三浦友和 ミウラトモカズ

  • 出身地:山梨県塩山市(現・甲州市)
  • 生年月日:1952/01/28

略歴 / Brief history

山梨県塩山市(現・甲州市)の生まれ。本名・三浦稔。小学生の時に一家で東京都立川市へ転居。歌手の忌野清志郎と同級生だった都立日野高校を卒業後、日本電子工学院へ入学し、アルバイトをしながら音楽活動していたところをスカウトされて、1972年のTBS『シークレット部隊』で俳優デビューする。以後も同局『燃える兄弟』72、『刑事くん』73、フジテレビ『剣道一本』72、NET(現・テレビ朝日)『じゃがいも』73などのドラマに出演し、その端正な二枚目ぶりで女子中高生の注目を集めた。74年、アイドル歌手・山口百恵の第1回主演映画「伊豆の踊子」の相手役に応募。合格者は現役東大生だったが、監督の西河克己が芝居のできる既成のタレントを熱望したため、落選した友和が抜擢される。以降、“百恵×友和”のコンビ映画は東宝のドル箱シリーズになり、80年の市川崑監督「古都」まで12本が製作された。東宝は友和を青春スターとして売り出し、百恵との共演作以外でも「阿寒に果つ」「青い山脈」「陽のあたる坂道」75で主役に起用。百恵とはTBS『赤い疑惑』75、『赤い衝撃』76などのドラマでも共演し、私生活でも80年11月に結婚。百恵の芸能界引退によって、ゴールデンコンビの作品は終了する。81年、村川透監督「獣たちの熱い眠り」でダーティなヒーローを演じ、テレビ朝日『西部警察PARTⅡ』でもアクションを披露するなど、青春スターからの脱皮を図る。映画は以後、舛田利雄監督「大日本帝国」82、森谷司郎監督「海峡」82の助演、小松左京原作・総監督のSF映画「さよならジュピター」84に主演と、大作が続いたが、決定的なイメージチェンジには繋がらなかった。85年、相米慎二監督「台風クラブ」で酔っぱらいの無責任な中学生教師を演じ、それまでにない人間臭さを感じさせ好演。この演技で報知映画賞、ヨコハマ映画祭の助演男優賞を受賞する。もともと整った見た目が魅力の核心だったが、この頃から普通人の頼りなさやだらしなさを覗かせた独特の持ち味が活かされていくようになる。91年には澤田幸弘監督「仔鹿物語」、戸井十月監督「風の国」、竹中直人監督「無能の人」、舛田利雄監督「江戸城大乱」に出演し、毎日映画コンクール男優助演賞を受賞した。99年には諏訪敦彦監督「M/OTHER」で、監督や共演者とディスカッションしながらダイアローグを考えていくという実験的な撮影現場を経験。彼が演じる主人公と恋人、別れた妻子が同居する奇妙な擬似家族関係を描いた同作はカンヌ国際映画祭の国際批評家連盟賞を受賞し、自身も報知映画賞主演男優賞、さらには毎日映画コンクールの脚本賞にも監督らとともに輝いている。山崎貴監督「ALWAYS/三丁目の夕日」05・07では空襲で妻子を失った小児科医に扮して、初老の男の喪失感を見事に表現。2007年、山下敦弘監督「松ヶ根乱射事件」では主人公の双子のぐうたらな父親、三木聡監督「転々」ではオダギリジョー演じる主人公の青年と東京を散歩する不思議な借金取りを演じ、キネマ旬報賞とブルーリボン賞の助演男優賞を受賞する。さらに、山崎豊子原作、若松節朗監督の「沈まぬ太陽」09では渡辺謙演じる主人公のライバル・行天四郎を熱演して、キネマ旬報賞、日本アカデミー賞、日刊スポーツ映画大賞の助演男優賞を獲得した。テレビドラマはほかに、NHK『独眼竜政宗』87、『レガッタ・国際金融戦争』99、『純情きらり』『ウォーカーズ・迷子の大人たち』06、TBS『オトコの居場所』94、『ブラックジャックによろしく』03、『世界の中心で、愛をさけぶ』04、『流星の絆』08、『新参者』10、フジテレビ『妊娠ですよ』94・95、『薔薇のない花屋』08、『東京DOGS』09、テレビ朝日『はみだし弁護士・巽志郎』96~11、『小児病棟・命の季節』96、『氷点2001』01、『弟』04、テレビ東京『それぞれの断崖』00など多数。人生の年輪を感じさせる演技派俳優として映画、テレビドラマに欠かせない存在である。長男・祐太朗はロックバンド“Peaky SALT”のヴォーカルをつとめデビュー。次男・貴大も俳優として活躍している。

三浦友和の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 唐人街探偵 東京MISSION

    中国の大ヒットシリーズ第3弾。中国の探偵コンビ、タン・レンとチン・フォンは、日本の探偵・野田に協力を依頼され、東京に飛ぶ。マフィアの会長の密室殺人事件で犯人として起訴されたヤクザの組長の冤罪のため、タイの探偵ジャーも加わり、事件解決に挑む。出演は、「新喜劇王」のワン・バオチャン、「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」のリウ・ハオラン、「浅田家!」の妻夫木聡、「モンスターハンター」のトニー・ジャー、「すばらしき世界」の長澤まさみ。監督・脚本は、シリーズ全作を手掛けるチェン・スーチェン。
  • AI崩壊

    「22年目の告白 ―私が殺人犯です―」の入江悠監督が、AIの暴走を描いたサスペンス。AIが生活に不可欠になった2030年、医療AIのぞみが突如暴走し、命の選別と殺戮を開始。AIテロの容疑をかけられた開発者の桐生は、AI監視網の中、決死の逃亡劇を繰り広げる。逃亡する天才科学者・桐生を「キングダム」の大沢たかおが、彼を追う天才捜査官・桜庭をEXILE/三代目JSOULBROTHERSの岩田剛典が、AI管理者を「森山中教習所」の賀来賢人が演じる。
    76
    • 手に汗握る
  • 風の電話

    岩手県大槌町に実在する電話ボックス“風の電話”をモチーフにしたヒューマンドラマ。大槌町で東日本大震災に遭い、家族を失った高校生のハルは、広島県に住む叔母の家に身を寄せている。ある日、叔母が倒れ、病院へ運ばれると、ハルは故郷を目指し旅に出る。監督は、「ライオンは今夜死ぬ」の諏訪敦彦。出演は、「ブラック校則」のモトーラ世理奈、「空母いぶき」の西島秀俊、「任侠学園」の西田敏行、「羊と鋼の森」の三浦友和。
  • 羊と鋼の森

