まく子

まくこ
上映日
2019年3月15日

製作国
日本

上映時間
108分

ジャンル
ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
+ 評価する

ここが見どころ

直木賞受賞作家・西加奈子の同名小説を「真夏の方程式」の山﨑光主演で映画化。ひなびた温泉街の旅館の息子で小学5年生のサトシは、不思議な転入生・コズエに困惑しながらも惹かれていく。やがてコズエは、「ある星から来た」と信じがたい秘密を打ち明ける。出演は、「Blue Wind Blows」の新音、「映画 深夜食堂」シリーズの須藤理沙、「クソ野郎と美しき世界」の草彅剛。監督・脚本は、「はつ恋」の鶴岡慧子。

映画専門家レビュー

  • 上野昴志

    サトシ役の山﨑光が、どこにでもいそうな男の子という感じで、鄙びた土地の空気に自然に溶け込んでいるのに対し、コズエと名乗る新音が、宇宙とは言わずとも、何処か遠い国から舞い降りた雰囲気なのが生きている。『風の又三郎』だと子どもたちだけの世界だが、これは、サトシの周りの大人たち、とりわけ草彅剛演じる温泉旅館の板場を預かる父親を中心にした俗な世界をベースにしているところに工夫がある。新音の枯れ葉を撒く姿もいいが、全体にもう少し弾んだ感じが欲しい。

  • 映画評論家

    上島春彦

    クライマックス、度が過ぎてシラけた感じはあるが楽しめる。「度が過ぎ」るというのは、秘密めいた小学生の話でよかったのに大人もファンタジーの世界に巻き込むのが今一つ分からない、ということ。基本的に『風の又三郎』と『謎の転校生』タイプの物語だが、問題の転校生が絶世の美少女。なので彼女に恋する少年の初めての夢精が描かれることになったりする。この時期の少年には実は自分の肉体こそが、コントロールの利かない他者なのである。浮気性の父親との和解の場面も滑稽で良い。

  • 映画評論家

    吉田伊知郎

    最近は子どもを等身大の目線でリアルに描こうとするせいか、男性監督による男子像も、女性監督による女子像も画一的な印象を持つことが多い。本作の大人の目線で作り込まれた子どもと演技には、精緻な演出を施せばリアルを上回る虚構の中の自由が生まれることを実感させる。不思議な透明感を漂わせる大人びた新音が魅力的だが、大人未満子ども以上の宙ぶらりんな時期を煩悶しながら過ごす山﨑光の虚無的な表情が良い。草彅は脇に回ると手強い存在になると予想していた通りの好演。

みんなのレビュー

  • ユーザA

    2020年4月8日に投稿
    100

    ネタバレ

  • EIGA FAN

    2019年3月11日に投稿
    78
    • 感動的な

    ネタバレ

「まく子」のストーリー

ひなびた温泉街の旅館の息子で小学5年生のサトシ(山﨑光)は、自分の体の変化に悩み、女好きの父親・光一(草彅剛)に反感を抱いていた。ある日、コズエ(新音)という美しい少女が転入してくる。コズエの不思議な言動に最初は困惑していたサトシだったが、次第に彼女に惹かれていく。やがて、「ある星から来たの。」と信じがたい告白をするコズエが、町の人々にまいたものとは……。

「まく子」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「まく子」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2019年3月15日
上映時間 108分
製作会社 アミューズ=日活=朝日新聞社=ひかりTV(製作幹事:アミューズ=日活/企画・制作プロダクション:フラミンゴ/制作プロダクション:オフィス・シロウズ)
配給 日活
レイティング 一般映画
カラー/サイズ カラー
公式サイト http://makuko-movie.jp/
コピーライト (C)2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)

「まく子」のみんなのレビュー

  • ユーザA

    2020年4月8日に投稿
    100

    ネタバレ

  • EIGA FAN

    2019年3月11日に投稿
    78
    • 感動的な

    ネタバレ


映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 1/20

デイヴィッド・リンチ(1946)

