丘の一本松

おかのいっぽんまつ The Trail of the Lonesome Pine
製作国
アメリカ

上映時間
102分

ジャンル
ドラマ ラブロマンス

ここが見どころ

野外で撮影された最初のテクニカラー映画で「Gウーマン」「青春の溜息」のシルヴィア・シドニー、「春を手さぐる」「花嫁の感情」のフレッド・マクマレイ、「月は我が家」「恋の歌」のヘンリー・フォンダが主演する。原作はジョン・フォックス・ジュニアの山間物語で、「あたしは別よ」のハーヴェイ・シュウとホレース・マッコイが協力潤色し、「ロイドの牛乳屋」「ベンガルの槍騎兵」のグローヴァー・ジョーンズが脚色し、監督には「永遠に愛せよ」「ベンガルの槍騎兵」のヘンリー・ハサウェイが当たった。助演者は「乙女よ嘆くな」のフレッド・ストーン「虚栄の市(1935)」のナイジェル・ブルース、「月は我が家」のビューラ・ボンディ、「断固戦うべし」のロバート・バラット、「アメリカの恐怖」のアラン・バクスター、「旅烏子供連れ」のスパンキー・マクファーランド等で撮影はロバート・C・ブルース指揮のもとにハワード・グリーンが担当している。

「丘の一本松」のストーリー

ケンタッキーの山奥に昔ながらの掟を守る人々が住んでいた、幾代もの間トリヴァー一家とフェーリン一家とは、不倶天敵の確執を続けしばしば流血の争闘をくり返していた。そこへジャック・ヘイルという技師が鉄道敷設にやってきて、フェーリン一家に射たれたデイヴ・チリヴァーの命を救った。デイヴの従妹でトリヴァー一家の長老ジャッドの娘ジューンは、デイヴから熱烈に恋されていたが男らしいジャックの妻に想いを寄せるようになった。しかしジャックは彼女がデイヴの未来の妻であり、まだほんの子供であるとして、てんで相手にしなかった。ジューンの弟でバディーというわずか4才の幼児は、ジャックの仲の良い友達になっていた。ジューンは弟を連れて毎日建設事務所へ遊びに来るうち、ジャックから町の学校へ入学して教育を受けるように薦められた。彼女は父母に嘘をついて町の学校へ行こうとし、途中でジャックに会って彼と共にギャプタウンへ行った。デイヴはジャックが彼女を唆したと誤解し、後を追ったが途中でフェーリン家のウェイドに襲われ彼を殴り倒してギャプタウンへ下りていった。ウェイドも父のバックや兄弟たちと共にデイヴを追ってギャプタウンへ行き大喧嘩となった。ジャックはデイヴに味方してフェーリン一家を向うに回し大格闘を演じたが、ついにフェーリン一家に凱歌は挙がった。ジャックはフェーリンとトリヴァー両家から仇敵視される苦境に立ったが、彼は敢然としてジューンをルイヴィルの姉の許に送って女学校に入学させた。ウェイドは鉄橋の下にダイナマイトを装填して鉄橋を爆破した。このときバティー少年は哀れ惨死を遂げてしまった。ジューンは急ぎかえって弟の悲しい葬儀に立ち合った。彼女は弟の復讐を要求した。ジャックがフェーリン家へ乗り込もうとしたが、デイヴはジャックを遮って單身フェーリン家へ赴いた。フェーリン家の長老バックは幼児を殺した息子のウェイドを攻めていた。彼はデイヴに心から謝罪した。デイヴも真情に打たれ今日までの憎悪を水に流してバックと固い握手を交わしたが、ウェイドは帰り行くデイヴを背後から射撃して負傷させた。バックは卑怯なわが子の振る舞いに激怒しウェイドを射殺し、傷ついたデイヴをトリヴァー家へ送り届けた。死に臨んだデイヴは自ら誤って傷ついたのだと言い、伯父のジャッドとバックに多年の確執を忘れ仲直りするように懇願した。ジューンとジャックは結婚し、ケンタッキーの山々に初めて平和な春が訪れた。

「丘の一本松」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「丘の一本松」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ ラブロマンス
製作国 アメリカ
製作年 1936
上映時間 102分
製作会社 パラマウント映画
配給 パラマウント支社輸入
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
音量 モノラル

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映画専門家レビュー

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安井昌二(2014)

小梅姐さん

「炭坑節」や「黒田節」など多くの民謡をヒットさせ、NHK紅白歌合戦でも美声を聞かせた芸者出身の歌手・赤坂小梅の生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリー。生まれ育った筑豊や芸者修行に励んだ北九州など彼女ゆかりの地を訪ね、数々の記録映像や関係者へのインタビューを交え、歌一筋に生きた彼女の生涯に迫る。監督は『ハイビジョンふるさと発~有明海に生きるカメラマンの物語~』などのドキュメンタリー番組を数多く手掛けた山本眸古。ナレーションを「悪名」の水谷八重子、作曲・音楽アドバイザーを「上方苦界草紙」の本條秀太郎が担当した。赤坂小梅。本名、向山コウメは明治39年(1906)年4月、福岡県川崎町に9人兄姉の末っ子として生まれる。16歳の時に自ら芸者を志し北九州の置屋「稲本」に。通常1年間の芸者修行を3ヶ月でこなし、1年で芸者デビュー、“梅若”を名乗る。昭和4(1929)年、九州一円の民謡研究のため小倉を訪れていた野口雨情、藤井清水らに認められ、レコードデビューを果たし、同6年に上京。同8年、コロムビアから発売した「ほんとにそうなら」が大ヒット。以来、端唄、舞踊小唄などを含め、多くの流行歌や民謡をレコーディングしヒットさせた。NHK紅白歌合戦にも4回出場、その豪放磊落な性格から多くの文化人や政・財界人などに愛され、大衆から支持された。酒豪でも知られ、恰幅のいい体型が特徴的だった彼女は昭和56(1981)年4月、75歳で引退。晩年は民謡の普及や福祉活動に勤しみ、平成4(1992)年1月17日死去。享年85歳であった。

楳図かずお恐怖劇場 まだらの少女

人の憎しみが生み出す蛇の呪いの恐怖を描いた中篇ホラー。監督は「恋する幼虫」の井口昇。楳図かずお原作の同名コミックを基に、「ホラ~番長 稀人」の小中千昭が脚色。撮影を「着信アリ2」の喜久村徳章が担当している。主演は、「Last Quarter 下弦の月」の中村有沙と「TRICK  劇場版」の成海璃子。尚、本作は「楳図かずお恐怖劇場」の中で、「ねがい」と2本立公開された。楳図かずおデビュー50周年作品。