王様万歳

おうさまばんざい
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

ジャッキー・クーガンがソル・レッサーのもとを離れメトロ社に移っての第1回作品で原作はアメリカの閨秀作家メアリー・ロバーツ・ラインハート(「白薔薇の君」などの原作を書いた人)の小説で、これをC・ガードナー・サリヴァンが映画劇的に書き直し、イヴ・アンセルが撮影台本を書いた。監督は「田園詩人」等を監督したヴィクター・シェルツィンゲルで、クーガンの相手役には「ロビン・フッド(1922)」「剣の輝き」等出演のアラン・ヘール、古いミンター映画の相手役であったアラン・フォレスト、「南海の情火」「キスメット(1920)」等出演のローズマリー・セビー、「臆病男」「闇黒部落」等出演のルース・レニック等が出演する。バルカンの仮想国を背景の物語である。

「王様万歳」のストーリー

バルカンにあるラヴォニア国の老帝は世嗣の王子が暗殺されたのを悲しみ嘆いて重い病の床に伏していた。皇太子たる老帝の皇孫オットー王子は叔母君アナンシアタ太公夫人および夫人の娘ヘドウィック姫と共に国立オペラ劇場へ観覧におもむいた時、オットー王子は退屈の余り劇場を出て、かねて遊びに行きたいと望んでいたアメリカ人の経営する公園へ行き、ボビー・ソープという少年と友達になった。王城内においては侍従長メトリックが老帝にヘドウィック姫を燐国のカルニアの国王カールの妃として国の平和を計るようにと説きすすめた。カールを恋していた太公夫人お付きのオルガ伯爵夫人は、これを知って怒ったが、反逆者一味はこれを利用しオルガをしてオットー王子を誘拐させようとした。王子のお付き武官ニッキー中尉はヘドウィック姫とは恋仲であったが、姫が国の犠牲となって心にもない結婚をさせられる事は若い2人を悲しませた。カールは婚儀を挙げるために首府へ乗り込んできた。国を挙げての歓喜の最中に、オットー王子は再びボビーと遊ぶために公園へ急いだ。ところがボビーの家の地下室は反逆者の巣窟であったので、王子は彼等の手に捕えられた。しかし勇敢なるニッキー中尉は大奮闘の後に王子を助け出した。この騒ぎの最中に老帝の崩御が伝えられたが、ニッキーは王子を伴って急ぎ王城へ帰り、群りきた市民に王子がラヴォニアの新しき王である事を告げた。王様万歳の歓呼の声は市民の口から叫ばれる。幼き王はヘドウィック姫とニッキー中尉との結婚を許し、燐国のカール王を礼を厚くして送り帰した。ラヴォニアの天地、再び平和と幸福に包まれて行く。

「王様万歳」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「王様万歳」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1923
製作会社 メトロ特作映画
配給 国際映画社
レイティング
カラー/サイズ モノクロ

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日命日の映画人 3/3

安井昌二(2014)

小梅姐さん

「炭坑節」や「黒田節」など多くの民謡をヒットさせ、NHK紅白歌合戦でも美声を聞かせた芸者出身の歌手・赤坂小梅の生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリー。生まれ育った筑豊や芸者修行に励んだ北九州など彼女ゆかりの地を訪ね、数々の記録映像や関係者へのインタビューを交え、歌一筋に生きた彼女の生涯に迫る。監督は『ハイビジョンふるさと発~有明海に生きるカメラマンの物語~』などのドキュメンタリー番組を数多く手掛けた山本眸古。ナレーションを「悪名」の水谷八重子、作曲・音楽アドバイザーを「上方苦界草紙」の本條秀太郎が担当した。赤坂小梅。本名、向山コウメは明治39年(1906)年4月、福岡県川崎町に9人兄姉の末っ子として生まれる。16歳の時に自ら芸者を志し北九州の置屋「稲本」に。通常1年間の芸者修行を3ヶ月でこなし、1年で芸者デビュー、“梅若”を名乗る。昭和4(1929)年、九州一円の民謡研究のため小倉を訪れていた野口雨情、藤井清水らに認められ、レコードデビューを果たし、同6年に上京。同8年、コロムビアから発売した「ほんとにそうなら」が大ヒット。以来、端唄、舞踊小唄などを含め、多くの流行歌や民謡をレコーディングしヒットさせた。NHK紅白歌合戦にも4回出場、その豪放磊落な性格から多くの文化人や政・財界人などに愛され、大衆から支持された。酒豪でも知られ、恰幅のいい体型が特徴的だった彼女は昭和56(1981)年4月、75歳で引退。晩年は民謡の普及や福祉活動に勤しみ、平成4(1992)年1月17日死去。享年85歳であった。

楳図かずお恐怖劇場 まだらの少女

人の憎しみが生み出す蛇の呪いの恐怖を描いた中篇ホラー。監督は「恋する幼虫」の井口昇。楳図かずお原作の同名コミックを基に、「ホラ~番長 稀人」の小中千昭が脚色。撮影を「着信アリ2」の喜久村徳章が担当している。主演は、「Last Quarter 下弦の月」の中村有沙と「TRICK  劇場版」の成海璃子。尚、本作は「楳図かずお恐怖劇場」の中で、「ねがい」と2本立公開された。楳図かずおデビュー50周年作品。