スイート・チャリティ

すいーとちゃりてぃ
上映日
1969年5月17日

製作国
アメリカ

ジャンル
ミュージカル

ここが見どころ

「おかしな二人」のニール・サイモンの舞台ミュージカル(原案はフェデリコ・フェリーニ、テュリオ・ピネリー、エニオ・フライアーの脚本、フェデリコ・フェリーニ監督による「カビリアの夜」)を「シャレード」のピーター・ストーンが脚色、監督・振り付けは、舞台にひき続きボブ・フォッシー(映画第1作)が担当している。タイムズ・スクェア、近代美術館をはじめニューヨーク・ロケをふんだんにとり入れた撮影は「卒業」のロバート・サーティース、ドロシー・フィールズ=サイ・コールマンの作詞・作曲による13曲のナンバー(序曲、フィナーレを含む)が入っている。映画化にあたっての音楽監督・指揮はジョセフ・ガーシェンソン。美術監督はアレクサンダー・ゴリッツェン、ジョージ・C・ウェッブ、サウンドはウォールドン・O・ワトソンほか、編集はスチュアート・ギルモア、衣装はオスカーのノミネイト30回、オスカー受賞7回というイーディス・ヘッドが担当している。出演は「泥棒貴族」のシャーリー・マクレーン、舞台の「スィート・チャリティ」からジョン・マクマーティン、チタ・リベラ、黒人女優のポーラ・ケリー、「血と怒りの河」のリカルド・モンタルバン、「君は銃口/俺は引金」のサミー・デイビス・ジュニア、「消されたスパイ」のバーバラ・ブーシェほか。製作は「ヘルファイター」のロバート・アーサー。なお13のナンバーは次の通り。「ニューヨークは私のもの」(映画化にあたり新たに作曲)「ねえ、私とつきあって!」「フラッグ」「今の私を見せたいわ」「もっといい事があるはずだ」「いかす顔だわ」(映画化にあたり新たに作曲)「人生のリズム」「スイート・チャリティ」「私はブラスバンド」「結婚式には泣きたいわ」「私はどうするの」「フィナーレ」。

「スイート・チャリティ」のストーリー

ニューヨークはダンスホールのホステス、チャリティ・ホープ・バレンタイン(シャーリー・マクレーン)は、その幸運そうな名にも似ず、愛には不運な女だった。しかしながら彼女は、いつも愛を夢みる、可愛い女である。今日も今日とて、最愛の、男チャーリーにあっさりと捨てられた。しかもセントラル・パークの橋の上から突き落とされ全財産をさえ持ち逃げされたのである。腕に彼の名を刺青するほど惚れていた男なのに。だがチャリティは仕事仲間のヘレン(ポーラ・ケリー)、ニッキー(チータ・リベラ)らに会うと、いつしか気分を直し、またもとの可愛い女に戻っていった。ある雨の夜、有名なスターのビットリオ(リカルド・モンタルバン)と知り合い彼の家で夢のような、ひとときを過ごした。だが、それも束の間、彼の恋人がやってくるとあっさりと、お払い箱。しかし彼女は思う。この世の中には、もっといいことが、あるはずだ。仕事を変えてみよう。もっと、まともな仕事に。職業紹介所に行ったが、学歴も技術もない悲しさ、彼女に向いた仕事などありはしない。落胆し、涙をかくしての帰り、エレベーターの中で計理士オスカー(ジョン・マクマーティン)と知り合い、2人はデートを重ねるようになった。セントラル・パークで会い、ビッグ・ダディ(サミー・デイビス・ジュニア)が主宰するサイケ調の宗教団体の集会に行ったり。チャリティにも、やっと幸福が、めぐってきたかのようだった。結婚の夢が、果てしなく広がる。だが式の当日、真面目男のオスカーは、彼女の過去にこだわり、わびながらも去っていってしまった。そして朝のセントラル・パーク。1人ぼっちのチャリティの前に数人のフラワー・チャイルドがやって来た。何も言わずに花をさし出す。チャリティも花は大好き。そうだ、もう一度生きてみよう。チャリティ・ホープ・バレンタインという幸運な名にふさわしい愛を求めて。

「スイート・チャリティ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「スイート・チャリティ」のスペック

