった。事件の真相を追う阿久津と、脅迫テープに声を使用され知らないうちに事件に関わってしまった俊也ら3人の子供たちの人生が、35年の時を経て、激しく交錯する。

「罪の声」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「罪の声」のスペック

基本情報
ジャンル サスペンス・ミステリー ドラマ
製作国 日本
製作年 2020
公開年月日 2020年10月30日
上映時間 142分
製作会社 「罪の声」製作委員会(制作会社:TBS SPARKLE=フィルムフェイス)
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
公式サイト https://tsuminokoe.jp/
コピーライト (C)2020「罪の声」製作委員会

「罪の声」のみんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2020年12月1日に投稿
    89
    • 手に汗握る
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    ネタバレ


映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/8

ブライアン・タイラー(1972)

ランボー ラスト・ブラッド

シルベスター・スタローンの代表作「ランボー」シリーズ最終章。元グリーンベレーのランボーは、古郷アリゾナで、古くからの友人マリアとその孫娘ガブリエラと平穏に暮らしていた。ところがガブリエラが人身売買カルテルに拉致され、ランボーは救出に向かう。出演は、「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」のパス・ヴェガ、「サンダー・ソード 聖杯と暗黒魔王の騎士団」のセルヒオ・ペリス・メンチェータ、「バベル」のアドリアナ・バラーサ、ドラマ『フォスター家の事情』のイヴェット・モンレアル、「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」のオスカル・ハエナダ。監督は、「キック・オーバー」のエイドリアン・グランバーグ。

エスケープ・ルーム(2019)

「ワイルド・スピード」シリーズのプロデューサー、ニール・H・モリッツが手掛けたシチュエーションスリラー。あるオフィスビルに集められた賞金1万ドルを賭けた体験型脱出ゲームの参加者6人が、様々なトラップが仕掛けられた死のゲームに挑んでいく。出演は『ロスト・イン・スペース』のテイラー・ラッセル、「僕のワンダフル・ライフ」のローガン・ミラー。監督は「インシディアス 最後の鍵」のアダム・ロデヒル。
スティーヴン・アメル(1981)

ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影 シャドウズ

忍術を使うカメが活躍するアメコミ原作の人気シリーズを、「トランスフォーマー」のマイケル・ベイ製作により映画化。宿敵シュレッダーが脱獄し、再びニューヨークを恐怖に陥れようとする。タートルズはエイプリルや新しい仲間のケイシーらと共に立ち向かう。監督は、「EARTH TO ECHO アース・トゥ・エコー」のデイヴ・グリーン。出演は、「トランスフォーマー」シリーズのミーガン・フォックス、「ミュータント・タートルズ」のウィル・アーネット、「私が愛した大統領」のローラ・リニー、ドラマ『ARROW/アロー』のスティーヴン・アメル、「ゴーン・ガール」のタイラー・ペリー、「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」のブライアン・ティー。

あの日の指輪を待つきみへ

戦争によって失われた愛が1つの指輪と共に甦る、2つの時代と2つの大陸を結ぶ壮大なラブ・ストーリー。監督は、「ガンジー」のリチャード・アッテンボロー。出演は、「愛と追憶の日々」のシャーリー・マクレーン、TVシリーズ『The OC』のミーシャ・バートン、「サウンド・オブ・ミュージック」のクリストファー・プラマー。

NEW今日命日の映画人 5/8

ブライアン・フォーブス(2013)

チャーリー(1992)

サイレント映画の時代から赤狩りでハリウッドを追われるまで世界の喜劇王として活躍したチャールズ・チャップリンの半生を描く伝記ドラマ。監督・製作は「遠い夜明け」のリチャード・アッテンボローで、彼の「ガンジー」を10回以上観たというチャップリンの未亡人ウーナの許諾を得て実現した企画である。共同製作は「氷の微笑」のマリオ・カサール。アッテンボローの製作会社に所属するダイアナ・ホーキンスの原案で、チャップリン自身の手による「チャップリン自伝」(新潮社・刊)と、この作品の歴史顧問も務めるデイヴィッド・ロビンソンの、徹底した調査に基づいて全生涯を再現したドキュメント「チャールズ・チャップリン」(文藝春秋・刊)を原作に、小説家でもあるウィリアム・ボイドと、ブランアン・フォーブス、「ミザリー」のウィリアム・ゴールドマンが共同で脚本を執筆した。撮影は「存在の耐えられない軽さ」のスヴェン・ニクヴィスト、音楽は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のジョン・バリーが担当。主演は「エア・アメリカ」のロバート・ダウニー・ジュニア。チャップリンの娘で、「モダーンズ」のジェラルディン・チャップリンが自身の祖母にあたるハンナを演じている。他に「スニーカーズ」のダン・エイクロイド、「冬の恋人たち」のモイラー・ケリー、「ワンダとダイヤと優しい奴ら」のケヴィン・クライン、「ストリート・オブ・ファイヤー」のダイアン・レインらが共演している。

サンデー・ラバーズ

ロンドン、パリ、ローマ、ロスの世界の4都市を舞台に恋にハリキる中年男性の姿をそれぞれの独立したストーリーで描いたオムニバス映画。製作はレオ・L・フックス、監督は一話(ロンドン)がブライアン・フォーブス、二話(パリ)がエドゥアール・モリナロ、三話(ロス)がジーン・ワイルダー、四話(ローマ)はディーノ・リージが担当。脚本はフランシス・ヴェベール、アージェ・スカルペッリ、レスリー・ブリカッセ、ジーン・ワイルダー、撮影はクロード・アゴスティーニ、トニーノ・デリ・コリ、ジェリー・ハーシュフェルド、クロード・ルコント、音楽はマヌエル・デ・シーカが担当。出演はロジャー・ムーア、リノ・ヴァンチュラ、ジーン・ワイルダー、ウーゴ・トニャッティなど。英語版。