    第13回本屋大賞を受賞した宮下奈都の同名小説を原作に「orange -オレンジ-」の橋本光二郎監督が映画化。高校生の時、ピアノ調律師・板鳥と出会い、念願の調律師として働き始める外村。恩師や先輩、双子の姉妹に囲まれながら、外村はひたすら音と向き合ってゆく。新米調律師の外村直樹を「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」の山﨑賢人、外村が憧れる調律師・板鳥宗一郎を「葛城事件」の三浦友和、外村の先輩・柳を「忍びの国」の鈴木亮平、ピアニストの高校生姉妹・和音と由仁を実の姉妹である「ちはやふる」の上白石萌音と、「ハルチカ」の上白石萌歌が演じる。脚本は「高台家の人々」の金子ありさ。音楽を「リバーズ・エッジ」の世武裕子が務める。
    80
  • DESTINY 鎌倉ものがたり

    山崎貴が『三丁目の夕日』に続いて西岸良平のベストセラーコミック『鎌倉物語』を映画化。幽霊や物の怪が生息する鎌倉。ある日、この地で殺人事件が発生。ミステリー作家の一色正和は、犯罪研究の腕を買われ、警察から捜査への協力を求められるが……。出演は大河ドラマ『真田丸』の堺雅人、『とと姉ちゃん』の高畑充希。
    80
  • 葛城事件

    初監督作「その夜の侍」で注目を集めた劇団THE SHAMPOO HATの赤堀雅秋が、再び自身が作・演出を手掛けた舞台劇を映画化。どこにでもいる平凡な家族・葛城家が、次男が起こした無差別殺人事件をきっかけに、崩壊へと向かってゆく。葛城家の一家を演じるのは、「64 ロクヨン」二部作の三浦友和、「さよなら歌舞伎町」の南果歩、「俳優 亀岡拓次」の新井浩文、「明烏 あけがらす」の若葉竜也。
    70
  • 64 ロクヨン 後編

    横山秀夫のベストセラーを「ヘヴンズ ストーリー」の瀬々敬久が2部作で映画化した後編。昭和64年に発生した未解決の少女誘拐殺人事件・通称“ロクヨン”から14年後、新たな誘拐事件が発生。当時捜査にあたった刑事・三上は再び動き出す……。出演は、「愛を積むひと」の佐藤浩市、「新宿スワン」の綾野剛、「図書館戦争」シリーズの榮倉奈々、「家族はつらいよ」の夏川結衣。
    60
  • 64 ロクヨン 前編

    横山秀夫のベストセラーを「ヘヴンズ ストーリー」の瀬々敬久が前後編2部作で映画化。昭和64年、通称“ロクヨン”と呼ばれる少女誘拐殺人事件が発生。未解決のまま14年が過ぎ、県警広報官の三上は時効が迫る事件解決のために動き出す。出演は「愛を積むひと」の佐藤浩市、「新宿スワン」の綾野剛、「図書館戦争」シリーズの榮倉奈々、「東京家族」の夏川結衣、「サクラサク」の緒形直人、「ロマンス」の窪田正孝、「残穢 ざんえ 住んではいけない部屋」の坂口健太郎、「悼む人」の椎名桔平、「はなちゃんのみそ汁」の滝藤賢一、「赤い玉、」の奥田瑛二、「さらば あぶない刑事」の仲村トオル、「小さいおうち」の吉岡秀隆、「まほろ駅前狂騒曲」の瑛太、「あん」の永瀬正敏、「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」の三浦友和。音楽を「思い出のマーニー」の村松崇継が担当する。
    60
  • 救いたい

    麻酔科医として患者を懸命に守り、また地域医療に奔走する夫を支える女性を通し、東日本大震災からの復興に向けひたむきに生きる人々を描いたヒューマンドラマ。国立病院機構仙台医療センターで麻酔科医長等を務める川村隆枝が、あまり知られていない麻酔科医の姿や自身の体験談を綴ったエッセー『心配ご無用――手術室には守護神がいる』を映画化。監督は「大河の一滴」「ハチ公物語」の神山征二郎。苦難を乗り越え前向きに生きようとする麻酔科医を「セカンドバージン」「ラヂオの時間」の鈴木京香が、被災地での診療に身を捧げる夫を「沈まぬ太陽」「伊豆の踊子」の三浦友和が演じる。前売券の売上の一部が、地域医療振興に向け寄付される。
    80
  • ストロベリーナイト

    誉田哲也の人気ミステリー小説『姫川玲子シリーズ』を原作にしたテレビドラマの劇場版。警視庁捜査一課で活躍する才色兼備の女刑事・姫川玲子が、ヤクザを狙った連続殺人事件に挑む。出演は「はやぶさ/HAYABUSA」の竹内結子、「CUT」の西島秀俊、「終の信託」の大沢たかお。監督は「キサラギ」の佐藤祐市。
    70
  • アウトレイジ ビヨンド

    「HANA-BI」などで世界に知られる北野武が2000年に発表した「アウトレイジ」の続編。関東VS関西の巨大ヤクザ抗争に巻き込まれていく主人公・大友の姿を描く。出演は「アウトレイジ」のビートたけし、「釣りバカ日誌」シリーズの西田敏行、「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」の三浦友和、「それでもボクはやってない」の加瀬亮。
  • おかえり、はやぶさ

    小惑星イトカワからサンプルを持ち帰った探査機“はやぶさ”の偉業を、他の宇宙開発プロジェクトや、それらを取り巻く人間模様を交えて描く。出演は「カイジ2 人生奪回ゲーム」の藤原竜也、『妖怪人間ベム』の杏、「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」の三浦友和。監督は「鴨川ホルモー」の本木英克。2D/3D同時公開。
    70
  • ALWAYS 三丁目の夕日‘64

    昭和39年の東京下町を舞台に、そこで暮らす人々の人間模様を描くシリーズ第3作。監督は前作、前々作に続き山崎貴が担当。「ゴールデンスランバー」の吉岡秀隆、「プリンセス トヨトミ」の堤真一、「探偵はbarにいる」の小雪、「これでいいのだ!!映画・赤塚不二夫」の堀北真希、「東京オアシス」のもたいまさこらおなじみの出演陣が集結。2D/3D同時公開。
    90
  • RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ

