ここが見どころ
「何がジェーンに起こったか?」のロバート・アルドリッチがテディ・シャーマンと共同でオリジナル・シナリオを執筆、監督した西部活劇ドラマ。「ベラクルス」ほかのコンビ、アーネスト・ラズロが撮影を、また空中撮影を「史上最大の作戦」のロジャー・モンテランが、音楽をサミー・カーンとジミー・バン・ヒューゼンのコンビがそれぞれ担当した。出演者は「ナイスガイ・ニューヨーク」のフランク・シナトラ、ディーン・マーティン、「ボッカチオ70」のアニタ・エクバーグ、「007は殺しの番号」のアーシュラ・アンドレス、「大脱走」のチャールズ・ブロンソン、「何がジェーンに起こったか?」のヴィクター・ブオノ、「ベン・ケーシー」のニック・デニス、「ドノバン珊瑚礁」のマイク・マザーキほか。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「テキサスの四人」のレビューを書く
「テキサスの四人」のストーリー
銀行の用心棒でとばく師のザック(フランク・シナトラ)とジョー(ディーン・マーティン)は偶然駅馬車に乗り合わせた。途中マトソン(チャールズ・ブロンソン)一味に襲われるが、2人の手練に彼らは死人を残して去る。一味は馬車の大金を奪いザックを殺すよう銀行のバーデン(ヴィクター・ブオノ)に命令されたのだった。ジョーは隙をうかがって金を横取りして逃げた。ザックは愛人イーリア(アニタ・エクバーグ)の所へ帰るが、ジョーが町へ現れたと聞き、腹心らとジョー攻撃を考えた。ザックはジョーと会うためにレストランを指定して落ち合ったが、その暗闇からマトソンの銃口がザックに向いているのを認めたジョーは素早くマトソンを撃った。2人は妙な別れ方をした。マクシン(アーシュラ・アンドレス)はとばく師の未亡人で河船の上でとばく場を開くための出資者を探していたが、ジョーはその美しさに魅せられて金を出すことを引き受けた。その頃、バーデンはザックと河船を乗っ取る計画を立てていたが、彼はザックの副業である仲買いの綿の陸上げのとき、船を沈没させザックに罪名をかぶせた。河船乗っ取りを防ぐ手を考えていたジョーは、犯罪証拠をバーデンにつきつけ、船着場を99年間借りることに成功した。河船の就航祝いの日、怒ったザックは乗り込んで船員と乱闘を始め、ジョーとザックは殴り合って船内の倉庫に転落、そこで沈没した綿を発見、バーデンの悪企みに気づいた。そこへバーデン一味も殴り込んで来て、仕方なくジョーとザックは手を結んで応戦、2人の勝利がバーデンの悪事を証明した。ザックとイーリア、ジョーとマクシンは結ばれた。
「テキサスの四人」のスペック
「テキサスの四人」のみんなのレビュー
「テキサスの四人」のレビューを書く「テキサスの四人」の多彩なBlu-ray/DVD
映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 1/19
- 松重豊(1963)
-
老後の資金がありません!
垣谷美雨によるベストセラー小説を原作に、天海祐希が「狗神」以来、19年ぶりの単独主演を果たしたコメディ。コツコツと老後の資金を貯めてきた平凡な主婦・篤子。だが舅の葬式、娘の派手婚、さらには夫婦そろって失職し資産は激減。篤子は窮地に立たされる。監督は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲。 -
日本独立
第二次大戦直後に日本の独立回復を目指しGHQと渡り合った吉田茂と白洲次郎を活写した人間ドラマ。外務大臣・吉田茂は白洲次郎を呼び出し、GHQとの交渉役を依頼。親子ほども年の違う二人だったが、日本の再出発のため激論を交わしながら国の難局に立ち向かう。監督は、「女囚さそり」シリーズや「ロストクライム -閃光-」などを手がけた伊藤俊也。日本独立への道を切り開いていく政治家・吉田茂を小林薫が、吉田茂の右腕としてGHQとの交渉の最前線で辣腕を振るう白洲次郎を浅野忠信が演じ、終戦から憲法制定、独立に至る歴史の裏側を、日米両方の視点から描き出す。
NEW今日命日の映画人 1/19
- エットーレ・スコラ(2016)
-
フェデリコという不思議な存在
ローマにやって来た1939年から1993年に亡くなるまでのエピソードを中心に、再現ドラマとドキュメンタリーを交えて、映画監督フェデリコ・フェリーニの素顔に迫る。監督を務めたのは、実際にフェリーニと親しい関係にあり、「醜い奴、汚い奴、悪い奴」でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞したエットレ・スコーラ。 -
マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶
2006年に没後10年を迎えた、イタリアが生んだ希代の俳優、マルチェロ・マストロヤンニ。マストロヤンニの真実の姿を、二人の娘バルバラとキアラをはじめ、ヴィスコンティやフェリーニ、ソフィア・ローレンなど30人もの映画人たちの証言と映像によって語る。多くの監督たちが、伝説の女優たちが、そして世界中が恋した男の秘密が明かされる。