ここが見どころ
広告代理店を舞台にとった都会喜劇。監督は「階段の上の暗闇」のデルバート・マン。脚本はスタンリー・シャピロとポール・ヘニングが共同で執筆。撮影はアーサー・E・アーリング。音楽は「九月になれば」のフランク・デヴォールが担当。出演者はロック・ハドソン、ドリス・デイ、トニー・ランドール、イーディー・アダムス、ジャック・オーキーなど。製作はスタンリー・シャピロとマーティン・メルチャーが共同で当たっている。
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「恋人よ帰れ」のストーリー
ニューヨークのマディスン街にある広告センターは、広告代理店がひしめいて生き馬の目を抜くところ。ラムゼー商会の専務ジェリー・ウェブスター(ロック・ハドソン)は辣腕家で評判が高い。今日も南部の富豪ミラーに踊り子をあてがい、先口のブラケット広告社の仕事を横取りしてしまった。怒ったのはブラケット社の主任キャロル・テンプルトン(ドリス・デイ)だ。彼女は当の踊り子レベルを脅かして白状させ、広告審議会に訴えた。一方ウェブスターはレベルをビップ・ガールにしてやるとおだてて、有利に証言させ、審議会の追及を切り抜けてしまった。ところがビップというのはウェブスターが出まかせに言った架空の商品である。それとは知らぬラムゼー商会の社長(トニー・ランドール)はこのビップを大宣伝したので注文殺到。ウェブスターはどうしてもビップを作らねばならなくなった。彼は天才科学者タイラー博士に依頼して万能食品ビップを作ることにした。この時キャロルはビップの広告権を奪おうとタイラー博士を訪れたが、そこにいたウェブスターを博士と間違えてあらゆるサービスを尽くしてしまった。ウェブスターは博士になりすまして彼女と遊び歩くがついにばれ、再び査問会に呼び出された。その時タイラー博士がビップを発明したと駆け込んで来た。実はこのビップ、濃縮アルコールだったため、試食した一同は大混乱。キャロルとウェブスターも騒動の中でいつの間にか結婚してしまうのだった。
「恋人よ帰れ」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1961 |
公開年月日 | 1962年2月24日 |
製作会社 | ユニヴァーサル映画 |
配給 | 日本ユニヴァーサル・インターナショナル映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
「恋人よ帰れ」のみんなのレビュー
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映画専門家レビュー
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