    鉄道にまつわる人々に光を当てた「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」に続くシリーズ第2弾。富山県富山地方鉄道の運転士と妻のドラマを描く。監督は、前作でチーフ助監督を務め、本作が監督デビューとなる蔵方政俊。出演は、「死にゆく妻との旅路」の三浦友和、「食堂かたつむり」の余貴美子。2011年11月19日(土)より、富山シアター大都会他にて先行上映。
    80
  • 星守る犬

    村上たかしの同名コミックを「スープ・オペラ」の瀧本智行監督が映画化。市役所職員が身元不明の男性と飼い犬の遺体の足跡を訪ね歩く中、自身の孤独な人生と重ね合わせていく。出演は「SPACE BATTLESHIPヤマト」の西田敏行、「ノルウェイの森」の玉山鉄二、「私の優しくない先輩」の川島海荷、「スープ・オペラ」の余貴美子、「高校デビュー」の温水洋一。
    70
  • マイ・バック・ページ

    川本三郎の同名ノンフィクションを「天然コケッコー」の山下敦弘監督が映画化。1960年代後半、激動の時代を背景に、理想に燃える週刊誌記者が左翼思想の学生と出会い、奇妙な絆で結ばれていく姿を描く。出演は「悪人」の妻夫木聡、「GANTZ」の松山ケンイチ、「BECK」の忽那汐里、「婚前特急」の石橋杏奈、「悪夢探偵2」の韓英恵、「ほしのふるまち」の中村蒼。
    70
  • 死にゆく妻との旅路

    多額の借金がもとで、病気の妻とともに9か月間に渡ってワゴン車で全国を放浪した男が保護責任者遺棄致死罪で逮捕されたという1999年に実際に起きた事件を、男の手記に基づいて映画化。苦境の中で支えあって生きる夫婦の愛情を描く。出演は「沈まぬ太陽」の三浦友和、「サヨナライツカ」の石田ゆり子。監督は「初恋」の塙幸成。
    70
  • 借りぐらしのアリエッティ

    メアリー・ノートン原作のファンタジー小説『床下の小人たち』の舞台を日本に置き換えたジブリ・アニメ。小人の少女と人間の少年の交流を描く。宮崎駿が企画を担当し、「崖の上のポニョ」で原画を担当した米林宏昌が初監督を務めた。声の出演は、「誰も守ってくれない」の志田未来、「サマーウォーズ」の神木隆之介。
  • アウトレイジ

    「座頭市」、「HANA-BI」などで世界に知られる北野武が、権力の最下層に位置する弱小ヤクザを中心に、裏社会の激しい抗争を描いたバイオレンスアクション。出演は「座頭市」のビートたけし、「火天の城」の椎名桔平、「それでもボクはやってない」の加瀬亮。悪人ばかりが繰り広げる激しいセリフとアクションの応酬に注目。
  • 食堂かたつむり

    女性読者の支持を集め、26万部を超えるベストセラーとなった小川糸の同題小説を映画化。母と娘の確執と和解を中心に、人々に幸せをもたらす不思議な食堂をファンタジックなタッチで描いたヒューマン・ドラマ。監督は、「ウール100%」の富永まい。出演は、「容疑者Xの献身」の柴咲コウ、「おくりびと」の余貴美子。
  • 沈まぬ太陽

    「白い巨塔」「華麗なる一族」などの人気作家・山崎豊子の同名小説を「ホワイトアウト」の若松節朗が映画化した社会派ドラマ。巨大企業に翻弄されながらも自らの信念を貫き通す男の姿を描く。出演は「硫黄島からの手紙」の渡辺謙、「ヘブンズ・ドア」の三浦友和、「余命」の松雪泰子、「ぼくとママの黄色い自転車」の鈴木京香、「私は貝になりたい(2008)」の石坂浩二など。
  • ヘブンズ・ドア

    余命わずかな青年と少女が、死ぬまでにやりたいことを叶えていくロードムービー。1997年のドイツ映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」を、日本を舞台に改編。監督は「鉄コン筋クリート」のマイケル・アリアス。出演は、「真夜中の弥次さん喜多さん」の長瀬智也、「L change the World」の福田麻由子。
    63
  • 空へ 救いの翼 RESCUE WINGS

    航空救難団の救難ヘリ操縦士となったヒロインが、数々の困難を乗り越えながら成長する姿を描くレスキューアクション。出演はテレビドラマ『パパとムスメの7日間』の高山侑子、「同窓会」の渡辺大、「ブラインドネス」の木村佳乃、「陰日向に咲く」の三浦友和など。「戦国自衛隊1549」の手塚昌明が監督した。
    70
  • 山のあなた 徳市の恋

    目は不自由だが鋭い勘の持ち主である按摩師と、温泉に訪れた若い女性との心の交流を描くヒーリング・ムービー。日本映画の黄金時代の名匠・清水宏監督が1938年に発表した「按摩と女」を、「鮫肌男と桃尻女」「茶の味」の石井克人監督がリスペクトして、オリジナル版から起こしたシナリオを使用して、台詞はもちろん、カット割や構図もそのまま忠実に再現させている。出演者は、「日本沈没」の草なぎ剛、「それでもボクはやってない」の加瀬亮、本作が映画デビューとなるモデルのマイコ、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの堤真一など。
  • 陰日向に咲く

    それぞれに心の傷を抱えた9人の男女の人生が、台風の夜に交錯する群像ドラマ。芸人としても俳優としても活躍する劇団ひとりのベストセラー小説を、「電車男」の金子ありさが脚色し、「そのときは彼によろしく」の平川雄一朗が監督した。「木更津キャッツアイ」シリーズの岡田准一をはじめ、「ザッド ヴァケイション」の宮崎あおい、「釣りバカ日誌」シリーズの西田敏行、「転々」の三浦友和らが出演。日陰に生きる不器用な人々の健気さが愛しいヒューマン・コメディ。
  • 転々

    ワケありの男と大学生の青年が、二人で東京中を散歩するロード・ムービー。原作は藤田宜永。出演は「ゆれる」のオダギリジョー、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの三浦友和、「やじきた道中てれすこ」の小泉今日子。監督は「図鑑に載ってない虫」の三木聡。
    100
  • ALWAYS 続・三丁目の夕日

    2005年度の日本アカデミー賞で作品賞など13部門を受賞、興収35億円の大ヒット作となった「ALWAYS 三丁目の夕日」のパート2。前作の結末から4ヶ月後となる昭和34年の春から翌年までの、三丁目で暮らす人々の悲喜こもごもな暮らしを描く。原作は「ビッグコミック オリジナル」で現在も連載されている西岸良平の国民的コミック。「リターナー」の山崎貴が前作に引き続いて脚本・監督。出演者も前作からそのままで、吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、三浦友和らが続投。
    90
  • Mayu ココロの星

