翼に賭ける命

つばさにかけるいのち
上映日
1958年3月12日

製作国
アメリカ

ジャンル
文芸

ここが見どころ

現代アメリカ文学の代表的作家ウィリアム・フォークナーの小説「パイロン」(飛行標塔)の映画化で、曲芸飛行に命を賭ける男を中心に、人間の愛情と運命を描いた文芸篇。「風と共に散る」のジョージ・ザッカーマンが脚色、「間奏曲」のダグラス・サークが監督した。撮影監督は「東京特ダネ部隊」のアーヴィング・グラスバーグ、音楽は作曲が「間奏曲」のフランク・スキナー、指揮が「悪魔に支払え!」のジョセフ・カーシェンスン。主演は「大空の凱歌」のロック・ハドソン、「硝煙」のロバート・スタック、「千の顔を持つ男」のドロシー・マローン。「脱獄囚」のジャック・カーソン、「友情ある説得」のロバート・ミドルトンが助演する。

「翼に賭ける命」のストーリー

1932年の事である。新聞記者のバーク(ロック・ハドソン)は、ニューオルリンズで開かれている曲芸飛行競技会についての記事を書くため、現地に赴いた。そこで彼はロジャー(ロバート・スタック)に出会った。ロジャーは、第一次大戦で空の英雄と崇拝されていたが、今は飛行塔の周りをすれすれに飛び廻る飛行競技で僅かな賞金を貰って不安定な生活を送っているパイロットである。競技を明日に控え、休息の部屋を借りることも出来ないロジャーらに同情したバークは自分の部屋を彼らに提供した。その夜、バークはロジャーの妻ラバーン(ドロシー・マローン)から興味ある話を聞いた。ラバーンは貧しい農家に生まれたが、当時英雄と讃えられたロジャーに惹かれ家出し、整備員のジッグス(ジャック・カーソン)と3人で同棲するようになった。彼女はジッグスの愛情に気を引かれながらも、妊娠した時、ダイスを振って、自分かジッグスのどちらが彼女と結婚するかを決めるような非人間的なロジャーに盲従しているというのだ。バークはこの虚無的、動物的な醜い人間の生態に記事としての面白さを見出し、編集長に報告した。が、編集長はそれを過小評価した。バークは頑として自分の記事を主張したのでクビにされてしまった。レースは始まった。ロジャーの中古機は農具製造業者マットの機と衝突して墜落した。明日のレースに夢中のロジャーは、もう1つのカードの飛行機に目をつけた。オードがラバーンにみだらな目を注いでいるのを見たロジャーは、彼女の肉体と交換してでも彼のボロ機を手に入れるように命じた。この事を知ったバークは、ラバーンの窮境を救うためオードに彼の記事を大きく扱うことを交換条件に飛行機を獲得した。機を入手したロジャーは、ラバーンがオードの命に従ったと思いこみ、身の恥ずかしさを知りラバーンへの愛情を初めて告白した。だが、レースの途中故障が起こり、修理不能とみたロジャーは見物人を傷つけまいとして湖中へ飛びこんだ。人生に希望を失ったラバーンはヤケになりオードの許へ走った。だが、バークの愛は失意のラバーンを立直らせるのに成功した。新聞社でもバークを復職させた。シカゴ行きの飛行機にラバーンと息子のジャックを乗せたバークは、2人の間に新しい生活が始まることを約束させた。

「翼に賭ける命」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「翼に賭ける命」のスペック

基本情報
ジャンル 文芸
製作国 アメリカ
製作年 1957
公開年月日 1958年3月12日
製作会社 ユニヴァーサル映画
配給 ユニヴァーサル
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 4/13

ロン・パールマン(1950)

モンスターハンター

日本発の大ヒットゲームを「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督×ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で実写化。砂漠で偵察中のアルテミス率いる特殊部隊は、超巨大な砂嵐に遭遇。目を覚ますとそこは、我々の世界とは全く異なる別の世界だった。共演は「ワイルド・スピード SKY MISSION」のトニー・ジャー、「アントマン」シリーズのティップ・“T.I.”・ハリス、「50回目のファーストキス」の山崎紘菜。

グレート・ウォー

「ヘルボーイ」シリーズのロン・パールマンらが出演、第一次大戦末期を舞台にした戦争アクション。ウィリアム・リバース中尉らは敵陣にて行方不明となったアフリカ系アメリカ人兵士たちの小隊を救助すべく、人種の壁を越え、最後の最後まで戦い抜こうとする。監督は、「米軍極秘部隊ウォー・ピッグス」などに出演、「バルジ・ソルジャーズ」ではメガホンを取ったスティーヴン・ルーク。特集『未体験ゾーンの映画たち2020』にて上映。
リッキー・シュローダー(1970)

クリムゾン・タイド

米軍原子力潜水艦を舞台に、全面核戦争の危機を巡って対立する男たちのドラマを描いた、骨太のポリティカル・サスペンス。監督は「トゥルー・ロマンス」のトニー・スコット。「カラーズ 天使の消えた街」のマイケル・シーファーとリチャード・P・ヘンリックの原案を、シーファーが脚色。製作は「フラッシュダンス」「ビバリーヒルズ・コップ」などのヒットメーカー・コンビ、ドン・シンプソンとジェリー・ブラックハイマー。撮影は「クロウ 飛翔伝説」「蜘蛛女」のダリウス・ウォルスキー、音楽は「ライオン・キング」「勇気あるもの」のハンス・ジマー、美術はマイケル・ホワイト、SFXはドリーム・クエスト・イメージズが担当。主演は「フィラデルフィア」のデンゼル・ワシントンと「ワイアット・アープ」のジーン・ハックマン。「氷の微笑」のジョージ・ズンザ、「カリートの道」のヴィゴ・モーテンセン、「ア・フュー・グッドメン」のマット・クレイヴン、「ターミナル・ベロシティ」のジェームズ・ギャンドルフィーニらが脇を固める。また、「トゥルー・ロマンス」のクエンティン・タランティーノが脚本に参加し、ジェイソン・ロバーズがラストシーンに特別出演している(共にノー・クレジット)。

チャンプ(1979)

元ボクシング・チャンピオンの父親とその父が再び栄光の座に戻る日を信じている息子と、別れた妻の3人が織りなす愛を描く。製作はダイソン・ロべル、監督は「ブラザー・サン、シスター・ムーン」のフランコ・ゼフィレッリ。フランセス・マリオンの原作を基にウォルター・ニューマンが脚色。撮影はフレッド・コーネカンプ、音楽はデイブ・グルーシン、編集はマイケル・J・シェリダン、製作デザインはハーマン・A・ブルメンタル、衣裳はセオニ・V・アルドレッジが各々担当。出演はジョン・ボイト、フェイ・ダナウェイ、リッキー・シュローダー、ジャック・ウォーデン、アーサー・ヒル、ストローザー・マーティン、ジョーン・ブロンデルなど。

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