沈没家族 劇場版

ちんぼつかぞくげきじょうばん
上映日
2019年4月6日

製作国
日本

上映時間
93分

  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
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ここが見どころ

加納士が大学の卒業制作として発表し、PFFアワード2017審査員特別賞受賞など高評価を得たドキュメンタリーを再編集して劇場公開。1995年、東京の東中野で始まった共同保育“沈没家族”。ここで育った加納監督が、当時の体験を振り返ってゆく。注目のバンド、“MONO NO AWARE”が音楽を担当し、本作のために『A・I・A・O・U』を新たに書下ろしている。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    北川れい子

    監督本人が特異な環境に育った自分を素材にして、そこで出会った人々の現在を描きつつ、家族のありようを問う……。聞けばもとは大学の卒業制作だったとか。確かにチラシで募集した見ず知らずの保育人に育てられたという体験は記録ものだろうが、どうも表面的で突っ込み不足、いいとこ撮りのプライベート・フィルムの印象も。もし全く別の人がこの素材を撮っていたら、もっとリアルで生臭いドキュメンタリーになったと思うが、当事者の加納監督、当時を単純に懐かしむだけ。

  • 映画文筆系フリーライター

    千浦僚

    私はこの監督が回顧、検証する彼の母親と共同保育の関係者と同世代なのでその“冒険”(思考や思想上の実験というより、やむにやまれぬ、不可逆なトライであったろうからむしろこう呼びたい)が為されたことに感動する。その結果である彼、監督加納土がこうあることでそれが世に知らされていくことも面白い。登場人物が頻繁に、怖い、と口にしていたことが印象深い。育児、成長の様子、再会……ひとと関わることは怖いものなのだ。だからこそ本作は勇気についての記録でもある。

  • 映画評論家

    松崎健夫

    “沈没家族”の当人が大人になり、人生を俯瞰しながら再検証した本作。自身の幼少期のアーカイブ映像がテレビや映画の中にあること自体が特殊であるため、飛び道具的な題材でもある。同時にこのことは、スマホ等の動画撮影機能によって多くの映像素材が保存されていることの意味も再確認させる。つまりは、未来のドキュメンタリー作品のあり方をも垣間見せるからだ。そして「家族の正しいあり方って何だ?」と問いかけながら、「普通って何だ?」という価値観を本作は問うている。

みんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2020年2月3日に投稿
    86
    • 感動的な

    ネタバレ

「沈没家族 劇場版」のストーリー

バブル経済崩壊後の1995年。地下鉄サリン事件や阪神淡路大震災が起き、世相がますます暗くなる中、東京・東中野の片隅で、ある試みが始まった。シングルマザーの加納穂子が始めた共同保育“沈没家族”だ。ここでは、集まった保育人たちが一緒に子どもたちの面倒を見ながら共同生活を送っていた。そこで育ったボク(=加納土監督)が“ウチってちょっとヘンじゃないかな?”と、ようやく気づいたのは9歳の頃。やがて大学生になり、改めて思った。ボクが育った“沈没家族”とは何だったのか。“家族”とは何なのか……。当時の保育人たちや一緒に生活した人たちを辿りつつ、母の想い、そして不在だった父の姿を追いかけて、“家族のカタチ”を見つめなおしていく。

「沈没家族 劇場版」の写真

「沈没家族 劇場版」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「沈没家族 劇場版」のスペック

基本情報
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2019年4月6日
上映時間 93分
製作会社 製作:おじゃりやれフィルム
配給 ノンデライコ
カラー/サイズ カラー
公式サイト http://chinbotsu.com/
コピーライト (C)2019おじゃりやれフィルム

「沈没家族 劇場版」のみんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2020年2月3日に投稿
    86
    • 感動的な

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映画専門家レビュー

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ジャック・リヴェット(2016)

アニエスの浜辺

「落穂拾い」のアニエス・ヴァルダ監督による自伝的ドキュメンタリー。生い立ちや家族、友人、思い出の地、亡夫ジャック・ドゥミ、ヌーヴェル・ヴァーグ、ハリウッド等、彼女自身が語り、過去の作品やインタビュー、心象風景を交えながら現在と過去を繋いでいく。出演はアニエス・ヴァルダ、ジャック・ドゥミ、マチュー・ドゥミ、ジャン=リュック・ゴダール、ジェーン・バーキン、カトリーヌ・ドヌーヴ、ハリソン・フォード、ジム・モリソンなど。まもなく81歳になるアニエス・ヴァルダがベルギーの浜辺に立ち、鏡を並べる指示を出している。その鏡には海やアニエス自身、人影等が映りこむ。振り返ると彼女の人生には、いつも浜辺があった。子供時代を過ごしたベルギーの浜辺に始まり、戦火を逃れて疎開した南フランスの港町セート、夫であるジャック・ドゥミと渡ったアメリカ・西海岸……。自身、家族、友人、そして夫について思いを馳せながら続ける旅は、アニエスの個人史であると同時に、第二次世界大戦、戦後、ヌーヴェル・ヴァーグ、フラワーチルドレン、ウーマン・リヴ……、さながら現代史、そしてフランスの芸術史でもあった。

ランジェ公爵夫人

19世紀フランスを代表する作家、バルザックの同名小説を「美しき諍い女」のジャック・リヴェット監督が映画化。パリを舞台に繰り広げられる、貴族階級の女性と無骨な軍人の数奇な運命の恋物語。主演は「恋ごころ」のジャンヌ・パリバールと、ジェラール・ドパルデューの息子で「ポーラX」にも主演したギョーム・ドパルデュー。

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