    21歳で乳がんに冒された女性の闘病記を原作に、がんを発症したヒロインが、家族や仲間に見守られながら前向きに生きる姿を描くヒューマン・ドラマ。監督は「プラトニック・セックス」の松浦雅子。出演は「バックダンサーズ!」の平山あや、「パッチギ!」の塩谷瞬。
  • 遠くの空に消えた

    転校生の少年が悪ガキと一緒に、村を守るため、少女の願いをかなえるために、史上最大のいたずらを仕掛けるファンタジー。監督は「世界の中心で、愛をさけぶ」「春の雪」の行定勲。出演は「妖怪大戦争」の神木隆之介、「SAYURI」の大後寿々花、「百年恋歌」のチャン・チェン、「出口のない海」の三浦友和ほか。
    60
  • 22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語

    人生の岐路に立った中年男性が、ふとしたことで親しくなった少女の身上を聞くうちに、若かりし頃交際していた女性にまつわる事実を知る恋の物語。伊勢正三の名曲『22才の別れ』をモチーフにしている。監督は「理由」の大林宣彦。出演は「踊る大捜査線 THE MOVIE」の筧利夫、「赤い橋の下のぬるい水」の清水美砂、新人の鈴木聖奈ほか。
  • 松ヶ根乱射事件

    90年代初頭の雪深い田舎町・松ヶ根を舞台に、人間の危うさ、そしてそこからしか見出せない本当の面白味、残酷さと表裏一体のおかしみなどを描いたダークコメディ。主演は、新井浩文(「ゲルマニウムの夜」)、舞台を中心に活躍してきた山中崇、そして三浦友和(「茶の味」)。監督は「リンダ リンダ リンダ」の山下敦弘。
    50
  • 天使の卵(2006)

    直木賞作家・村山由佳の小説『天使の卵 エンジェルス・エッグ』を映画化した愛のドラマ。主演は市原隼人(「チェケラッチョ!!」)、小西真奈美(「UDON」)、沢尻エリカ(「パッチギ!」)。監督は「鉄人28号」の冨樫森である。
  • 出口のない海

    日本の敗戦が日に日に濃厚になっていくなか、脱出装置のない定員1名の回天に乗って敵艦に激突するという究極の任務についた若者たちの迷いや怒り、悲しみを描く。監督は「カーテンコール」の佐々部清監督。脚本に「たそがれ清兵衛」の巨匠・山田洋次と「うなぎ」の冨川元文を迎え、横山秀夫の原作に挑む。主人公の並木を演じるのは、歌舞伎以外の舞台やTVドラマでも活躍する市川海老蔵。ほか、「雪に願うこと」の伊勢谷友介、「スウィングガールズ」の上野樹里らが出演。
  • ALWAYS 三丁目の夕日

    昭和33年の下町を舞台に、そこに暮らす人々の日々の悲喜を描いた群像ドラマ。監督は「Returner」の山崎貴。西岸良平によるコミック『三丁目の夕日』を基に、山崎監督と古沢良太が共同で脚色。撮影を「恋は五・七・五!」の柴崎幸三が担当している。主な出演者は、「四日間の奇蹟」の吉岡秀隆、「ZOO」の須賀健太、「いま、会いにゆきます」の小清水一揮、「姑獲鳥の夏」の堤真一、「オペレッタ狸御殿」の薬師丸ひろ子、「Jam Films S/ブラウス」の小雪、「深紅」の堀北真希。第30回報知映画賞作品賞、助演男優賞(堤真一)、助演女優賞(薬師丸ひろ子)受賞、第18回日刊スポーツ映画大賞助演男優賞(堤真一)、助演女優賞(薬師丸ひろ子)、石原裕次郎賞受賞作品。
    90
  • 新しい風 若き日の依田勉三

    小説『依田勉三の生涯』(松山善三著)を原作に、北海道十勝野の地に新天地を求めた依田勉三率いる“晩成社”一行の壮絶な挑戦を描いた感動ドラマ。出演は、「あずみ」などで強烈な印象を残す演技派・北村一輝。その妻を「木曜組曲」の富田靖子。
  • SURVIVE STYLE 5+

    過酷な現代を生きる5組の愛憎模様を描いた群像コメディ。監督は、CMディレクターとして活躍し、本作が映画初監督作となる関口現。脚本は、自らの原案を基に多田琢が執筆。撮影をシグママコトが担当している。出演は、「珈琲時光」の浅野忠信、「HERO? 天使に逢えば…」の橋本麗香、「青い春」の小泉今日子、「恋人はスナイパー 劇場版 The Sniper episode03」の阿部寛、「娘道成寺 蛇炎の恋」の岸部一徳、「ROCKERS」の麻生祐未、「ガチャポン」の津田寛治、「スウィングガールズ」の森下能幸、映画初出演のJAI WEST、「赤線 AKA-SEN」の荒川良々、「スナッチ」のヴィニー・ジョーンズ。
  • 茶の味

    「鮫肌男と桃尻女」で鮮烈なデビューを飾り、「PARTY7」で邦画の新時代を切り開いた石井克人監督、4年ぶりの作品。それぞれ心にモヤモヤを抱えた家族が繰り広げるユニークなエピソードの数々を、美しい田園風景を背景に優しく綴る。出演は、浅野忠信、我修院達也、手塚理美、三浦友和など。2004年カンヌ国際映画祭監督週間のオープニング作品として、正式出品された。
    70
  • のんきな姉さん

    禁断の関係を持ってしまった姉弟の愛の行方を描いたドラマ。監督は、本作が初の劇場用長篇作品となる『新任女刑務官 檻の中の花芯』の七里圭で、森鴎外の『山椒大夫』、唐十郎の『安寿子の靴』、山本直樹の『のんきな姉さん』を下敷きに、監督自ら脚本を執筆。撮影を「秋聲旅日記」のたむらまさきが担当している。主演は、「アイデン&ティティ」の梶原阿貴と「MPD-PSYCHO/FAKE」の塩田貞治。尚、本作は「夢で逢えたら」と同時公開された。2002年製作。
  • 夢追いかけて Touch a Dream 浜名湖発 学び座

    全盲の青年がひたむきな努力によって夢を実現させ、更に新しい夢に向かって努力し続ける姿を描いた、実話に基づいた感動ドラマ。
  • 棒たおし!

