育ちゆく年

そだちゆくとし
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

「王国の鍵」「城砦」のA・J・クローニンの小説の映画化である。脚本はロバート・アードリーと「アメリカ交響楽」のソーニャ・レヴィーンが協同執筆し「城砦」を製作したヴィクター・サヴィルが監督に当り、「花嫁は紅衣装」のジョージ・フォルシーが撮影した。主演は「再会(1944)」「嵐の処女」のチャールズ・コバーンで、新人トム・ドレイク及びビヴアリー・タイラー、新進子役のディーン・ストックウェル、「疑惑の影」のヒューム・クローニン、「情熱の航路」のグラディス・クーパー、セレナ・ロイルが助演している。

「育ちゆく年」のストーリー

幼いロバート・シャノンは孤児となり、アイルランドのタブリンを去って、スコットランドの小さい町に住む祖父母に当たるレッキー家に引き取られた。レッキーはロバートの母が異郷とのアイルランド人と駆け落ちしたことを、いまだに怒っており、またロバートが一文なしの孤児であるのが気に入らない。小さい彼を愛してくれるのは母方の曾祖父アレクサンダー・ガウであった。父方の曾祖母とガウはひどく仲が悪く、ロバートは祖父の命で曾祖母と寝なければならず、服も曾祖母が自分のペチコートで作ってくれた。それは色で花もようだったので、ロバートはクラスの笑い者になり、いじめられた。曾祖父の入れ知恵で彼はクラスで一番のケヴィン・フレアとけんかし、負けは負けたが強いところを見せた。これで彼はケヴィンの親友となり、また歌の上手なアリソン・キースと仲良しとなる。卒業の日、ロバートは科学賞を、ケヴィンは歴史賞を、アリソンは音楽賞をもらった。ロバートは祖父が進学を許さぬので鋳物工場の職工となったが、祖父がロンドンの長男のところへ行った留守に、曾祖父と校長とアリソンの援助で、マーシャル奨学試験をうけた。優秀な成績だったが肺炎のために最終日に受験できず落第した。旅行中だったケヴィンは肺炎の見舞いに帰郷したが、停車場で汽車にしかれて死に、ロバートを愛した祖母も過労のため死んだのでロバートは世を恨み神をさえ恨んだ。ことにアリソンが声楽を修めに大学へ入ってからは、憂欝の日々を送った。曾祖父は飲んだくれで警察の厄介になり、でき死したと思われて大騒ぎになったが、医者は以後禁酒せよと申し渡した。祭りの日、アリソンも帰って歌った。曾祖父も祭り見物に出かけ、禁制の酒を飲み浮かれ騒いで、心臓マヒを起こして死んだ。曾祖父の遺書により、その全財産すなわち生命保険金はロバートに譲られた。ロバートはアリソンが待っている大学に入った。

「育ちゆく年」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「育ちゆく年」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1946
製作会社 メトロ・ゴールドウイン・メイヤー映画
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/13

キャンディス・アッコラ(1987)

デッドガール(2008)

学生たちが、廃墟となった病院に裸のまま繋がれていたいくら嬲っても死なない女に、凌辱を加える猟奇的なスリラー。2008年トロント国際映画祭などの映画祭で上映され、あまりにも異常な狂気が物議を醸した。監督は「チャーリー 世界一かわいい犬と僕が伝えたいこと」(未)のマルセル・サーミエント。さえない学生を「赤ずきん」のシャイロー・フェルナンデスが、さえない学生が思いを寄せる女子を「オン・ザ・ドール」(未)のキャンディス・アッコラが、何をされても死なない女を本作が映画デビュー作となったジェニー・スペインが、女が死なないのをいいことに好き放題し次第に狂気に陥っていく友人を「LOOPER/ルーパー」のノア・セガンが演じる。
シオバン・ファロン(1961)

ホワッツ・イン・ザ・シェッド

「ブラッドナイト」のフランク・サバテラ監督によるホラー。スタンの家にある小屋から怪しげな声が聞こえてくるようになり、不審者を追い出そうと小屋の中に入った者が次々に八つ裂きに。友人のドマーは、これで嫌な奴らに仕返しができると言い出すが……。出演は「X-DAY 黙示録」のジェイ・ジェイ・ウォーレンほか。特集『未体験ゾーンの映画たち2021』にて上映。

ハウス・ジャック・ビルト

第71回カンヌ国際映画祭に出品され、過激な描写で物議を醸したラース・フォン・トリアーの問題作。1970年代のワシントン州。建築家を志す独身の技師ジャックは、ある出来事をきっかけに、アートを創作するかのように、殺人に没頭するようになる……。出演は「マイ・ライフ・メモリー」のマット・ディロン、「エレニの帰郷」のブルーノ・ガンツ、「ニンフォマニアック Vol.1」のユマ・サーマン。

NEW今日命日の映画人 5/13

ドリス・デイ(2019)

ニューヨークの大停電

クロード・マグニアの舞台劇を、この映画製作者で「マーメイド作戦」のエヴェレット・フリーマンと「ベン・ハー(1959)」のカール・タンバーグが脚色、「恐怖の蝋人形」のハイ・アヴァーバックが監督したコメディ。撮影は「レッド・リバーのガンマン」のエルスワース・フレデリックスのニューヨーク・ロケ、音楽は「卒業」のデーヴ・グルーシンが担当した。出演は「おしゃれスパイ危機連発」のドリス・デイ、「プレイラブ48章」のロバート・モース、「大進撃」のテリー・トーマス、「アルバレス・ケリー」のパトリック・オニールほか。製作は、脚本担当のエヴェレット・フリーマンとマーティン・メルチャー。

おしゃれスパイ危機連発

「独身アパート」のフランク・タシュリンとジェイ・ジェイソンが脚本を書き、タシュリンが監督したコメディ。撮影は「華麗なる激情」のレオン・シャムロイ、音楽は「飛べ! フェニックス」のフランク・デヴォールが担当した。出演は「ただいま熱愛中」のドリス・デイ、「ハワイ」のリチャード・ハリス、「ねえ!キスしてよ」のレイ・ウォルストン、「アパートの鍵貸します」のジャック・クラシェンほか。製作はアーロン・ローゼンバーグとマーティン・メルチャー。