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「愛の泉」のソル・C・シーゲルが1954年に製作したミュージカル・ドラマ。故ラマー・トロッティのストーリーから「栄光何するものぞ」のフィービーとヘンリー・エフロン夫妻が脚色、「わが心に歌えば」のウォルター・ラングが監督した。撮影は「エジプト人」のレオン・シャムロイ、音楽は「エジプト人」のアルフレッド・ニューマンと「帰らざる河」のライオネル・ニューマンの共同である。主演は「マダムと呼んで」のエセル・マーマン、「雨に唄えば」のドナルド・オコナー、「帰らざる河」のマリリン・モンロー、「栄光何するものぞ」のダン・デイリー、歌手ジョニー・レイ、わがくに初登場のミュージカル・スター、ミッチー・ゲイナーで、そのほかリチャード・イースタム、ヒュー・オブライエン、フランク・マクヒュー、ライス・ウィリアムズらが助演する。
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「ショウほど素敵な商売はない」のストーリー
1919年、モリー(エセル・マーマン)とその夫テレンス・ドナヒュー(ダン・デイリー)がアデルフィ劇場に出演したとき、当時1歳の長男スティーヴも初舞台を踏んだ。1923年にドナヒュー一座がピッツバーグ劇場に出演したときはスティーヴ6歳、それに4歳の長女ケイティ、2歳の次男ティムが加わっていた。それから月日が流れ、ドナヒュー夫妻は成人した長男スティーヴ(ジョニー・レイ)長女ケイティ(ミッチー・ゲイナー)次男ティム(ドナルド・オコナー)と5人一座を組み、ニューヨークのヒポドロムに出演して大当たりをとった。父親に似て浮気者のティムはガール・フレンドとナイトクラブへ行ったとき、そこの受付をしている歌手志望のヴィッキー(マリリン・モンロー)に眼をつけたが、体よく追いはらわれた。長男スティーヴが牧師になって欠けたあと、ドナヒュー一座はマイアミのショーに出演することになったが、偶然ヴィッキーもショーに出演するためマイアミに来ており、ティムは大喜び。ヴィッキーにブロードウェイ出演の口がかかって来たとき、一緒にティムとケイティも出演する話が決まった。スティーヴの牧師就任式にはドナヒュー一家も出席して前途を祝福した。その席で作詩者のチャールズはケイティと結婚したいとスティーヴに告げた。スティーヴはもちろん2人の婚約を喜んだ。その夜ティムとヴィッキーはふとしたことから喧嘩別れしてしまった。いよいよ初日という日、ティムは自動車事故で負傷、入院した。父テレンスに不心得を叱られたティムは詫び状を残して病院から行方をくらました。ヴィッキー、モリー、ケイティのショー「マンハッタン・パレード」は大成功だった。テレンスはショーに出演するかたわらティムの行方を探していた。ティムのことでモリーはヴィッキーのことを誤解していた。ティムの行方がわからず、自分の芸にも自身を失ったテレンスは、モリーのすすめる芸能人救済資金募集ショー出演をも断り、姿をくらました。そのショーのはじまった夜、ヴィッキーはモリーの誤解をといて和解した。そのとき、突然長男スティーヴが楽屋を訪れ、母をはげました。そこへ水兵服姿のティムが現れ、父テレンスもまた帰って来た。そして久しぶりに全員揃ったドナヒュー5人組はヴィッキーを加えて舞台に登場するのだった。
「ショウほど素敵な商売はない」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ミュージカル |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1954 |
公開年月日 | 1955年4月22日 |
製作会社 | 20世紀フォックス映画 |
配給 | 20世紀フォックス極東会社 |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
「ショウほど素敵な商売はない」のみんなのレビュー
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映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/1
- ハビエル・バルデム(1969)
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誰もがそれを知っている
「別離」「セールスマン」のアスガー・ファルハディ監督が、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムを主演に迎えたサスペンス。スペインの故郷で久々に再会したラウラの家族と幼なじみ。しかし、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、家族の秘密と嘘が綻び始める。共演は「しあわせな人生の選択」のリカルド・ダリン、「マジカル・ガール」のバルバラ・レニー。撮影監督は「エル・スール」「ボルベール 帰郷」のホセ・ルイス・アルカイネ。 -
パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊
ジョニー・デップ主演の大ヒットシリーズ第5弾。海の死神サラザールが魔の三角地帯から解き放たれ、ジャック・スパロウへの復讐を目論む。それを阻止するためジャックは、“ポセイドンの槍”を手に入れようと、新たな仲間と大海原へ繰り出してゆく……。共演は「007 スカイフォール」のハビエル・バルデム、「キング・オブ・エジプト」のブレントン・スウェイツ、「メイズ・ランナー」のカヤ・スコデラリオ。メガホンを取ったのは、「コン・ティキ」のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ。
NEW今日命日の映画人 3/1
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ユニバーサル・ソルジャー ザ・リターン
死んだ兵士を戦闘マシーンとして蘇生させるプロジェクト“ユニバーサル・ソルジャー”で甦った男の戦いを描くSFアクション。1992年に公開された「ユニバーサル・ソルジャー」の続編。監督はミック・ロジャース。主演は前作に引き続きジャン=クロード・ヴァン・ダム。 -
ポストマン(1997)
荒廃した近未来のアメリカを舞台に、人々に希望をもたらす郵便配達人(ポストマン)の姿を描いたアクション・ロマン大作。監督・主演は「ウォーターワールド」「ティン・カップ」のケヴィン・コスナーで、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」に次ぐ7年ぶりの監督第2作。脚本はデイヴィッド・ブリンの同名小説(邦訳・ハヤカワ文庫)を基に、エリック・ロスと「ライアー」のブライアン・ヘルゲランドの共同。製作はコスナーと彼のパートナーのジム・ウィルソン、「ロング・キス・グッドナイト」のスティーヴ・ティッシュ。撮影は「モアイの謎」のスティーヴ・ウィンダン。音楽は「ファーザーズ・デイ」のジェームズ・ニュートン・ハワード。美術は「ワイアット・アープ」のアイダ・ランダム。編集は「ウォーターワールド」のピーター・ボイル。共演は「追いつめられて」でコスナーと共演した「コピーキャット」のウィル・パットン、英国の舞台女優で本作がデビューとなるオリヴィア・ウィリアムス、「ラブ・ジョーンズ」のラレンツ・テイト、「スネーク・アイズ」「パンサー」のジェームズ・ルッソのほか、ロック・ミュージシャンのトム・ペティが特別出演。