- 手に汗握る
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- スカッとする
- 親子で楽しめそう
- 考えさせられる
ここが見どころ
暴力的な夫から逃れ、名前さえ変えて、隠れ棲む女性の直面する恐怖を描くサスペンス・スリラー。エグゼクティブ・プロデューサーはジェフリー・チャーノフ、製作はレオナード・ゴールドバーグ、監督は「W」のジョセフ・ルーベン、脚本は「レインマン」のロナルド・バス、撮影はジョン・リンドレイ、音楽をジェリー・ゴールドスミスが担当。出演はジュリア・ロバーツ、パトリック・バーギンほか。
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「愛がこわれるとき」のストーリー
海岸を見下ろす瀟洒な別荘。そこで休暇を過ごすボストンで投資顧問を営むマーティン(パトリック・バーギン)とローラ(ジュリア・ロバーツ)は、見かけは申し分ない若い夫婦だった。しかし、異常に神経質で猜疑心の強いマーティンは、ひとたび激情に駆られるとローラに暴力を振るうこともしばしばで、そんな生活に3年以上も耐えてきたローラは、たまたま海岸に来ていた神経科医に誘われ、夫と一緒にクルージングに出て暴風雨に遇った夜、海に飛び込んで姿を消す。妻が水を恐れ、泳げないことを知っていたマーティンは彼女が溺死したと思って、さすがに茫然自失となるが、実はローラは生きていた。密かにYWCAに通って水泳を習っていた彼女は浜辺に辿り着くと、あらかじめ用意していた荷物を手に夜陰に乗じて夫のもとから脱出を果たしたのである。そしてバスで母のいる老人ホームの近くのアイオワの小さな町に向かうと、1軒家を借り、名前をサラ・ウォーターズと変え、過去を隠して第2の人生を送り始めた。そんな彼女にも隣家に住む大学の演劇教授のベン(ケヴィン・アンダーソン)との間に淡い交際が生まれるが、いつも肝心な時には心を見せないサラに、ベンは何か癒し切れない深い心の傷を感じ取っていた。一方、ローラを失った悲しみに暮れるマーティンはある日、ふとしたきっかけから彼女が実は水泳を習っていたことを知って疑惑を持ち、ローラから死んだと聞かされていた彼女の母がミネアポリスの老人ホームに移されて生きていることを突き止め、自分を偽って行方をくらましたローラの居所を執拗に追い始める。マーティンに見つかることを恐れるサラ(ローラ)は変装して母親に会いに行くが、マーティンもまた警察と偽って母親に接近してついにローラの居場所を知る。そうとは知らぬローラを今や復讐鬼に変じたマーティンの手が襲い、そこへ駆けつけたベンとの間で猛烈な格闘になるが、追い詰められたローラはマーティンの手から必死で銃を奪うと、もはや愛していないかつての夫に向けて引き金を引くのだった。
「愛がこわれるとき」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1990 |
公開年月日 | 1991年4月19日 |
上映時間 | 99分 |
製作会社 | レオナード・ゴールドバーグ・プロ作品 |
配給 | 20世紀フォックス |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビー |
「愛がこわれるとき」の多彩なBlu-ray/DVD
映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/5
- サラ・ジェシカ・パーカー(1965)
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ローマ発、しあわせ行き
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ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ)
ワーキングマザーの苦悩をコミカルに描いたアリソン・ピアソン原作の小説『ケイト・レディは負け犬じゃない』を、「プラダを着た悪魔」のアライン・ブロッシュ・マッケンナの脚本、「Emma エマ」のダグラス・マクグラスの監督で映画化。出演は、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のサラ・ジェシカ・パーカー。 - 松山ケンイチ(1985)
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BLUE/ブルー
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ブレイブ 群青戦記
笠原真樹によるコミック『群青戦記グンジョーセンキ』を「亜人」の本広克行監督が実写化。スポーツ名門校の弓道部に所属する西野蒼は、自分に自信が持てず落ち込む毎日。そんなある日、校庭に一本の雷が落ち、学校の外の風景は見渡す限りの野原となってしまう。出演は「十二人の死にたい子どもたち」の新田真剣佑、「海辺の映画館 キネマの玉手箱」の山崎紘菜。
NEW今日命日の映画人 3/5
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Oh!ベルーシ 絶体絶命
シカゴの辣腕記者と、ロッキー山脈に住むマスコミ嫌いの鳥類学者の恋を描くロマンチック・コメディ。製作はボブ・ラーソン、製作総指揮はスティーブン・スピルバーグと、「ブルース・ブラザース」のバーリン・ブリルスタインが担当。「歌え! ロレッタ 愛のために」のマイケル・アブテッドが監督。脚本はローレンス・カスダン、撮影はジョン・ベイリー、音楽はマイケル・スモールが各々担当している。出演はジョン・ベルーシ、ブレア・ブラウン、アレン・ゴーウィッツ、ライアム・ラッセルなど。 -
ネイバーズ(1982)
静かな生活が,隣人夫婦のために破壊されるという喜劇。製作はリチャード・D・ザナック、デイヴィッド・ブラウン、製作指揮はアーヴィング・ポール・レーザー、バーニー・ブリルスタイン、監督は「ふたりでスローダンスを」のジョン・G・アヴィルドセン。トーマス・バーガーの『危険な隣人』(早川書房刊)をラリー・ゲルバートが脚色。撮影はジェラルド・ハーシュフェルド、音楽はビル・コンティが各々担当。出演はジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド、キャスリン・ウォーカー、キャシー・モリアーティ、ローレン=マリー・テイラーなど。