    第27回城戸賞受賞のシナリオの映画化作品で、様々な想いを抱えながら、それを体育祭の棒たおしにぶつけていく高校生たちの姿を描いた青春ドラマ。監督は「パコダテ人」の前田哲。脚本は『好き・すき・スキッ!4 Streets LOVE』の松本稔。撮影を「Jam Films/コールドスリープ」の高瀬比呂志が担当している。主演は、ヒップホップ系ユニット・Leadのメンバーで映画初出演の谷内伸也と、同じくヒップホップ系ユニットFLAMEのメンバーで映画初出演の金子恭平、同じくLeadのメンバーで映画初出演の古屋敬多。
  • なごり雪 あるいは、五十歳の悲歌

    伊勢正三作詞作曲によるフォーク・ソング『なごり雪』をモチーフに、50歳を迎えた中年男たちの青春の悔恨と惜別を描いた人間ドラマ。監督は「告別」の大林宣彦。脚本は、南柱根と大林監督の共同。撮影を「修羅のみち4 北九州代理戦争」の加藤雄大が担当している。主演は、「田園のユーウツ」の三浦友和と「恐怖学園」の須藤温子。第22回藤本賞特別賞(大林恭子)受賞、芸術文化振興会映画芸術振興事業作品。2002年4月27日より、大分県・大分シネマ5にて先行公開。
  • Quartet(2001)

    様々な人生を抱えながら、カルテットを組んだ4人の若者たちの成長と友情を描いた青春ドラマ。監督は、映画音楽の第一人者として活躍する久石譲で、本作が監督デビューとなる。脚本は、「WHITEOUT」の長谷川康夫と久石監督の共同。撮影を「金融腐蝕列島[呪縛]」の阪本善尚が担当している。主演は、「ひまわり」の袴田吉彦、「釣りバカ日誌イレブン」の桜井幸子、「忘れられぬ人々」の大森南朋、新人の久木田薫。
  • 柔らかな頬

    失踪した娘を探す人妻の内面を描くドラマ。監督は「ドッグス」の長崎俊一。桐野夏生による第121回直木賞受賞の原作を、長崎監督自身が脚色。撮影を「あしたは、きっと...」の本田茂が担当している。主演は「連弾」の天海祐希。尚、本作はデジタルBS局・BS―iのデジタル・ハイビジョン・ドラマとして制作され、『ハイブリッド・ムービー2001』の中で公開された(前篇2001年1月3日、後篇2001年1月4日)。ハイビジョン国際映像祭フェスティバル賞受賞作品。Full HD作品。DLP上映。
  • 不確かなメロディー

    ロックアーティスト・忌野清志郎率いるロックバンド“ラフィータフィー“の、2000年ライヴ・ツアーに密着したドキュメンタリー。監督は、本作が初監督作となる杉山太郎。撮影を「HYSTERIC」の斎藤幸一、杉山監督らが担当している。DVキネコ作品。
    90
  • マヌケ先生

    ある映画監督の幼い日の想い出を描いた、ノスタルジックなファンタジー。総監督は「あの夏の日 とんでろじいちゃん」の大林宣彦。監督は「乙女物語 お嬢様危機イッパツ!」の内藤忠司。大林監督による原作を基に、「天河伝説殺人事件」の冠木新市と内藤監督、大林総監督が脚色。撮影監督に「すももももも」の今関あきよしがあたっている。主演は、「しあわせ家族計画」の三浦友和と「あの、夏の日 とんでろじいちゃん」の厚木拓郎。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • しあわせ家族計画

    史上最低のダメな父親が、家族の幸せを懸けて奮闘する姿を描いたファミリー・コメディ。監督は、本作が初監督作品となる阿部勉。脚本は「クロスファイア」の山田耕大。撮影を「釣りバカ日誌10」の花田三史が担当している。主演は、「M/OTHER」の三浦友和。
    80
  • M/OTHER(1999)

    子供を預かることになった自由な同棲生活を送るカップルの揺れ動く心情を、即興的演技で描いたドラマ。監督は「2/デュオ」の諏訪敦彦。脚本はなく、監督と役者の綿密なディスカッションの下に作成された構成台本があるのみ。撮影を「椰子」の猪本雅三が担当している。主演は、「フリージア 極道の墓場」の三浦友和と「2/デュオ」の渡辺真起子、『幸せづくり』の子役・高橋隆大。第52回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。
  • あ、春

    エリート・サラリーマンの前に、死んだと聞かされていた父親が突如現れたことから始まる騒動を描いたホーム・コメディ。監督は「ポッキー坂恋物語 かわいいひと」で総監督を務めた相米慎二。村上政彦の「ナイスボール」を基に、「ラブ・レター」の中島丈博が脚色。撮影を「学校III」の長沼六男が担当している。主演は、「らせん」の佐藤浩市と「静かな生活」の山崎努。第11回東京国際映画祭特別招待作品。
  • フリージア 極道の墓場

    出所してきた伝説の殺し屋と彼をとりまく人々の人生を描いたハードボイルド・ドラマ。監督は「蘇える金狼」の渡辺武。東直己の原作小説をTA-KEと加藤祐司が共同で脚色。撮影は「ラブ&ポップ」の柴主高秀が担当した。主演は「渇きの街」の三浦友和
  • 東京日和

    写真集出版の準備を進める写真家が回想する、亡き妻との日々を綴った純愛ドラマ。監督は「119」の竹中直人。写真家・荒木経惟とその妻・陽子による写真&エッセイ集『東京日和』をベースに、岩松了が脚本を執筆。撮影を「大統領のクリスマスツリー」の佐々木原保志が担当している。主演は「HAPPY PEOPLE」の竹中直人と「Love Letter」の中山美穂。97年度キネマ旬報ベスト・テン第9位。
  • 傷だらけの天使(1997)

    ケチな探偵コンビが繰り広げる義理と人情の旅を、コミカルに描いたロードムービー。監督は「ビリケン」の阪本順治。脚本は往年のTVシリーズ『傷だらけの天使』のキャラクターをもとに、「のぞき屋」の丸山昇一が執筆。撮影を「ユメノ銀河」の笠松則通が担当している。主演は「八つ墓村(1977)」の豊川悦司と「あの夏、いちばん静かな海。」の真木蔵人。
    70
  • 渇きの街

    自分の中の凶暴性に目覚めた青年が、暴力と恋愛の狭間に揺れながら、破滅的な道を歩む姿を描いたハードボイルド。監督は「Zero WOMAN 警視庁0課の女」の榎戸耕史。北方謙三による同名小説を、神波史男と「たまあそび」の南木顕生が共同で脚色した。撮影は田中潤が担当している。主演は「渚のシンドバッド」の袴田吉彦と、「勝手にしやがれ!! 英雄計画」の黒谷友香。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • RAMPO インターナショナル・ヴァージョン

