刑事キャレラ 10+1の追撃

けいじきゃれらじゅうぷらすいちのついげき
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

南仏の保養地ニースに起こった不気味な連続殺人事件をめぐって、キャレラ刑事の活躍を描く。製作は「シシリアン」のジャック・E・ストラウス、監督はフィリップ・ラブロ、エド・マクベインの原作をラブロとジャック・ライズマンが共同脚色した。撮影は「君に愛の月影を」のジャン・パンゼ、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はクロード・バロワが各々担当。出演は「流れ者」のジャン・ルイ・トランティニアン、「初恋(1971)」のドミニク・サンダ、サッシャ・ディステル、カルラ・グラビナ、ポール・クローシェ、ローラ・アントネリ、ジャン・ピエール・マリエルなど。

「刑事キャレラ 10+1の追撃」のストーリー

南フランス、地中海岸のニースは、夏を楽しむ観光客で賑わっていた。捜査警部のキャレラ(ジャン・ルイ・トランティニアン)が休暇から戻ると、待ちかまえていたかのように殺人事件が起こった。殺されたのは帰りの船で一緒だった若い女優サンドラ(ドミニク・サンダ)の義父フォレストだった。同じ日、ホテルのプールで、バロワイエという男が眉間をうたれてプールに落ちた。2人の被害者には何の関連も発見できなかったが、彼らの命を奪った弾は同じライフルから発射されたものだった。夫人の口から、フォレストと星占師クラインベルグ(エリック・セガル)との関係が浮かんできたが、彼もまた翌日、同じライフルで殺された。事件の糸口がようやく見え始めた。それはサンドラが、フォレストのトランクを開け、小型ノートを見つけだした時だった。キャレラはノートに記された「J」の電話番号を回してみた。かつてのキャレラのガールフレンドだったジョスリーヌ(カルラ・グラビナ)だった。ジョスリーヌによれば、殺されたフォレストとクラインベルグは大学時代からの友だちだったというのだ。その帰りがけ、彼女は玄関先で射殺されてしまった。翌朝キャレラは、大学の文化センターで行なわれた劇のリハーサルに顔をだした。そこで、演出家パロンボ(ポール・クローシェ)が、殺されたジョスリーヌやクラインベルグを知っていたことを聞き出した。その場にいたサンドラが座を外し、事務所の書棚から紙を取りだすのを目撃したキャレラは、その紙を取りあげた。それは、8年前文化センターで上演された劇のプログラムだった。キャレラは、サンドラの恋人サビルヌー(サッシャ・ディステル)の保護を命じた。今までの殺人劇は、劇の出演者の登場順に行なわれていたのだ。サビルヌーは救出されたが、残りのメンバーも急ぎ保護する必要があった。間もなくエレンが保護を求めてきたが、ジュリエット(ローラ・アントネリ)だけは現われなかった。彼らの話によると、劇が終わったある夜、酒になり、やがて男女思い思いの組になってザコ寝した。ジュリエットだけはそれを断わったため、みんなに力ずくで犯された。彼女はその時のショックで錯乱し精神病院に入ったが、その後、消息は不明だった。事件発生4日目に、ペリー(ジャン・ピエール・マリエル)というイギリス人から電話がかかり、ジュリエットの夫と名乗って保護を求めてきた。キャレラが迎えにいったが、女は突然車の中から逃げだした。と、車めがけて弾丸が浴びせられた。キャレラはすかさず、その窓に向かって拳銃を射ち込んだ。ペリーは倒れた。妻を愛する夫の復讐だったが、犯行をくらますため、最後に妻をも犠牲にしようとした。事件はこうして解決したが、キャレラの心は重かった。血の臭いに飽きた彼は辞表を提出し、ニースを去った。

「刑事キャレラ 10+1の追撃」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「刑事キャレラ 10+1の追撃」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1971
製作会社 プレジデント・フィルムズ作品
配給 MGM
レイティング
カラー/サイズ カラー

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少年マイロの火星冒険記 3D

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