ハローグッバイ(2016)

はろーぐっばい HELLO, GOODBYE
上映日
2017年7月15日

製作国
日本

上映時間
80分

ジャンル
青春 ドラマ

ここが見どころ

「ディアーディアー」の菊地健雄監督が、思春期の少女たちの揺れ動く思いを掬い取った青春ドラマ。万引きを繰り返す優等生の葵と、妊娠したのではと一人悩むはづき。クラスの中で交わることのなかった二人が、認知症のおばあさんを手助けすることになり……。人には言えない問題を抱える主人公二人を「人狼ゲーム クレイジーフォックス」の萩原みのりとNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』の久保田紗友が、二人をつなぐおばあさんを「モヒカン故郷に帰る」のもたいまさこが演じる。また、インストゥルメンタルバンドSchroeder-Headzはじめ多方面で活躍するキーボーディスト、渡辺シュンスケが音楽を担当した。劇場公開に先駆け、第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門にて上映(上映日:2016年10月27日、30日)。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    北川れい子

    自分のキャラクターをしっかり演じている萩原みのりも久保田紗友もとてもいい。けれど彼女たち、ナント、5回も互いに立ち聞き、盗み聞きをして相手の秘密を知り、これにはビックリ。1度目は偶然、2度目はたまたま、3度目も偶然だが、さすがにこの辺りからこちらも〝立ち聞き〟病にとりつかれ、頭にしっかり回数をメモしたり。いずれも立ち聞きが不自然でないような場面を用意しているし、少女たちの演出も、認知症老女のエピソードもワルくはないが、それでも立ち聞きとは安易。

  • 映画評論家

    千浦僚

    ポスターを見て、うわ、菊地健雄が「かもめ食堂」みたいなの撮った、もうダメだ……と瞑目したが全然違った。よかった! 映画もよかった。画、音、演出が良い。主演ふたりともナイスだが、特に、堂々たる非処女でカジュアルに悪い娘という萩原みのりが演じたキャラは出色。いまの高校生の環境と精神の荒廃には興味がある。それは娘がいる私にとってあと十数年後には自分がそれを生きる以上に厄介な問題としてやってくる。その殺伐から目をそらさないで勇気と希望を持つ映画を愛する。

  • 映画評論家

    松崎健夫

    この映画における〝ともだち〟という言葉は軽い。他人と直接対面せず、なるべく衝突を回避。SNSは容易に人間同士を繋げているかのように錯覚させるが、そのことを〝ともだち〟という言葉のニュアンスが象徴している。だがふたりの女子高生は、罵り合い、ぶつかり合う。それは〝ともだち〟でも何でもないからだ。そうすることで、接点のなかったふたりがやがて〝ともだち〟のような関係になり、「友達って何だろう?」と思わせるに至る。物言わぬ久保田紗友の存在感が素晴らしい。

「ハローグッバイ(2016)」のストーリー

高校のクラスで委員長と呼ばれるような優等生の葵は、両親が仕事で忙しくしており、寂しさを紛らわせるため密かに万引きを繰り返していた。一方、クラスでも目立つ存在のはづきは、元彼との間に子供ができたのではないかと一人で悩みを抱え込んでいた。同じ教室にいながら交わることのない二人だったが、ある日認知症のおばあさんと出会い、思いを伝えられなかった初恋の人にラブレターを渡したいという彼女に協力しようと決める。

「ハローグッバイ(2016)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ハローグッバイ(2016)」のスペック

基本情報
ジャンル 青春 ドラマ
製作国 日本
製作年 2016
公開年月日 2017年7月15日
上映時間 80分
製作会社 Sony Music Artists Inc.
配給 アンプラグド
レイティング
アスペクト比 ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト http://hello-goodbye.jp/
コピーライト (C)2016 Sony Music Artists

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