大脱獄(1970)

だいだつごく There Was a Crooked Man
上映日
1971年1月23日

製作国
アメリカ

上映時間
123分

ジャンル
西部劇 アクション コメディ ドラマ

ここが見どころ

辛辣な風刺精神と冷徹な人間描写による、西部の刑務所の暴動と脱獄を描くアクション劇。製作総指揮はC・O・エリクソン、製作・監督は「クレオパトラ(1963)」のジョセフ・L・マンキーウィッツ、脚本は「俺たちに明日はない」のコンビ、デイヴィッド・ニューマンとロバート・ベントン、撮影はハリー・ストラドリング・ジュニア、音楽はチャールズ・ストラウスがそれぞれ担当。出演は「アレンジメント<愛の旋律>」のカーク・ダグラス、「ウェスタン」のヘンリー・フォンダ、「ワイルドバンチ」のウォーレン・オーツ、「マッケンナの黄金」のバージェス・メレディス、「夜の大捜査線」のリー・グラント。その他、ヒューム・クローニン、アーサー・オコンネル、マーティン・ゲーベルなど。テクニカラー、パナビジョン。1970年作品。

「大脱獄(1970)」のストーリー

19世紀末のアリゾナ地方刑務所に6人の悪い奴がぶち込まれた。ここは一度入れば二度と戻れぬ名うての番外地と恐れられたムショであった。男の1人はパリス(カーク・ダグラス)で、金満家から50万ドルを奪い、仲間を殺してひとり占めしようと砂漠のガラガラ蛇の巣に金を隠したというクセ者。後の5人は丸腰の保安官ロープマン(ヘンリー・フフォンダ)に銃弾をブチ込んだ卑劣漢フロイド(ウォーレン・オーツ)や、常習詐欺師ダッドリー(ヒューム・クローニン)、殺人狂の中国人等のいずれ劣らぬ悪い奴ら。かんしゃく持ちの署長ルゴフ(マーティン・ゲーベル)の調べを受けた後、キッド老人(バージェス・メレディス)のいる監獄に入れられる。早速パリスは、彼から刑務所の構造を聞き出すが、脱獄は絶望的だという答えが返る。新入り6人に与えられた仕事は石切場の重労働だった。パリスは脱獄の仲間を増やそうとフロイドに近づく。ある日、所長に呼び出され、脱獄の手助けと引きかえに50万ドルの山分け話をもちこまれる。パリスが断ると独房に入れられた。ところがその間に暴動が起き、所長は殺人狂の中国人にあっけなく殺される。新所長はロープマンだったので、フロイドは戦々恐々とするが、ロープマンは彼に委細構わず、刑務所内の改善を始め、新食堂建設に乗り出す。パリスは前所長と交わした話を逆にロープマンにもちかけてみるが、彼はすげなく断った。パリスは着々と脱獄の用意を進めた。州のお偉方一行が所内視察をし、食堂も完成する日は、パリスの脱獄計画決行の日でもあった。大会食が始まるとパリスは騒ぎのきっかけを作った。大暴動が始まった。フロイドや中国人が活躍し、あちこちでダイナマイトが炸裂した。城壁に据えつけられたマシンガンの弾をくぐり、パリスとフロイドたちが石切場まで逃げたとき、ロープマンが待っていた。激しい射ち合いが始まり、中国人との死闘でロープマンは失神した。パリスは、お前信用できぬとフロイドも殺すのだが、ロープマンは殺すことができなかった。パリスは単身砂漠を逃げ切り、美しい未亡人バラード(リー・グラント)の牧場に着き、馬を替えて金の隠し場に向かった。唸るガラガラ蛇を次々仕留め、会心の笑みを浮かべるのだが、不覚にも1匹を見逃していて、首に毒牙がかかった。執念深く後をつけていたロープマンが着いたとき、パリスはもうこと切れていた。刑務所の騒ぎはおさまっていた。馬につけたパリスの死体を門の中へ走らせると、ロープマンは刑務所を後にした。メキシコの国境を越える彼は、傍らの馬に積んだ50万ドルを見て、してやったりと笑みを浮かべるのだった。まさに狙い通りに運んだのだから--(ワーナー配給*2時間6分)

「大脱獄(1970)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「大脱獄(1970)」のスペック

基本情報
ジャンル 西部劇 アクション コメディ ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1970
公開年月日 1971年1月23日
上映時間 123分
製作会社 ジョセフ・L・マンキーウィッツ・プロ作品
配給 ワーナー
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ

「大脱獄(1970)」のみんなのレビュー

「大脱獄(1970)」のレビューを書く

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 1/18

北野武(1947)

天才たちの頭の中 世界を面白くする107のヒント

CM製作やドキュメンタリー作品を手がけてきたハーマン・ヴァスケ監督が、世界で活躍する人物たちに何故クリエイティブなのか問うドキュメンタリー。膨大な数のインタビューからホーキング博士、北野武ら107人を抜粋、それぞれが語るクリエイティブ論を映す。

アウトレイジ 最終章

北野武監督が手掛けるバイオレンスシリーズ最終章となる3作目。大友が身を寄せる韓国の張会長を相手に、花菱会の花田がトラブルを起こす。花菱会会長の野村と若頭の西野による覇権争いは張会長襲撃にまで発展し、張会長に恩義を感じる大友は帰国を決意する。前作に続きビートたけし、西田敏行、塩見三省、金田時男、白竜、名高達男、光石研、中村育二、松重豊らが出演するほか、「ミュージアム」の大森南朋、「エヴェレスト 神々の山嶺」のピエール瀧、「TAP THE LAST SHOW」の岸辺一徳、「シン・ゴジラ」の大杉蓮、「ボクの妻と結婚してください。」の原田泰造、「レイルロード・タイガー」の池内博之、「シン・ゴジラ」の津田寛治らがシリーズ初出演する。
片桐はいり(1963)

きまじめ楽隊のぼんやり戦争

私をくいとめて

「勝手にふるえてろ」の綿矢りさ(原作)&大九明子(監督)コンビが再タッグ。30歳を越え、“おひとりさま”が板についた黒田みつ子。脳内にいるもう一人の自分“A”と平和な生活を満喫していた彼女はある日、年下の営業マン、多田くんに恋してしまう。出演は「星屑の町」ののん、「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」の林遣都。