ここが見どころ
「ニュウ・ムウン」「南方の放浪者」に次ぐローレンス・ティベット主演映画、「壁の中の声」等のC・ガードナー・サリヴァンと「南方の放浪者」「ロマンス」のベス・リンチが脚色し、「トレーダー・ホーン」「類人猿ターザン」のW・S・バン・ダイクが監督 に当たり、カメラは「類人猿ターザン」のハロルド・ロッソンが担当した。助演者は「異国の母」「翼破れて」のフーペ・ベレスを始め、「燃ゆる海原」のアーネスイト・タレンス、「河宿の夜」のジミイ・デューラント、「マタ・ハリ」のカレン・モーリーのほか、ルイズ・ファゼンダ及びヘール・ハミルトンという顔ぶれである。
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「島の想い出」のストーリー
桑港の富豪バークの弟テリーは覇気に富む快男児であった。同じく富豪の令嬢クリスタルに恋せられて婚約をしていたが彼は彼女にあまり好意を持たず海軍の陸戦隊に入って七つの海を渡りあるいていた。彼は同僚のあだ名をロマンスという大男と、O・O・ジョーンズというひょうきん者と仲良しで何時も三人で愉快に暮らしていた。ある時太平洋艦隊がキューバに寄港した時、ふとしたことから知り合いとなった南京豆売りの娘ネニタをテリーは愛し、クリスタルと婚約の間柄ではあったがネニタの純情に溺れた。この時売国は欧州大戦に参加することとなり、テリーはネニタを棄ててフランスの戦線に立たねばならなかった。テリーは勇敢に戦ったが不幸にも敵弾をうけ重傷を負った。戦時看護婦となっていたクリスタルの看護の甲斐あって彼は助かった。しかしその恩に背かれずネニタを愛していながらテリーはクリスタルと結婚した。かくて十年の歳月が流れた。テリーがニューヨークで10回の結婚記念を祝った時余興にキューバの唄を聞いたテリーは街にさまよい出て、旧知のロマンスと邂逅し、ロマンスの案内でジョーンズを訪問して旧交を温めた。愛のない結婚生活に倦んでいたテリーは、友達に逢ってネニタを想うこと切であった。彼は遂に意を決してハヴァナ行きの汽船にジョーンズと共に船客となった。ハヴァナで彼は10年前のネニタの住居を訪れたが住む人は変わっていた。テリーは警察を訪れてネニタ・ロペスの消息を聞いた。ネニタは数年前感冒がもとで早世したのであった。恋人の墓に詣でたテリーはネニタのために彼が作った即興の恋歌を聞いた。歌声の主は可愛い少年だった。それこそ彼が夢見の知らなかったネニタが産んだ彼の子だった。テリーはその子を引き取って米国へ帰りクリスタルと三人で初めて楽しい余生を送ることが出来た。
「島の想い出」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1931 |
製作会社 | M・G・M |
レイティング |
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