ようこそ映画音響の世界へ

ハリウッドの映画音響に焦点をあてたドキュメンタリー。その進化において大きな偉業を残した「市民ケーン」「鳥」「ゴッドファーザー」などの名作から映画音響の歴史を紹介。さらに、スペシャリストたちと共に“音”が映画にもたらす効果と重要性に迫っていく。出演は「地獄の黙示録」のウォルター・マーチ、「スター・ウォーズ」のベン・バート、「ジュラシック・パーク」のゲイリー・ライドストローム。

デニス・ホッパー/狂気の旅路

個性派俳優でありアメリカン・ニューシネマを代表する「イージー・ライダー」を監督、アーティストとしての顔も持つハリウッドの反逆児デニス・ホッパーの半生を追うドキュメンタリー。関係者の証言や未公開映像を交え、その足跡と映画史における役割を辿る。デニス・ホッパーの大ファンだったニック・エベリング監督が、1970年代初頭から約40年にわたりホッパーの右腕だったサティヤ・デ・ラ・マニトウをはじめ家族や友人・知人らによる数々の証言や、自ら集めた未公開映像をもとに構成。
エヴァン・ピーターズ(1987)

ボーダーライン:ソマリア・ウォー

海賊が蔓延るソマリアで現地取材を行ったジャーナリスト、ジェイ・バハダーの手記を映画化。2008年。伝説のジャーナリスト、シーモアの影響を受けたジェイは、ソマリアの現地取材に向かう。危険な取材の中、使命感を芽生えさせてゆくジェイだったが……。出演は「X-MEN:ダーク・フェニックス」のエヴァン・ピーターズ、「キャプテン・フィリップス」のバーカッド・アブディ、「ワーキング・ガール」のメラニー・グリフィス、「ゴッドファーザー」のアル・パチーノ。

X-MEN:ダーク・フェニックス

特殊能力を持つミュータントたちの活躍を描いた人気シリーズ「X-MEN」第7弾。X-MENの一員であるジーン・グレイが宇宙で事故に遭遇。これによりダークサイドが覚醒し、世界を滅ぼすほどの強大なパワーを持つダーク・フェニックスに変貌する……。出演は前作「X-MEN:アポカリプス」に引き続きジーン・グレイを演じるソフィー・ターナー、「ミスター・ガラス」のジェームズ・マカヴォイ、「エイリアン:コヴェナント」のマイケル・ファスベンダー。「X-MEN:アポカリプス」の脚本を担当するなど、長年にわたってシリーズに携わってきたサイモン・キンバーグが、長編映画初監督を務める。

NEW今日命日の映画人 1/20

オードリー・ヘップバーン(1993)

マイヤーリング

1957年にテレビ番組『プロデューサーズ・ショーケース』の1本として1度だけ全米生放送された作品。以後、目にする機会はなかったが、当時の技術“キネスコープ”で録画されたマスターを復元し、劇場公開が実現した。オードリー・ヘプバーン(「ローマの休日」)とメル・ファーラー(「戦争と平和」)の夫婦共演も話題に。

ローマの休日 製作50周年記念デジタル・ニューマスター版

アメリカン・フィルム・インスティテュートが2000年に発表した“アメリカが生んだ最も素晴らしいラブストーリー ベスト100”の第4位に選ばれた恋愛映画。製作から50周年を迎え、“デジタル・ニューマスター版”として再び公開された。この映画によって、主演のオードリー・ヘプバーンは無名の女優からハリウッド・スターとなった。なお脚本は、当時の赤狩りでハリウッドから締め出されていたダルトン・トランボが、友人のイアン・マクラレン・ハンター名義で初稿を執筆、これにハンターが手を加えたものを、さらにジョン・ダイトンが改稿するかたちで決定稿に至った。初公開時はトランボの名前は伏せられていたが、のちに当時の事情が明らかになり、デジタル・ニューマスター版には新たにトランボの名がクレジットされている。