ここが見どころ
かつての名門バスケ・チームのコーチだった男が高校の弱体チームを一流チームにするまでを描く。製作は脚本も担当したアンジェロ・ピッツォとカーター・デ・ヘブン、監督はこれが劇場映画第1作となるデイヴィッド・アンスポー、撮影はフレッド・マーフィー、音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当。出演はジーン・ハックマン、デニス・ホッパーほか。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「勝利への旅立ち」のレビューを書く
「勝利への旅立ち」のストーリー
1951年。インディアナ州のひなびた田舎町のハイスクールにいささかくたびれた風体の男が入ってくる。バスケの新任コーチ、ノーマン・デイル(ジーン・ハックマン)だ。NYの名門チームのコーチだった彼は試合中に暴力沙汰を起こし、12年間バスケから遠去かっていたが、旧友である校長クリータス(シェブ・ウーリー)に招かれ、新規巻き直しのつもりでやってきたのだった。しかしこの町の人は新しいものを好まず、ノーマンは厳しい目にさらされる。練習初日。やる気のないチームは一番うまいジミーが抜けてしまったあとで、腑抜け同然だった。ノーマンは体育館でひとりバスケの練習をしていたジミーの姿を見ていたので興味を示し、彼に会いに行く。そこでノーマンは、彼に着任以来妙にからんでくる魅力的な女教師マイラ(バーバラ・ハーシー)と会う。彼女はジミーの家のそばに住んでいて、ノーマンにその日も噛みついてきた。最初の試合。ヒッコリー・ハイスクールのバスケ部には多くの町民の熱い視線がそそがれていた。ノーマンはそんな中、主力をはずしたり、4人で試合をさせたりかなり強引なコーチぶりをして見せ、試合は完敗に終った。だが、町のつまみもののシューター(デニス・ホッパー)とマイラだけは彼のガッツに一瞬感じ入る表情を見せた。かつてのヒッコリー・ハイの花形選手で今は飲んだくれのシューターがある日、ノーマンを訪ねてきた。ノーマンは彼の話をきくうちに彼に自分の補佐役をたのんだ。久し振りに目を輝かせるシューター。こんな人選や負け試合が続いたことで町民からコーチ不信任案が出されるが、そんな彼の窮状を救ったのはマイラとジミーだった。ジミーは町民の前で復帰宣言し、その条件として不信任案を撤回させたのだった。ジミーがチームに戻り、ヒッコリー・ハイのバスケ部に俄然、活気が戻ってきた。ところが、地区予選の試合で、ノーマンが興奮したあまりに途中退場させられ、ノーマンは後をシューターにたくした。そして、シューターはその試合は無難に乗り切ったものの、重圧にたえられず再び酒に手を出し、アル中治療院に送られてしまったのだ。チームはその後も快進撃を続け、ついに州の決勝にまで進んだ。相手は名門のイカサ校。試合前、ジミーら選手はコーチのため、シューターのため、そしてローカル校の意地にかけてもがんばろうと声をかけ合い、試合にのぞんだ。そして、ヒッコリー・ハイは苦戦の末に勝利をつかむのだった。
「勝利への旅立ち」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1987 |
公開年月日 | 1987年10月10日 |
製作会社 | ヘムデール・フィルム(オライオン)作品 |
配給 | ワーナー映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
「勝利への旅立ち」のみんなのレビュー
「勝利への旅立ち」のレビューを書く「勝利への旅立ち」の多彩なBlu-ray/DVD
映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日命日の映画人 2/25
- トニー・バートン(2016)
-
ロッキー・ザ・ファイナル
引退したボクサーが、再びプロ・ボクシングのリングに上がる様を描いたドラマ。「ロッキー」シリーズの第六作にして最終章。監督・脚本・主演は本シリーズの顔である、シルヴェスター・スタローン。共演は本シリーズの常連でもあるバート・ヤング。 -
バーチャソルジャー
熱血刑事とサイボーグ兵器の死闘を描いたアクション。監督は「サイボーグコップ」シリーズのリチャード・ペピン。脚本はリチャード・プレステイン・Jr.。撮影はケン・ブレイキー。音楽はポール・G・ヴォルク。出演は『レッド・サン・ライジング』(V)の元キックボクシング世界ライト・ヘビー級チャンピオン、ドン・ドラゴン・ウィルソンほか。