夫婦フーフー日記

ふうふふーふーにっき
上映日
2015年5月30日

製作国
日本

上映時間
95分

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

結婚直後に妻の妊娠と悪性腫瘍の発覚が立て続けに起きた夫婦の闘病ブログから生まれた『がんフーフー日記』(小学館・刊)を映画化。映画では死んだはずの妻が夫の前に現れ二人の歩んだ道を振り返り、コミカルなタッチの中にもブログには書かれなかった夫婦の思いや家族の愛を描いていく。監督は「わたしのハワイの歩きかた」「婚前特急」の前田弘二。前田監督に加え「永遠の0」の林民夫が脚本を手がけている。徐々に妻の死を受け入れていく夫を「超高速! 参勤交代」「間宮兄弟」の佐々木蔵之介が、最期まで明るさを見せ死後夫の前に幻影として現れる妻を「八日目の蝉」「人のセックスを笑うな」の永作博美が演じる。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    上野昴志

    まずハンバーガーをぱくつく永作博美がカワイイが、映画としてそれなりに楽しめるのは、死んだはずの「ヨメ」が現れて、亭主とやりとりしながら二人して、結婚から「ヨメ」の発病、出産、闘病そして死に到る日々を見直すという構成にして、実際との距離をとった点にある。これが、現実の出来事に沿って描かれていたら、よくある難病ものと一緒で、よほどの力業がなければ、とても見ていられなかったろう。佐々木蔵之介と永作のコンビも、夫婦の組み合わせとしてはぴったり決まっていた。

  • 映画評論家

    千浦僚

    原作から脚本、そして映画にする際にファンタジー的仕掛けをほどこして、お涙頂戴な要素を批評的に突き放している。だって実話が原作で、ガンとの闘病があり、しかし亡くなり、ということを描くのに、そこに亡くなった人物が幽霊としてずっと出てきてお話や語り口に茶々を入れるんだから。でも結果として観客は余計胸に迫るものを見せられた。良い話、良い扱いかた。個人的な感想として、私もライターで子どもはまもなく一歳、幸い嫁が元気でいる。原作者の日々の苦労に頭が下がる。

  • 映画評論家

    八幡薫

    事実を追えばひたすらつらい物語だが、「婚前特急」の前田弘二監督は、重すぎぬよう湿りすぎぬよう細かな仕掛けをあちこちに。主演2人が20歳を演じる冒頭の出オチ、死んだはずのヨメがツッコミ担当として現れる「居酒屋ゆうれい」的設定、「余命1ヶ月の花嫁」「シックス・センス」他、さらにそれを映画で茶化す台詞etc……。終局、死を目前にしたヨメがハンバーガーを食む力強い咀嚼。何があっても人は食べる。生きる。明日は来る。だからこそ、しばし止まりたい「今」を慈しむ目が胸に残る。

「夫婦フーフー日記」のストーリー

ダンナことコウタ(佐々木蔵之介)とヨメことユーコ(永作博美)は、長年の友人づきあいを経て出会いから17年目に結婚。入籍してすぐに妊娠が分かり大喜びする二人だが、ヨメの直腸に悪性腫瘍があることがわかる。ダンナはブログに夫婦の日々を記していった。やがて二人の子ペ~が生まれ希望に包まれるが、ヨメの容体が悪化。ヨメは最期に望んだ大好きなハンバーガーを食べ、その数日後に息を引き取った。そんな中、ダンナのもとにブログを書籍化する話が舞い込んでくる。現実から逃げるように原稿に向かうダンナの前に死んだはずのヨメが姿を現わし、二人は一緒に過ごした日々を振り返るうちに、互いに伝えられなかった思いに目を向けていく。

「夫婦フーフー日記」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「夫婦フーフー日記」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2015
公開年月日 2015年5月30日
上映時間 95分
製作会社 「夫婦フーフー日記」(ショウゲート=テレビ大阪=エイベックス・ピクチャーズ=小学館=A-Sketch=ぴあ=ケイファクトリー=BS朝日=GYAO=ダブ)(企画製作プロダクション ダブ)
配給 ショウゲート
レイティング 一般映画
カラー/サイズ カラー/ビスタ
公式サイト http://fu-fu-nikki.com/
コピーライト (C)2015 川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会

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