或る乞食の話

あるこじきのはなし
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

ジョージ・キッブ・ターナーの小説をジョン・ラッセルが改作し、ポール・シーフィールドが脚色。「ピーターパン(1924)」「可愛いフランス娘」等と同じくハーバート・ブレノンが監督したもので、主役は「卑怯者」「冬来りなば」等出演のパーシー・マーモントが演じている。「可愛いフランス娘」に共演したメアリー・ブライアンとニール・ハミルトンとが助演するほか、ジョン・ハリントン、ライリー・ハッチ、ジュリエット・ブレノン、ルイズ・ブルックス等が出演している。

「或る乞食の話」のストーリー

ニューヨークの乞食街にあるデッド・ハウスという酒場の裏部屋に、アドルフ(アゴスチノ・ボルガト)という男がいた。彼は変装術に長じていて多勢の乞食たちを障害者に仕立ててやった。その偽障害の乞食者の中に、イージー・マニー・チャーリー(パーシー・マーモント)という善良な乞食がいた。女乞食のファンシー(ジュリエット・ブレノン)が死病に罹って自分の娘メアリーの行く末を案じているので、お人好しのチャーリーはメアリーを孤児院から引取り、自ら育ててやることにした。年月が経ってメアリー(メアリー・ブライアン)は美しい娘に成長し、フィリップ・ペイトン(ニール・ハミルトン)という金持の青年弁護士と恋仲になった。フィリップは立派な男であり、メアリーに結婚を申込んだが、彼女は養い親チャーリーを深く思慕していたので、結婚には承諾しない。しかし彼は、卑しい自分がメアリーを妻とすることは正しくない、と考えていた。彼は何よりも、愛するメアリーの幸福を第一に思っていた。彼はフィリップに一切を打明けて、自分は豪州に赴くと言って姿をくらます。そしてチャーリーの死亡の報知と遺書が届き、フィリップはメアリーに求婚する。その頃、偽盲目の乞食ブリジポートの白眼(ジョン・ハリントン)という悪漢は、メアリーの素性を暴くといってフィリップを強請るべく企んだ。しかしそこへ、死んだ筈のチャーリーが乞食街に現れて白眼を撲ちのめし、本当の盲目にする。何も知らないメアリーとフィリップとの結婚式の日、チャーリーは盲目の白眼の手を引いて愛する女の花嫁姿を眺めていた。目には涙をにじませて。

「或る乞食の話」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「或る乞食の話」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1925
製作会社 パラマウント映画
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/14

インディラ・ヴァルマ(1973)

ナショナル・シアター・ライブ2020「プレゼント・ラフター」

イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した傑作舞台を映像化するプロジェクト「ナショナル・シアター・ライヴ」の1作。スター俳優ギャリー・エッセンダインが海外ツアーに出かける準備をしていたところ、個性的な面々の訪問を受け、彼の生活はハチャメチャに……。現代の名声・欲望・孤独を投影した作品。主演は、ドラマ「SHERLOCK」のジム・モリアーティ役など映像分野でもおなじみのアンドリュー・スコット。

ナショナル・シアター・ライヴ 2016「人と超人」

イギリス国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターで上演された舞台をデジタルシネマ化した「ナショナル・シアター・ライヴ」シリーズの一作。レイフ・ファインズ扮する独身貴族ジャックが、現実からの逃避行を図るバーナード・ショーの戯曲を収録。共演は「エクソダス 神と王」のインディラ・ヴァルマ、「キャプテン・フィリップス」のコーリイ・ジョンソン。
ソフィア・コッポラ(1971)

オン・ザ・ロック

ソフィア・コッポラが監督・脚本を務めたコメディ。新しく来た同僚と残業を繰り返すようになった夫に疑いを抱いた若い母親ローラは、プレイボーイの自分の父親とともに夫を尾行することに。2人は夜のニューヨークを駆け巡りながら、その距離を近づけていく。出演は、「デッド・ドント・ダイ」のビル・マーレイ、「カムバック!」のラシダ・ジョーンズ、「デンジャラス・バディ」のマーロン・ウェイアンズ。

ようこそ映画音響の世界へ

ハリウッドの映画音響に焦点をあてたドキュメンタリー。その進化において大きな偉業を残した「市民ケーン」「鳥」「ゴッドファーザー」などの名作から映画音響の歴史を紹介。さらに、スペシャリストたちと共に“音”が映画にもたらす効果と重要性に迫っていく。出演は「地獄の黙示録」のウォルター・マーチ、「スター・ウォーズ」のベン・バート、「ジュラシック・パーク」のゲイリー・ライドストローム。