大河の奇賊

たいがのきぞく
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

「轟く天地」「噴火山」等の監督者ウィリアム・K・ハワード氏のフォックス社に入社してからの作品である。原作者はチャールズ・フランシス・コー氏。脚色したのはジョン・ラインハルト並にベン・マークソンの二氏。主演者は「血涙の志士」「港々に女あり」のヴィクター・マクラグレン氏で、それを助けて「愛に飢えて」「三人水兵恋行脚」のロイス・モーラン嬢、「青春謳歌」「ニュース前進曲」のニック・スチュアート氏が主演するほか、「四人の息子(1928)」のアール・フォックス氏、俳優たり監督者たるドナルド・クリスプ氏も主演している。

「大河の奇賊」のストーリー

ニューヨークのハドソン河の岸には種々雑多な人々が住んで一種の暗黒街を形成している。両親もなく家もないサンディは剛欲な店主から酷使された上で解雇されたので腹立ちまぎれに喧嘩し、そのために一年有余の刑に処せられ牢に入れられた。この河岸を受持つ探偵カクストンの娘マージョリーはその現場を見ていて事の真相を知っていたのでサンディに同情し、獄中の彼に手紙をやって慰めた。彼はこれに感激し、出獄の暁は正道を歩むべく決心したが、獄中で彼はフリンクという河岸切っての大盗と知り合い、出獄の暁は彼の一味として働く事を約した。二人の出獄後、フリンクはシャークやサンディなどを語らい、悪事を企んだ。カクストン探偵はこれに対して注意の眼を放さなかった。マージョリーはサンディに改心をすすめた。サンディの心は動いた。が、フリンクとサンディとの絆は大きかった。ある霧の夜、水上で警官に追われサンディは傷ついた。翌日カクストンはフリンクの不在中にサンディを捕らえ告白を強要したが、サンディは口を閉ざして語らなかった。カクストンは今度はシャークを捕らえフリンクの秘密を知り、捕虜の時機の到来を待っていた。フリンク一味が大仕事を遂行する夜が来た時、サンディは己が改心をフリンクに打ち明けた。最初はフリンクもその不貞を怒ったが、終わりには泣いてサンディの為にその改心を祝福してやった。フリンクとシャークとは出発した。非常線は河岸一帯に張られた。シャークはフリンクを裏切らんとして、彼の為に撃たれてしまう。サンディは事の成り行きを知りフリンクを助けに行き、カクストンに捕らえられる。フリンクとサンディとの間に罪のかばい合いがあった。さすがのカクストンもこの情に心打たれた。三度出獄したフリンクは正業に復し、彼の名は河岸に名高かった。マージョリーとサンディとは結婚した。

「大河の奇賊」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「大河の奇賊」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1928
製作会社 フォックス
レイティング

「大河の奇賊」のみんなのレビュー

「大河の奇賊」のレビューを書く

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日命日の映画人 3/3

安井昌二(2014)

小梅姐さん

「炭坑節」や「黒田節」など多くの民謡をヒットさせ、NHK紅白歌合戦でも美声を聞かせた芸者出身の歌手・赤坂小梅の生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリー。生まれ育った筑豊や芸者修行に励んだ北九州など彼女ゆかりの地を訪ね、数々の記録映像や関係者へのインタビューを交え、歌一筋に生きた彼女の生涯に迫る。監督は『ハイビジョンふるさと発~有明海に生きるカメラマンの物語~』などのドキュメンタリー番組を数多く手掛けた山本眸古。ナレーションを「悪名」の水谷八重子、作曲・音楽アドバイザーを「上方苦界草紙」の本條秀太郎が担当した。赤坂小梅。本名、向山コウメは明治39年(1906)年4月、福岡県川崎町に9人兄姉の末っ子として生まれる。16歳の時に自ら芸者を志し北九州の置屋「稲本」に。通常1年間の芸者修行を3ヶ月でこなし、1年で芸者デビュー、“梅若”を名乗る。昭和4(1929)年、九州一円の民謡研究のため小倉を訪れていた野口雨情、藤井清水らに認められ、レコードデビューを果たし、同6年に上京。同8年、コロムビアから発売した「ほんとにそうなら」が大ヒット。以来、端唄、舞踊小唄などを含め、多くの流行歌や民謡をレコーディングしヒットさせた。NHK紅白歌合戦にも4回出場、その豪放磊落な性格から多くの文化人や政・財界人などに愛され、大衆から支持された。酒豪でも知られ、恰幅のいい体型が特徴的だった彼女は昭和56(1981)年4月、75歳で引退。晩年は民謡の普及や福祉活動に勤しみ、平成4(1992)年1月17日死去。享年85歳であった。

楳図かずお恐怖劇場 まだらの少女

人の憎しみが生み出す蛇の呪いの恐怖を描いた中篇ホラー。監督は「恋する幼虫」の井口昇。楳図かずお原作の同名コミックを基に、「ホラ~番長 稀人」の小中千昭が脚色。撮影を「着信アリ2」の喜久村徳章が担当している。主演は、「Last Quarter 下弦の月」の中村有沙と「TRICK  劇場版」の成海璃子。尚、本作は「楳図かずお恐怖劇場」の中で、「ねがい」と2本立公開された。楳図かずおデビュー50周年作品。