追憶(1957)

ついおく
上映日
1958年3月20日

製作国
アメリカ

ジャンル
伝記

ここが見どころ

哀調のトーチ・ソングをもって往年ブロードウェイの女王といわれたへレン・モーガンの伝記映画。「俺達は天使じゃない(1955)」のマイケル・カーティズが監督。脚本はオスカー・ソウル、ディーン・リーズナー、ステフィン・ロングスリトート、ネルソン・ギディングの4人による書下ろし。撮影監督は「果てしなき決斗」のテッド・マッコード。音楽はF・J・シェードとD・トーマスが担当。ミュージカル場面を「サヨナラ」のルロイ・ブランツが受け持った。主演はヘレンに「真昼の暴動」のアン・ブライスと「傷だらけの栄光」のタフガイ、ポール・ニューマン。リチャード・カールソン、ジーン・エヴァンス、アラン・キング等が助演する。製作は脚本家あがりの「大荒原」のマーティン・ラッキン。

「追憶(1957)」のストーリー

1920年頃のシカゴは禁酒法の裏をかいてヤミと不正が横行する騒然たる歓楽の都だった。一流芸能人となる野心をもったヘレン・モーガン(アラン・ブライス)は、この都の興行師ラリイ(ポール・ニューマン)の許にショウ・ガールとして実を投じた。しかしそれは三文小屋での三流芸人生活だった。タフなラリイは清純なヘレンにひかれ求愛したが、はかばかしくない商売を恥、置手紙を残して去った。ヘレンが、再び秘密酒場の歌手募集テストで会った時、彼は相棒ベンと密造酒ブローカーをやっていた。彼はヘレンをモントリオールの美人コンテストに出場させ、ミス・カナダの金的を射とめさせたが、後刻彼女にカナダ国籍がないことが判明して失格した。コンテストの審査員の1人、弁護士ラッセル・ウェード(リチャード・カールソン)だけは彼女に同情をよせた。この頃からラリイとベンはギャングの親分の片腕となって顔を売り、秘密酒場のスタートしてヘレンを売り出した。しかし警察による酒場の摘発から、彼女は留置の憂目にあう。弁護士ウェードの尽力でカムバックし、桧舞台の人気歌手となったヘレンの心はウェードに傾いたが、彼には妻があった。失意の彼女にラリイは激しく求愛した。彼女の幸福を願うラリイは秘かにウェードの助力を得て、ジーグフェルドに彼女を紹介し、「ショウ・ボート」のジュリー役を得るという幸運をつかんだ。彼女の人気は高まった。けれども彼女のために開かれたナイト・クラブには、甘い汁をすう影の人ウェードがあると知り、ラリイの暗黒街での争いもあって、ヘレンは酒に酔い痴れ、国外に逃避した。各国をめぐった彼女は大歓迎をうけたが、不況を反映した株の暴落で結局は無一文となった。その頃ラリイとベンはギャング間の争いの銃撃戦で傷つき、刑務所に収容されていた。帰国してアル中患者となったヘレンと彼が会ったのは、冷たい療養所の壁の中だった。全快近いヘレンと出所したラリイは、かつての彼女のナイト・クラブを訪れた。荒れ果てた建物の中に灯りがつき拍手が轟いた。そこには昔の仲間たちが待っていたのだった。

「追憶(1957)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「追憶(1957)」のスペック

基本情報
ジャンル 伝記
製作国 アメリカ
製作年 1957
公開年月日 1958年3月20日
製作会社 ワーナー・ブラザース映画
配給 ワーナー・ブラザース
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ

「追憶(1957)」のみんなのレビュー

「追憶(1957)」のレビューを書く

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日命日の映画人 3/1

ダニエル・フォン・バーゲン(2015)

ユニバーサル・ソルジャー ザ・リターン

死んだ兵士を戦闘マシーンとして蘇生させるプロジェクト“ユニバーサル・ソルジャー”で甦った男の戦いを描くSFアクション。1992年に公開された「ユニバーサル・ソルジャー」の続編。監督はミック・ロジャース。主演は前作に引き続きジャン=クロード・ヴァン・ダム。

ポストマン(1997)

荒廃した近未来のアメリカを舞台に、人々に希望をもたらす郵便配達人(ポストマン)の姿を描いたアクション・ロマン大作。監督・主演は「ウォーターワールド」「ティン・カップ」のケヴィン・コスナーで、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」に次ぐ7年ぶりの監督第2作。脚本はデイヴィッド・ブリンの同名小説(邦訳・ハヤカワ文庫)を基に、エリック・ロスと「ライアー」のブライアン・ヘルゲランドの共同。製作はコスナーと彼のパートナーのジム・ウィルソン、「ロング・キス・グッドナイト」のスティーヴ・ティッシュ。撮影は「モアイの謎」のスティーヴ・ウィンダン。音楽は「ファーザーズ・デイ」のジェームズ・ニュートン・ハワード。美術は「ワイアット・アープ」のアイダ・ランダム。編集は「ウォーターワールド」のピーター・ボイル。共演は「追いつめられて」でコスナーと共演した「コピーキャット」のウィル・パットン、英国の舞台女優で本作がデビューとなるオリヴィア・ウィリアムス、「ラブ・ジョーンズ」のラレンツ・テイト、「スネーク・アイズ」「パンサー」のジェームズ・ルッソのほか、ロック・ミュージシャンのトム・ペティが特別出演。