    94年に2つのヴァージョンが公開されて話題になった「RAMPO」の奥山監督版を、新たに海外向けに編集し直したインターナショナル・ヴァージョン。アメリカでのチャリティー・プレミアでも公開された。オリジナルとの大きな違いは冒頭のアニメーション部分が延長されたことと、話題のサブリミナル・フィルムを削ったこと、ラストの解釈などである。また、千住明による新たに作曲された音楽(ヴァーツラフ・ノイマン指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団演奏)が使用されている。(R指定)
  • 青空に一番近い場所

    ノルマに追われる気弱なサラリーマンが青空に一番近い場所=ビルの屋上で体験した、女子社員やおばあちゃんとの不思議な邂逅を描くドラマ。監督・脚本は劇団「第三舞台」の演出家で「サザンウィンズ」の鴻上尚史。撮影は「国会へ行こう!」の長谷川元吉が担当。
  • RAMPO 奥山監督版

    自作の小説のヒロインにそっくりの女性に翻弄され、虚構と現実をさまよう作家・江戸川乱歩の姿を描くドラマ。映画生誕百年・乱歩生誕百周年記念・松竹創業百周年記念作品。ふたりの監督のバージョンが話題を呼んだもので、本作はプロデューサー・奥山和由が初監督を手がけた版。新たな出演者を加えて黛りんたろう版の70パーセントを撮り直し、サブリミナル、1/fゆらぎ、フレグランスなど様々な効果をほどこし、特別ゲストが大挙出演したパーティなども話題となった。また冒頭には乱歩の小説「お勢登場」のアニメーションが挿入されている。脚本は奥山と「東京上空いらっしゃいませ」の榎祐平の共同、撮影は「ヌードの夜」の佐々木原保志が担当。
  • 超能力者 未知への旅人

    突然″気″の力を身につけた平凡なサラリーマンの数奇な運命を描く、超能力者タカツカヒカル氏の実話をベースにしたドラマ。監督は「私を抱いてそしてキスして」の佐藤純彌、脚本は早坂暁、撮影は「眠らない街・新宿鮫」の浜田毅が担当。主演のタカツカ役には三浦友和が扮するが、タカツカ本人も出演し、彼が気のパワーを込めたというラスト4分間のリラックス効果も話題となった。
  • 空がこんなに青いわけがない

    商事会社勤めのサラリーマン一家の絆が徐々に薄れていく微妙な日常を、独特のズレで淡々と綴ったドラマ。劇団・東京乾電池で活躍する傍ら、映画、テレビ、CM等で個性的な役割を持つ俳優・柄本明の初監督作であり、相米慎二が製作(共同)にあたったのも話題の一つ。脚本の田村和義は現役サラリーマン。尾美としのり、高田純次、竹中直人、渡辺えり子などの個性派俳優が脇を固め、東京乾電池の役者も総出演している。
  • 私を抱いてそしてキスして

    エイズ感染者の女性が、恋人やジャーナリストに励まされながら懸命に生きていく姿を描く人間ドラマ。監督は「おろしや国酔夢譚」の佐藤純彌、家田荘子の大宅賞受賞の同名ノンフィクション(文藝春秋・刊)を原作に、「仁義 JINGI」の田部俊行、麻生かさね、高橋洋が脚色、撮影は「本気!(1991)」の池田健策が担当。
    90
  • 江戸城大乱

    徳川五代将軍の座を巡る熾烈きわまりない跡目争いを豪快に描く時代劇。脚本は「陽炎」の高田宏治が執筆。監督は「必殺!5 黄金の血」の舛田利雄。撮影は「動天」の北坂清がそれぞれ担当。
  • 無能の人

    多摩川の河原で石を売る男とその家族を中心に、現代社会から落ちこぼれた人々をユーモラスかつ暖かく描くドラマ。つげ義春原作の同名漫画の映画化で、脚本は「われに撃つ用意あり」の丸内敏治が執筆。監督は本作が第一回作品となる俳優の竹中直人。撮影は「さわこの恋」の佐々木原保志がそれぞれ担当。
  • 風の国(1991)

    大自然にロマンを抱く七人の若者達が、そこを破壊しようと企む地上げ屋を相手に戦いを挑んでいく姿を描く。脚本・監督は本作が第一回作品となる戸井十月。撮影は「就職戦線異状なし」の高間賢治がそれぞれ担当。
  • 流転の海

    終戦直後の大阪を舞台に、疎開先から戻った型破り商人の姿を描く。宮本輝原作の同名小説の映画化で、脚本は「螢川」の須川栄三が執筆。監督は「河内のオッサンの唄 よう来たのワレ」の斎藤武市。撮影監督は「吾輩は猫である」の岡崎宏三がそれぞれ担当。
  • 東京上空いらっしゃいませ

    一度は天国へ行ったものの、気のいい死神をだまして地上へ舞いもどった少女の姿をファンタスティックに描く。脚本は新人の榎祐平が執筆。監督は「光る女」の相米慎二。撮影は稲垣湧三がそれぞれ担当。
  • 遥かなる甲子園

    聴覚障害児のために建てられた「北城ろう学校」を舞台に、そこで野球に熱い夢を賭ける生徒と教師の姿を感動的に描く。小野卓司原作『廃校の夏』戸部良也原作の同名小説、山本おさむ原作の同名漫画の実話をもとにした映画化で、脚本は国弘威雄が執筆。監督は「ボクちゃんの戦場」の大澤豊。撮影は山本駿がそれぞれ担当。
  • 悲しきヒットマン

    ヤクザに雇われた殺し屋が抗争の中で見つけた愛を描く。山口組の顧問弁護士だった山之内幸夫原作の同名ルポルタージュの映画化で、脚本は「恋子の毎日」の松本功、脚色は杉山義法が執筆。監督は「またまたあぶない刑事」の一倉治雄、撮影は「Aサインデイズ」の浜田毅がそれぞれ担当。
    98
  • 226

    昭和11年2月26日に皇道派の青年将校が決起し、元老、重臣らを襲った二・二六事件を描く。原作・脚本は「肉体の門(1988)」の笠原和夫、監督は同作の五社英雄、撮影は同作の森田富士郎がそれぞれ担当。
    60
  • ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー

    湘南や原宿、六本木を舞台に高校生達の恋や友情を描く。山田詠美の同名小説の映画で、脚本は田村隆と奥中惇夫が共同で執筆。監督は「制服百合族 悪い遊び」の小原宏裕、撮影は「LEMI レミ」の田中正博がそれぞれ担当。
  • マリリンに逢いたい

    恋人に逢うために3キロの海を泳いで渡った犬の話に、その飼い主の恋を絡めて描く。原作・脚本は「V・マドンナ大戦争」の野沢尚、監督は「檻の中の欲しがる女たち」のすずきじゅんいち、撮影監督は「アラカルト・カンパニー」の鈴木達男がそれぞれ担当。
  • ・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・

    22歳の建設会社のOLと29歳のPR会社の制作マンが、見合いをしてから20時間の恋の行方を描く。原作・脚本は「ラブ・ストーリーを君に」(脚本)の丸山昇一、監督はこれが第一作となる榎戸耕史、撮影は「黒いドレスの女」の浜田毅がそれぞれ担当。
    0
  • 日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群

    永遠の女性像を求めて彷徨う男たちの姿を描く。やまさき十三、さだやす圭原作の劇画「おかしな2人」の映画化で、脚本は「さびしんぼう」の剣持亘と「漂流教室」(潤色)の小倉洋二、大林宣彦と薩谷和夫が共同で執筆。監督は同作の大林宣彦、撮影は長野重一がそれぞれ担当。
  • 彼のオートバイ、彼女の島

    初夏の信州で知り合った男女が、オートバイを通して結ばれていくまでを描く。片岡義男原作の同名小説の映画化で、脚本は「姉妹坂」の関本郁夫、監督は同作の大林宣彦、撮影は「さびしんぼう」の阪本善尚かそれぞれ担当。主題歌は、原田貴和子(「彼のオートバイ、彼女の島」)。
  • 台風クラブ

    台風の接近とともに、突然狂気に襲われた中学三年生たちの四日間を描く。ディレクターズ・カンパニーのシナリオ募集コンクールで準入選をした加藤祐司の脚本を「ラブホテル」の相米慎二が監督。撮影は「みゆき」の伊藤昭裕が担当。
  • 天国の駅

    二人の夫を殺し、戦後唯一人の女死刑囚として処刑された女の半生を描く。脚本は「空海」の早坂暁、監督は「パリの哀愁」の出目昌伸、撮影は「空海」の飯村雅彦がそれぞれ担当。
    80
  • さよならジュピター

    ブラックホールの太陽系接近による大惨事を阻止するために努力する人々を描くSF映画。脚本・総監督は作家の小松左京(同名ノヴェライゼイションも執筆)、監督はこれが第一作になる橋本幸治、特技監督は「大空のサムライ」の川北紘一、撮影は原一民がそれぞれ担当。
    60
  • 海峡

    本州と北海道の間にトンネルを掘ろうとする男達と、彼らを見つめる女たちの姿を描く。岩川隆の同名の原作の映画化で、脚本は井手俊郎と「漂流」の森谷司郎の共同執筆、監督も森谷司郎撮影は「駅/STATION」の木村大作がそれぞれ担当。
    80
  • 大日本帝国

    第二次世界対戦を背景に、その時代を生きた政府、軍部、民間の人々の生きる姿を描く。脚本は「二百三高地」の笠原和男、監督も同作の舛田利雄、撮影も同作の飯村雅彦がそれぞれ担当。
    70
  • 獣たちの熱い眠り

    恐喝組織の網にかかって選手生活から追放されたプロテニスの花形プレーヤーの復讐を描く。勝目梓の同名の小説の映画化で、脚本は「蘇える金狼」の永原秀一、監督は「野獣死すべし(1980)」の村川透、撮影は「ヨコハマBJブルース」の仙元誠三がそれぞれ担当。
  • 古都(1980)

    別々に生きて来た瓜二つの姉妹の出会い、愛、親と子のつながりを描く。三浦友和との結婚、引退を表明したスーパースター山口百恵の最後の主演作品である。川端康成の同名の原作の映画化で、昭和三十八年、中村登監督によって、松竹で一度、映画化されている。脚本は「病院坂の首縊りの家」の日高真也と同作の市川崑の共同執筆、監督も同作の市川崑、撮影も同作の長谷川清がそれぞれ担当。
  • 天使を誘惑

    同棲について、結婚について、現代の愛のかたちを描く百恵・友和コンビの第十一作目。脚本は「ホワイトラブ」の藤田敏八と「もう頬づえはつかない」の小林竜雄の共同執筆、監督は「十八歳、海へ」の藤田敏八、撮影は「ホワイトラブ」の萩原憲治がそれぞれ担当。
  • 遠い明日

    殺人囚の父親を持つ青年が、父の罪に疑問を抱き、無罪の証明をする姿を描く。A・J・クローニンの「地の果てまで」の映画化で、脚本は「復讐するは我にあり」の馬場当、監督は「赫い髪の女」の神代辰巳、撮影は「神様なぜ愛にも国境があるの」の原一民がそれぞれ担当。
  • ホワイトラブ

    スペイン語を習うスタイリストの女と、スペイン語講師との愛を描く。山口百恵、三浦友和共演十作を記念して、オリジナル・ストーリーを一般公募し、選ばれた中川美知子の原案をもとに、脚本は「もっとしなやかにもっとしたたかに」の小林竜雄と「帰らざる日々」の藤田敏八の共同執筆、監督は「ピンク・レディーの活動大写真」の小谷承靖、撮影は「炎の舞」の萩原憲治がそれぞれ担当している。
  • 黄金のパートナー

    南太平洋の海底に十億円の金塊を積んで沈んだ旧日本海軍の潜水艦をめぐって、三人の主人公の活躍を描く。西村京太郎の小説『発信人は死者』の映画化で、脚本は「若い人(1977)」の長野洋、監督は「白夜の調べ」の西村潔、撮影は「岸壁の母」の市原康至がそれぞれ担当。
  • 炎の舞

    百恵・友和のコンビによる文芸シリーズ第九作目の今回は、太平洋戦争を背景に、狂おしいまでの激しい愛に生き、そして殉じた女と男を描く。原作は加茂菖子の「執炎」で、一九六四年に日活で蔵原惟繕監督、浅丘ルリ子、伊丹一三主演で映画化されている。今作品は、脚本は「不毛地帯」の山田信夫と渋谷正行の共同執筆、監督は「残照」の河崎義祐、撮影は「果てしなき絶頂」の萩原憲治がそれぞれ担当している。
  • 聖職の碑