基本情報
ジャンル ミュージカル
製作国 アメリカ
製作年 1968
公開年月日 1969年5月17日
製作会社 ユニヴァーサル
配給 ユニヴァーサル
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ

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映画専門家レビュー

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ダン・バトラー(1954)

山猫は眠らない2 狙撃手の掟

「プラトーン」「メジャーリーグ」のトム・ベレンジャーが伝説のスナイパー、トーマス・ベケットを演じる「山猫は眠らない」の続篇。監督はシャープで重厚なアクションシーンには定評のあるクレイグ・R・バクスレー。製作総指揮は「カットスロート・ハイウェイ」「ヴァンパイア・ハンター」監督としても知られているJ・S・カードネ。また製作のキャロル・コッテンブルックは公私共にカードネのパートナーである。もう一人の製作者は「トゥルー・ブルー」「D.N.A」のスコット・アイビンダー。前作に引き続き音楽を担当するのが「沈黙の戦艦」「D.N.A」のゲイリー・チャン。脚本はハリウッドの新鋭ライターチームのロン・ミタ&ジム・マックレインで、アクション大作「S.W.A.T」でも共同脚本を手掛けている。

ザ・ファン

人気野球選手への過剰な思い入れのあまり、次々と異常な行動を重ねていく男の犯罪を描いたサイコ・スリラー。売れっ子サスペンス作家、ピーター・エイブラハムズ初の映画化で、彼の同名長編小説(邦訳・早川書房)を、米NBCの人気TVドラマシリース『チアーズ』のフォフ・サットンが脚色。監督には「クリムゾン・タイド」のトニー・スコットがあたり、撮影のダリウス・ウォルスキー、音楽のハンス・ジマーも同作に続いての参加。製作は「フォレスト・ガンプ 一期一会」のウェンディ・ファイナーマン、エグゼクティヴ・プロデューサーはビル・アンガー、ジェームズ・W・スコッチドポール、バリー・M・オズボーンの共同。美術はアイダ・ランダム、編集はクリスチャン・ワグナーとクレール・シンプソンの共同。服装の変化が犯人の心理の移り変わりを表しているという衣裳デザインは、「カジノ」に続いてデ・ニーロの衣裳を担当するリタ・ライアックと、ダニエル・オルランディ。また、連続出場の世界記録を達成した大リーガーのカル・リプケン・ジュニアがテクニカル・アドバイザーを務めたほか、95年までフィリーズで活躍したジョン・クラックが5番打者役で出場しているのをはじめ、プロ選手が多数出演しているのも話題に。主演は「カジノ」「ヒート」のロバート・デ・ニーロと「マネートレイン」のウェズリー・スナイプス。共演は「ボーイズ・ライフ」に続いてデ・ニーロと共演となるエレン・バーキン、「3人のエンジェル」のジョン・レグイザモ、「ユージュアル・サスペクツ」のベニチオ・デル・トロほか。
ニック・チョン(1964)

インビジブル・スパイ

潜入捜査を描く香港のTVドラマ『使徒行者』のスピンオフシリーズ第2弾。警部チェンと警視イップは、世界中の警察にスパイを送り込むテロ組織を追うジャーナリストを保護。捜査に乗り出したところ、警視ジェンが潜入捜査官だったチェンを疑い捜査権を奪う。『使徒行者』スピンオフシリーズ第1弾である「ダブル・サスペクト 疑惑の潜入捜査官」から続きジャズ・ブーン監督のもと、ルイス・クー、ニック・チョン、フランシス・ンらが集う。「インファナル・アフェア」シリーズを手がけたアンドリュー・ラウ監督がプロデューサーを、「ゴールデン・ジョブ」のチン・ガーロウがアクション監督を務めた。特集『未体験ゾーンの映画たち2021』にて上映。

ハード・ナイト

「ダイ・ハード2」のレニー・ハーリン監督が放つバイオレンス・アクション。クリスマス・イブの香港。謎の武装グループが遺体検死中の監察医を襲撃。外部と遮断された密閉空間の中、不可解な要求を突きつけられた監察医たちは、危険な心理戦を仕掛けていくが……。出演は「激戦 ハート・オブ・ファイト」のニック・チョン、『霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~』のヤン・ズー、「若葉のころ」のリッチー・レン。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2020』にて上映。