人類の戦士

じんるいのせんし
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

「国際盗賊ホテル」に次ぐロナルド・コールマン主演映画で、「本町通り」「バビット」と同じくシンクレア・ルイス作の小説を「怪紳士」「曳かれゆく男」等のコールマン映画の脚色者シドニー・ハワードが脚色に当り、「大空の闘士」「餓鬼娘」のジョン・フォードが監督し、「海賊(1931)」「即興恋愛詩」のレイ・ジューンが撮影した。「マデロンの悲劇」「武器よさらば」のヘレン・ヘイズがコールマンの相手役を勤め、「百万円貰ったら」「頬は薔薇色」のリチャード・ベネット、「シンガポール航路」のA・E・アンソン、「愛に叛く者」のマーナ・ローイ、「街の風景」のラッセル・ホプトン及びデイヴィッド・ランドー、クラレンス・ブルックス、アレック・B・フランシス等助演。

「人類の戦士」のストーリー

これは、その生涯を社会のために、その愛を一人の女のために捧げた男の物語である。マーチン・アロウスミスが主人公の名である。孤児の境涯に人となった彼は、医学を志した。医学によって人生の真理を探究しようというのが彼の念願だった。彼が少年時代の希望を抱いて、細菌学の大家ゴットリーブ教授の前に現れたのは中西部の医科大学生としてだった。教授はこの青年アロウスミスが、科学者としての天分を持っていることを認め、愛弟子として指導した。やがて彼は恋をした。女はリオラという優しい気質の看護婦だった。初めて病院の廊下で二人が会った時、すでにアロウスミスはこの女のために全生涯の愛情を捧げることを決心していたかも知れない。二人は愛し合った。だからこそ、アロウスミスの恩師ゴットリーブ教授がニューヨークのマクガーク研究所に招聘された時彼は助手として教授から同行を懇望されても、彼は謝絶しなければならなかった。彼はリオラとの結婚生活を考えなければならなかった。研究所の一助手としての僅かな収入では、結婚などは思いもよらなかったのでアロウスミスは一応、科学者としての将来を断念したのである。結婚したアロウスミスはリオラの故郷である南ダコタ州の一寒村に開業医としての生活を始めた。しかし一村医として彼の科学者としての天稟が埋められる筈はなかった。村に家畜の疫病が流行した時、彼は寝食を忘れて病源の研究と療法とを研究し、その結果を発表した。その論文がマクガーク研究所に認められ、アロウスミスは招聘されてニューヨークへ赴いた。しかし宣伝好きの所長タップ博士と学者肌の彼は相容れず、二年の間何一つの研究も完成出来なかった。失望の彼を慰めるのはリオラの愛情のみだった。西印度諸島に黒死病が流行した時その療法を研究すべく、アロウスミスは恩師に鼓舞され、ソンドリュウス博士とともに赴いた。リオラも夫に随行した。二人は相別れていられなかったのだ。黒死病をアロウスミスは征服した。しかしソンドリュウス博士が先づ倒れ、アロウスミスが愛のすべてを捧げたリオラも犠牲となった。科学者として最高の栄誉を得ても喜んでくれる妻は亡き人となった。しかも彼がニューヨークに着くと同時に恩師ゴットリーブ博士も世を去った。彼は研究所の華かな歓迎会を蹴って、人類の闘士としての研究に推進し続けるより他はなかった。

「人類の戦士」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「人類の戦士」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1932
製作会社 ユナイテッド・アーチスツ映画
配給 ユ社支社
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/7

ブレッキン・メイヤー(1974)

少年マイロの火星冒険記 3D

「Disney’sクリスマス・キャロル」のロバート・ゼメキスが製作、「タイムマシン」のサイモン・ウェルズ監督とのタッグで贈る3Dアニメーション。火星人に誘拐された母親を救うために、少年マイロが様々な冒険を繰り広げる。声の出演は「ミニミニ大作戦」のセス・グリーン、「ファンボーイズ」のダン・フォグラー。

ガーフィールド2

世界中で愛されている人気者のネコ、ガーフィールドが活躍するコメディ・ドラマの第2弾。ガーフィールドの声にはビル・マーレイ、そのお人好しの飼い主ジョン・アーバックルをブレッキン・メイヤーが演じる。監督は「スポンジ・ボブ/スクエアパンツ」のティム・ヒル。
窪塚洋介(1979)

ファーストラヴ(2021)

島本理生による第159回直木賞受賞作を「十二人の死にたい子どもたち」の堤幸彦監督が北川景子主演で映画化。女子大生・聖山環菜が父親殺しの容疑で逮捕された。事件を取材する公認心理師・真壁由紀は、義理の弟で弁護士の庵野迦葉とともに面会を重ねるが……。共演は「水曜日が消えた」の中村倫也、「記憶屋 あなたを忘れない」の芳根京子、「最初の晩餐」の窪塚洋介。

みをつくし料理帖

「天と地と」など数々の作品をプロデュース・監督してきた角川春樹が、髙田郁の人気時代小説を映画化。大坂を襲った大洪水により幼くして両親を亡くし幼馴染と離れ離れになってしまった澪は、蕎麦処つる家の店主・種市に料理の才を見出され料理人として働く。苦難を乗り越え料理人として成長していく澪を「酔うと化け物になる父がつらい」の松本穂香が、幼馴染の野江を「ハルカの陶」の奈緒が演じる。また、1980年代の角川映画を彩り角川三人娘といわれた女優陣のうち薬師丸ひろ子、渡辺典子が特別出演。角川春樹は本作を生涯最後の監督作品と位置付けている。