サウンダー

さうんだー
上映日
1973年9月22日

製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

1930年代のアメリカの不況時代、貧しい黒人一家が歩んだ苦難の道を通して人間愛を描く。製作はロバート・B・ラドニッツ、監督は「ボクサー」のマーティン・リット、ウィリアム・H・アームストロングの同名小説から、黒人作家のロン・エルダーが脚本、撮影はジョン・A・アロンゾ、音楽はタジ・マハール、編集はシド・レヴィンが各々担当。出演はシシリー・タイソン、ポール・ウィンフィールド、ケヴィン・フックス、カーメン・マシューズ、タジ・マハール、ジェームズ・ベスト、イヴォンヌ・ジャレル、エリック・フックス、シルビア・クーンバ・ウィリアムス、ジャネット・マクラクラン、テディ・エアハート、トマス・N・フィリップスなど。

「サウンダー」のストーリー

1930年代のアメリカ南部。不況の波がおしよせ産業は沈滞し、農村は疲弊していた。黒人の小作人ネイサン・モーガン(ポール・ウィンフィールド)は、妻レベッカ(シシリー・タイソン)、長男デビッド(ケヴィン・フックス)、次男アール(エリック・フックス)、長女ジョージー(イヴォンヌ・ジャレル)それに雑種の愛犬サルンダーと共に貧しい生活を送っていた。砂糖キビ栽培と黒糖作り、レベッカは白人のバートライト夫人(カーメン・マシューズ)から洗濯物を引き受けて生活のたしにしていた。一家の食料はネイサンが猟で得る獲物に頼る事が多かった。ある日、サウンダーが追いつめたアライグマをネイサンが射ち損じたために、晩の食事がぬきになったが、翌朝子供たちが眼を覚ますと食卓には肉が用意されていた。レベッカは不審に思い理由をたずねたが、彼ははっきり答えなかった。次の日の午後おそく、レベッカは子供たちを連れてネイサンが野球の試合に出るのを見物に行った。ネイサンは名投手で、彼が率いるチームは勝った。野球が終わると一家は親友アイク(タジ・マハール)と一緒に帰路についた。アイクは芸人はだしのブルース歌手で、ギターを弾きながら、皆を楽しませた。家に着くと、ヤング保安官(ジェームズ・ベスト)がやってきて、ネイサンを、薫製工場から肉を盗み出した疑いで逮捕した。この時サウンダーがネイサンの後を追い、保安官に射たれて重傷を負ったまま姿をかくしてしまった。ネイサンはやがて裁判にかけられ、有罪と決まり重労働による1年の刑に処せられる事になった。幾日かたって、自分で傷を治したサウンダーが帰ってきた。デビッドは、父に会うためにボートライト夫人の助けを得て保安官事務所をたずねたが、ヤング保安官は規則を楯に教えてくれない。だが、保安官がちょっと席を外した間にファイルを調べ、ネイサンがノーラン町に近いウィッシュボーン労刑キャンプに収容されている事を知った。長い旅を続けた後、デビッドとサウンダーはキャンプにたどり着いたが、会わせてはもらえなかった。途方にくれるデビッドを、黒人だけの学校の女教師カミール・ジョンソン(ジャネット・マクラクラン)が優しく迎えた。その後、デビッドは、有名な黒人の伝記や著書をカミールに教えてもらい、ある種の感動に襲われた。翌日、サウンダーと共に帰路についたデビッドはカミール先生から学校に来るように勧められた事を話した。歳月が流れ、突然ネイサンが家に帰ってきた。石切り場で働いていた時、ダイナマイトで負傷したため満期にならないうちに放免されたのだ。デビッドは、父親が不自由な体で戻ってきた時、入学をあきらめていたが、事情を知ったネイサンは快くそれを許可した。それから1週間後、デビッドは、母、弟妹、サウンダーに別れを告げて、父親と馬車に乗って旅立った。

「サウンダー」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「サウンダー」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1972
公開年月日 1973年9月22日
製作会社 ラドニッツ/マテル・プロ作品
配給 20世紀フォックス
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/4

タイラ・バンクス(1973)

ハンナ・モンタナ ザ・ムービー

スーパーアイドルと女子高生の二重生活を送る少女が巻き起こす騒動を描き、全米で人気のテレビドラマの劇場版。出演は「ビッグ・フィッシュ」のマイリー・サイラス、マイリーの実父で「マルホランド・ドライブ」にも出演したカントリー歌手ビリー・レイ・サイラス、「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」のエミリー・オスメント。

ハロウィン・レザレクション

ジョン・カーペンター監督による第1作以来、息の長いヒット・シリーズとなったホラー・サスペンスの第8弾。前作「ハロウィンH20」で久々にシリーズに復帰したジェイミー・リー・カーティスが、今回も登場。監督はシリーズ第2作「ブギーマン」のリック・ローゼンタール。
滝田洋二郎(1955)

北の桜守

「北の零年」「北のカナリアたち」に続く吉永小百合主演の“北の三部作”最終章。息子二人を連れて戦争から逃れ網走で過酷な状況の中生き抜いたてつ。1971年、次男の修二郎は戦禍によるPTSDに悩む母と思い出の地を辿るうちに、禁断の記憶に行きつく。監督は「おくりびと」「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」の滝田洋二郎。母てつを演じる吉永小百合や成人した修二郎役の堺雅人ら俳優陣とともに、貧しさや飢えに苦しみながら極寒の北海道で懸命に生きる母子のドラマを撮る。また、てつの心象風景を劇団ナイロン100℃の主宰ケラリーノ・サンドロヴィッチが演劇的に表現している。

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

田中経一の同名小説を「おくりびと」の滝田洋二郎監督が「母と暮せば」の二宮和也主演で映画化。絶対味覚を持つ料理人・佐々木充は、歴史の闇に消えた究極メニューの復元に挑む。一方、1930年代、そのレシピ作成に人生を捧げたのは天皇の料理番・山形であった。共演は「武曲 MUKOKU」の綾野剛、「沈黙 サイレンス」の笈田ヨシ、「クリーピー 偽りの殺人」の西島秀俊、「怒り」の宮﨑あおい、「PとJK」の西畑大吾、「シン・ゴジラ」の竹野内豊。脚本は「永遠の0」の林民夫。音楽を「3月のライオン」の菅野祐悟が担当する。

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