回転木馬

かいてんもくば
上映日
1956年7月1日

製作国
アメリカ

ジャンル
ミュージカル

ここが見どころ

「足ながおじさん」などの脚色をしていたヘンリー・エフロンが製作したもの。原作はフェレンク・モルナールの「リリオム」、これをミュージカルものにしたオスカー・ハマースティンとリチャード・ロジャースの「回転木馬」を、ヘンリー・エフロンとフィービー・エフロンが映画的に脚色し、「慕情」のヘンリー・キングが演出した。主演は「二人でお茶を」「オクラホマ!」に出演した歌手、ゴードン・マックレー、同じ「オクラホマ!」に出演した新人シャーリー・ジョーンズ、「デジレ」のキャメロン・ミッチェル、新人バーバラ・リュイック、「ホフマン物語」のロバート・ラウンズヴィル。撮影は「恐怖の土曜日」のチャールズ・G・クラーク、音楽はリチャード・ロジャース、振付はロッド・アレクサンダー。なお、この作品はシネマスコープに画期的な段階をつくりだした55ミリ・プロセスの第1回作品である。

「回転木馬」のストーリー

ビリイ・ゴードン(ゴードン・マックレー)は天国にいる。彼は底で星の番人をしている。ある日、同僚の1人が下界に暮らしている彼の身内が不幸だから、下界へ降りて彼等を幸福にしてやれと忠告する。かくてビリイは天国の律によって1日だけ、もう1度この世に戻って来るわけだが、物語は彼の生前に帰る。1900年。ところはニュー・イングランンドのメイン州にある小さな町。回転木馬のマリンばあさんの経営で、特に女性の人気を集めている。ある日、バスコム経営の棉織物工場で働いているジュリイ(シャーリー・ジョーンズ)という若い娘がやって来る。ジュリイは清純無垢な娘だが、どうしたわけかビリイの姿に催眠術でもかけられたようにひきつけられる。2人は間もなく結婚する。ビリイは回転木馬の呼びこみをやめてから2ヵ月すぎてもいまだに職が見つからない。知り合いの船乗りジッガー(キャメロン・ミッチェル)が織物工場主バスコムが船に原料取引の代金をとどける時、途中で待伏せして金を奪おうとそそのかす。鰊をとる漁師のスノウと婚約したジュリイの友達キャリイは、スノウが新しい漁船をてに入れたらビリイを乗組員にしようと云い、マリンばあさんも、彼をもう1度雇おうと云ってくる。ビリイは申し出を断ろうとしたが、ジュリイに子供ができることを知り、断りきれない。町から遠からぬ島で、町の人々が浜遊びをする日がある。ビリイもジュリイを連れてそこへ出かける。船乗りのジッガー母もやって来て、バスコムも金を盗もうと誘惑し、実行にとりかかるが、ビリイは失敗し、自分のナイフで傷を負い、ジュリイに抱かれながら死んだ。ここで話しは天界の彼にもどる。彼の死後生まれた娘ルイズが生長している。ところが、父なし子と云われて世間から馬鹿にされている。これを見てビリイは悲しがり1日だけ許されて天界から下界に降りてくる。それは丁度ルイズが高等学校を卒業する日だった。ビリイはルイズの前に現われ、天国から失敬してきた星を渡す。驚いたルイズは悲鳴をあげる。ビリイはジュリイには俺が来たことが判ったかもしれんと思う。ビリイはルイズのために何もしてやれなかったと悲しむが、卒業式のとき校長が云う、「自力で社会へ出て行け」という訓戒を聞き、ビリイはそれを見て安心し、天界へもどっていく。

「回転木馬」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「回転木馬」のスペック

基本情報
ジャンル ミュージカル
製作国 アメリカ
製作年 1956
公開年月日 1956年7月1日
製作会社 20世紀フォックス映画
配給 20世紀フォックス映画
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ

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映画専門家レビュー

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タイラ・バンクス(1973)

ハンナ・モンタナ ザ・ムービー

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ハロウィン・レザレクション

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滝田洋二郎(1955)

北の桜守

「北の零年」「北のカナリアたち」に続く吉永小百合主演の“北の三部作”最終章。息子二人を連れて戦争から逃れ網走で過酷な状況の中生き抜いたてつ。1971年、次男の修二郎は戦禍によるPTSDに悩む母と思い出の地を辿るうちに、禁断の記憶に行きつく。監督は「おくりびと」「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」の滝田洋二郎。母てつを演じる吉永小百合や成人した修二郎役の堺雅人ら俳優陣とともに、貧しさや飢えに苦しみながら極寒の北海道で懸命に生きる母子のドラマを撮る。また、てつの心象風景を劇団ナイロン100℃の主宰ケラリーノ・サンドロヴィッチが演劇的に表現している。

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

田中経一の同名小説を「おくりびと」の滝田洋二郎監督が「母と暮せば」の二宮和也主演で映画化。絶対味覚を持つ料理人・佐々木充は、歴史の闇に消えた究極メニューの復元に挑む。一方、1930年代、そのレシピ作成に人生を捧げたのは天皇の料理番・山形であった。共演は「武曲 MUKOKU」の綾野剛、「沈黙 サイレンス」の笈田ヨシ、「クリーピー 偽りの殺人」の西島秀俊、「怒り」の宮﨑あおい、「PとJK」の西畑大吾、「シン・ゴジラ」の竹野内豊。脚本は「永遠の0」の林民夫。音楽を「3月のライオン」の菅野祐悟が担当する。

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