永遠に微笑む

とわにほほえむ
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

「自由の魂」「夫婦戦線」と同じくノーマ・シアラー主演映画でジェーン・カウル とジェーン・マーフィン合作の舞台劇の映画化。監督には「夫婦戦線」「忘れじの面影(1930)」のシドニー・A・フランクリンが当たり撮影は「上海特急」「暗黒街の顔役(1932)」のリー・ガームスの担当。助演者は「暴君ネロ(1932)」のフレドリック・マーチ、「自由の魂」のレスリー・ハワードを始め「女性に捧ぐ」のO・P・ヘギー、「地下の雷鳴」のラルフ・フォーブス、「悪魔の富籤」のベリル・マーサー等で、脚色は「今宵ひととき」のエルネスト・ヴァイダと「夫婦戦線」のクローディン・ウェストが受持っている。

「永遠に微笑む」のストーリー

30年の間ジョン・カートレット卿は苦い思い出の虜となって憂鬱な生活を続けて来 た。思い出というのは彼が青春の頃相愛の女であったムニーンが彼との結婚式の宵に恋仇ジェレミイ・ウェインの兇刃に倒れたことであった。しかし彼の憂鬱はムニーンの妹の娘で孤児となったキャスリーン・クレアが彼の親友オウエンによって彼の許へ連れて来られたので幾分慰められた。4才の時から引取られたキャスリーンはいつか美しい一人前の女に育った。ジョンの彼女に対する愛は真実の父の如きものだった。ところが平和なカートレット家にジョンの昔の恋仇の一子ケネス・ウェインが訪れ来たので許らずも波乱が起こった。ケネスは亡き父親の昔の事については何事も知らない純真な好青年だった。そして彼とキャスリーンとはいつしかお互いに熱烈に愛し合う仲となった。このことを知るとジョンの胸は掻きむしられるように、思い出の古傷が痛むのだった。そして憤ろしさからジョンはケネスがキャスリーンと交際することを絶対に禁じてしまった。本意なくも、別れ言葉さえもかわさず、悲恋を胸に抱いてケネスは戦地へ赴いた。4年間ケネスは勇敢に戦闘の巷を駆馳したが、武運なく彼は負傷して障害者となって悲しい凱旋をした。4年の歳月もキャスリーンがケネスを思う愛の焔を消し止めることは出来なかった。相見れば尚のこと思いはつのって彼女は育ての親ジョン卿に背いてまでもケネスの許へ走る決心をした。ケネスの愛とても変るはずはなかったが廃人となった己れを顧みればキャスリーンの夫となる資格はないと思うのだった。彼は愛想つかしをして彼女も別れようとしたが、ジョン卿も死に面してウェインに封する憎悪を忘れ、永遠の恋人ムニーンの幻影に招かれて幸福に瞑目したのであった。

「永遠に微笑む」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「永遠に微笑む」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1932
製作会社 M・G・M映画
配給 MGM支社
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/13

キャンディス・アッコラ(1987)

デッドガール(2008)

学生たちが、廃墟となった病院に裸のまま繋がれていたいくら嬲っても死なない女に、凌辱を加える猟奇的なスリラー。2008年トロント国際映画祭などの映画祭で上映され、あまりにも異常な狂気が物議を醸した。監督は「チャーリー 世界一かわいい犬と僕が伝えたいこと」(未)のマルセル・サーミエント。さえない学生を「赤ずきん」のシャイロー・フェルナンデスが、さえない学生が思いを寄せる女子を「オン・ザ・ドール」(未)のキャンディス・アッコラが、何をされても死なない女を本作が映画デビュー作となったジェニー・スペインが、女が死なないのをいいことに好き放題し次第に狂気に陥っていく友人を「LOOPER/ルーパー」のノア・セガンが演じる。
シオバン・ファロン(1961)

ホワッツ・イン・ザ・シェッド

「ブラッドナイト」のフランク・サバテラ監督によるホラー。スタンの家にある小屋から怪しげな声が聞こえてくるようになり、不審者を追い出そうと小屋の中に入った者が次々に八つ裂きに。友人のドマーは、これで嫌な奴らに仕返しができると言い出すが……。出演は「X-DAY 黙示録」のジェイ・ジェイ・ウォーレンほか。特集『未体験ゾーンの映画たち2021』にて上映。

ハウス・ジャック・ビルト

第71回カンヌ国際映画祭に出品され、過激な描写で物議を醸したラース・フォン・トリアーの問題作。1970年代のワシントン州。建築家を志す独身の技師ジャックは、ある出来事をきっかけに、アートを創作するかのように、殺人に没頭するようになる……。出演は「マイ・ライフ・メモリー」のマット・ディロン、「エレニの帰郷」のブルーノ・ガンツ、「ニンフォマニアック Vol.1」のユマ・サーマン。

NEW今日命日の映画人 5/13

ドリス・デイ(2019)

ニューヨークの大停電

クロード・マグニアの舞台劇を、この映画製作者で「マーメイド作戦」のエヴェレット・フリーマンと「ベン・ハー(1959)」のカール・タンバーグが脚色、「恐怖の蝋人形」のハイ・アヴァーバックが監督したコメディ。撮影は「レッド・リバーのガンマン」のエルスワース・フレデリックスのニューヨーク・ロケ、音楽は「卒業」のデーヴ・グルーシンが担当した。出演は「おしゃれスパイ危機連発」のドリス・デイ、「プレイラブ48章」のロバート・モース、「大進撃」のテリー・トーマス、「アルバレス・ケリー」のパトリック・オニールほか。製作は、脚本担当のエヴェレット・フリーマンとマーティン・メルチャー。

おしゃれスパイ危機連発

「独身アパート」のフランク・タシュリンとジェイ・ジェイソンが脚本を書き、タシュリンが監督したコメディ。撮影は「華麗なる激情」のレオン・シャムロイ、音楽は「飛べ! フェニックス」のフランク・デヴォールが担当した。出演は「ただいま熱愛中」のドリス・デイ、「ハワイ」のリチャード・ハリス、「ねえ!キスしてよ」のレイ・ウォルストン、「アパートの鍵貸します」のジャック・クラシェンほか。製作はアーロン・ローゼンバーグとマーティン・メルチャー。