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フランク・G・スラウターの小説「戦士」を原作に作者自身が脚色、R・ジョン・ヒューが監督した南部インディアンが主人公の活劇篇。撮影監督はチャールズ・T・オローク、音楽監督はL・D・ロッシング主演「口紅殺人事件」のジェームズ・クレイグ、新人リタ・ミラン。バートン・マクレーン、デニス・クロスなどが助演。
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「虐殺の砦」のストーリー
常夏の楽園フロリダに住むセミノール族の戦士隊長オセオラ(ジェームズ・クレイグ)は、美しい若妻チチョタ(リタ・ミラン)と2人甘い新婚の夢にひたつていた。ところが彼らの平和を一瞬に崩す事態が起った。アメリカ政府から逃亡奴隷の逮捕を許されている奴隷商人ウィルスンが、私腹を肥やすため部下を率いてセミノール集落を襲い、逃亡奴隷だけではなく集落の男を捕まえ、農場へ売渡すために連れ去ったのである。オセオラは部下の戦士を従え、直ちに味方の捕虜と黒人奴隷を奪い返した。ウィルスンはキング砦の白人部隊巡邏隊長デイド少佐に救援を頼んだが断られた。少佐とオセオラは竹馬の友であったから無理もないが、断られたウィルスンは再び集落を襲いチチョタを奪った。オセオラはキング砦に行きインディアン保護官にに妻の身柄引渡しを頼んだ。が、保護官は、交換条件に平和協定への署名を迫った。祖父の地を守ろうとするインディアンにとって白人の決めた保護地へ移住させるという平和協定には無論、反対。怒ったオセオラは保護官を殺そうとして失敗、投獄された。間もなくオセオラは砦の指揮官フィンチ将軍の前に引出され再び署名を迫られたがこれを蹴り、あくまで挑戦の決意を示した。インディアン対白人の戦いが始まった。脱獄したオセオラは砦に夜討ちをかけ、保護官を殺した。戦いの最中、デイド少佐は戦死した。しかし、そのうちオセオラも弾薬食糧がつきて止むなく協定書に署名することとなりブルック砦に出頭した。が、ここでオセオラは図らずも、もはや白人に殺されたと思ったチチョタが、今はインディアン保護官になっているウィルスンに監禁されているのを知った。オセオラは、単身砦に乗り込みウィルスンを殺した。再び戦闘が始まった。だが状況はインディアンに不利。オセオラは遂に協定書への署名を決意、自らブルック砦を訪れ、一身を犠牲にして同族に平和を与えようと将軍の捕虜てなった。戦いは終り、セミノール族は安住の地へと移動を始めた。その中には夫を思うチチョタの姿もあった。
「虐殺の砦」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1957 |
公開年月日 | 1957年12月6日 |
製作会社 | アライド・アーチスツ映画 |
配給 | アライド・アーチスツ=映配 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
「虐殺の砦」のみんなのレビュー
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今日は映画何の日?
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- ロン・パールマン(1950)
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モンスターハンター
日本発の大ヒットゲームを「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督×ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で実写化。砂漠で偵察中のアルテミス率いる特殊部隊は、超巨大な砂嵐に遭遇。目を覚ますとそこは、我々の世界とは全く異なる別の世界だった。共演は「ワイルド・スピード SKY MISSION」のトニー・ジャー、「アントマン」シリーズのティップ・“T.I.”・ハリス、「50回目のファーストキス」の山崎紘菜。 -
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「ヘルボーイ」シリーズのロン・パールマンらが出演、第一次大戦末期を舞台にした戦争アクション。ウィリアム・リバース中尉らは敵陣にて行方不明となったアフリカ系アメリカ人兵士たちの小隊を救助すべく、人種の壁を越え、最後の最後まで戦い抜こうとする。監督は、「米軍極秘部隊ウォー・ピッグス」などに出演、「バルジ・ソルジャーズ」ではメガホンを取ったスティーヴン・ルーク。特集『未体験ゾーンの映画たち2020』にて上映。 - リッキー・シュローダー(1970)
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クリムゾン・タイド
米軍原子力潜水艦を舞台に、全面核戦争の危機を巡って対立する男たちのドラマを描いた、骨太のポリティカル・サスペンス。監督は「トゥルー・ロマンス」のトニー・スコット。「カラーズ 天使の消えた街」のマイケル・シーファーとリチャード・P・ヘンリックの原案を、シーファーが脚色。製作は「フラッシュダンス」「ビバリーヒルズ・コップ」などのヒットメーカー・コンビ、ドン・シンプソンとジェリー・ブラックハイマー。撮影は「クロウ 飛翔伝説」「蜘蛛女」のダリウス・ウォルスキー、音楽は「ライオン・キング」「勇気あるもの」のハンス・ジマー、美術はマイケル・ホワイト、SFXはドリーム・クエスト・イメージズが担当。主演は「フィラデルフィア」のデンゼル・ワシントンと「ワイアット・アープ」のジーン・ハックマン。「氷の微笑」のジョージ・ズンザ、「カリートの道」のヴィゴ・モーテンセン、「ア・フュー・グッドメン」のマット・クレイヴン、「ターミナル・ベロシティ」のジェームズ・ギャンドルフィーニらが脇を固める。また、「トゥルー・ロマンス」のクエンティン・タランティーノが脚本に参加し、ジェイソン・ロバーズがラストシーンに特別出演している(共にノー・クレジット)。 -
チャンプ(1979)
元ボクシング・チャンピオンの父親とその父が再び栄光の座に戻る日を信じている息子と、別れた妻の3人が織りなす愛を描く。製作はダイソン・ロべル、監督は「ブラザー・サン、シスター・ムーン」のフランコ・ゼフィレッリ。フランセス・マリオンの原作を基にウォルター・ニューマンが脚色。撮影はフレッド・コーネカンプ、音楽はデイブ・グルーシン、編集はマイケル・J・シェリダン、製作デザインはハーマン・A・ブルメンタル、衣裳はセオニ・V・アルドレッジが各々担当。出演はジョン・ボイト、フェイ・ダナウェイ、リッキー・シュローダー、ジャック・ウォーデン、アーサー・ヒル、ストローザー・マーティン、ジョーン・ブロンデルなど。
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