ここが見どころ
「愛欲の人魚」の次に製作されたビリー・ダヴ嬢主演映画で、ゾー・エイキンス女史作の舞台劇より「サタンの嘆き」「情炎の美姫」のフォレスト・ハルシー氏が脚色し、「トロイ情史」「ゴンドラの歌」のアレクサンダー・コルダ氏が監督した作品。撮影は「我等の海」「黄金の世界へ」のジョン・サイツ氏。助演者には「ジョアンの嘆き」「ゴリラ(1927)」のウォルター・ビジョン氏、「彼と女優」「疑惑の渦」のホームズ・ハーバート氏、「ドン・ファン(1926)」のモンタギュー・ラヴ氏の他にザズ・ビッツ嬢、セルマ・トッド嬢、プランドン・ハースト氏等がある。
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「心に秘めて」のストーリー
ヘレン・ヘーデンは勇敢で向う見ずな血統で有名なヴァリック家の最後の一人であった。夫ブルースは前身が肉屋という大酒飲みで、彼女の家庭生活は決して恵まれたものではない。憂鬱な生活の唯一の慰めは米国青年ネッド・セーヤーとの交際であったが、嫉妬深いブルースはヘレンとセーヤーとの親密を喜ばない。セーヤーはヘレンに恋するが、骨牌遊びの時に詐欺を働いたので騒ぎとなり、ヘレンに絶交される。一方セーヤーの姉はヘレンがセーヤーに渡した手紙を種にヘレンを脅迫するが、結果その手紙は公表され、いまはしい離婚沙汰が起る。ヘレンは海を越えて米国に渡ったが、以前として昔の様な豪奢な生活を送るので、次第に窮迫する。その時に英国の知人ソロモンに逢い、結婚を申込まれたが、未だセーヤーの恋の記憶を胸に秘めているので、その申し出を何度も断った。最後にその申込みを余儀なく承諾した時に、セーヤーが帰って来る。セーヤーは今はソロモンの会社に働いて居て、長い出張先から帰って来たのである。ソロモンはふとした事からセーヤーこそヘレンの心の奥に残されている恋人である事を知って、ヘレンとの婚約を取消す。セーヤーがヘレンの部屋を訪れた時、ヘレンは既にそこには居ない。彼女は絶望して、往来に出て、自動車の疾走する中に身を投げたのであった。しかし、負傷は軽くとどまり、意識を回復する。そして、セーヤーが詐欺の汚名に甘んじたのは姉を庇う為であった事を知る。
「心に秘めて」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1929 |
製作会社 | ファースト・ナショナル映画 |
レイティング |
「心に秘めて」のみんなのレビュー
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