    大正二年八月、中箕輪尋常高等小学校の修学旅行で起こった遭難を通して、生きること、愛することを描く新田次郎原作の映画化。脚本は「天保水滸伝 大原幽学」の山内久、監督は「八甲田山」の森谷司郎、撮影は「姿三四郎(1977)」の木村大作がそれぞれ担当。
  • ふりむけば愛

    百恵・友和のコンビが、初のオリジナルに挑戦するシリーズ第八作目。物語は、透んだカリフォルニアの青空をバックに、傷つきながらも見失った愛を探し求める若い二人の青春讃歌。脚本は「ダブル・クラッチ」のジェームス三木、監督は「瞳の中の訪問者」の大林宣彦、撮影は「性愛占星術 SEX味くらべ」の萩原憲治がそれそれ担当。
    92
    • 感動的な
    • 可愛い
  • 残照

    大宅歩著『詩と反逆と死』、『ある永遠の序奏』を素材として、しのびよる死の幻影と闘いながら、限りある日々を必死に生きようとした青春を描く。脚本は「四年三組のはた」の勝目貴久と「夏の栄光」で城戸賞を受賞した中岡京平の共同執筆、監督は「若い人(1977)」の河崎義祐、撮影は「告訴せず」の福沢康道がそれぞれ担当。
  • 霧の旗(1977)

    雑誌記者との愛も捨て、獄死した兄の弁護を断った弁護士に復讐する女の姿を描く。脚本は服部佳、監督は「春琴抄」の西河克己、撮影は「女教師」の前田米造がそれぞれ担当。
  • 姿三四郎(1977)

    明治十五年から二十年、怒涛のように押し寄せた西洋文化の前に、みるみる衰退していった日本の柔術。その中で、日本人の心を失わなかった一握りの人々が、やがて新しい「柔道」を完成させていく姿を描く。脚本は「世界名作童話 白鳥の王子」の隆巴、監督は「青葉繁れる」の岡本喜八、撮影は「八甲田山」の木村大作がそれぞれ担当。
  • 泥だらけの純情(1977)

    山口百恵・三浦友和のコンビ第六作目で、初の現代劇。外交官の令嬢とチンピラヤクザの恋を中心に、与えられた環境の中で精いっぱい生きる若者を描く。脚本は「パーマネント・ブルー 真夏の恋」の石森史郎、監督は「毒薬の匂う女」の富本壮吉、撮影は「愛のなぎさ」の安藤庄平がそれぞれ担当。
  • 青年の樹(1977)

    坂木武馬という正義感に燃える若者の大学生活を背景に、恋愛、スポーツ、闘争そして友情を描く。脚本は「不連続殺人事件」の大和屋竺、監督は「ヘアピン・サーカス」の西村潔、撮影は「岸壁の母」の市原康至のそれぞれが担当。
  • 春琴抄(1976)

    文豪谷崎潤一郎の原作をもとに、琴の名手・春琴と下男・佐助の愛を描く純愛ドラマの五度目の映画化。脚本は衣笠貞之助と西河克己の共同、監督は「どんぐりッ子」の西河克己、撮影も同作の萩原憲治がそれぞれ担当。
  • 星と嵐

    山を愛し、山に命を賭ける一青年を通して、ひたむきに生きる若者像を描く。脚本は「あいつと私(1961)」の池田一朗と出目昌伸の共同、監督は「パリの哀愁」の出目昌伸、撮影は「あにいもうと(1976)」の原一民がそれぞれ担当。
  • 風立ちぬ(1976)

    山口百恵主演文芸シリーズ第5作目。若くして死んだ薄幸の少女と彼女を最後まで見守る青年との愛を描いた堀辰雄の同名小説の再映画化。脚本は「蔵王絶唱」の宮内婦貴子、監督は潤色も担当している「娘たちは風にむかって」の若杉光夫、撮影は「奴隷妻」の前田米造がそれぞれ担当。
  • あいつと私(1976)

    それぞれ環境の異った家庭で育った男女が、色々な問題を乗り越え親密になっていく姿を描く青春映画。原作は石坂洋次郎の同名小説の二回目の映画化。脚本は「(秘)セックス恐怖症」の池田一朗、監督は「挽歌(1976)」の河崎義祐、撮影は「どてらい男」の逢沢譲がそれぞれ担当。
  • 絶唱(1975)

    山口百恵主役による文芸シリーズ第三作目。大地主の息子と山番の娘との悲恋を描いた大江賢治の同名小説の三度目の映画化。脚本・監督は「潮騒 しおさい(1975)」の西河克己、撮影も同作の萩原憲治がそれぞれ担当。
  • 陽のあたる坂道(1975)

    石坂洋次郎の同名小説の三度目の映画化で、複雑な家族構成の家へ入り込んだ家庭教師によって捲き起こされる波紋を描いた青春映画。脚本は池田一朗、監督は「さえてるやつら」の吉松安弘、撮影は「がんばれ!若大将」の上田正治がそれぞれ担当。
  • 青い山脈(1975)

    石坂洋次郎原作の同名小説の四度目の映画化作品。昭和22年の静かな城下町にある女子高校を舞台にして、新旧の世代の対立と青春の歓びを描いた青春映画。脚本は「三婆」の井手俊郎と、剣持亘、監督は新人・河崎義祐、撮影は「青春の門(1975)」の村井博がそれぞれ担当。
  • 阿寒に果つ

    恋に芸術に行きづまり十八年の短い一生に自ら終止符を打った少女を描いた渡辺淳一の同名小説の映画化。脚本は「はだしの青春」の石森史郎と、岡田正代、監督は「白鳥の歌なんか聞えない」の渡辺邦彦、撮影は木村大作がそれぞれ担当。
  • 潮騒 しおさい(1975)

    三島由紀夫の同名小説の4度目の映画化。美しい海の大自然を背景に、若い男女の愛を描いた青春映画。脚本は須崎勝弥、監督は「伊豆の踊子(1974)」の西河克己、脚本も同作の萩原憲治がそれぞれ担当。
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「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 2月2日無料ライブ配信決定!! この度、2022年2月2日(水)19時より、キネマ旬報公式YouTubeチャンネルにて「2021年 第95回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」のライブ配信を行う事が決定致しました。 前年に日本で公開された映画の中から、厳選なるのべ120名以上の選考者の投票により、中立公平に選出された、その年に称賛すべき作品、映画人を表彰する「キネマ旬報ベスト・テン」。1924年に創設され、途中戦争による中断が2年あったものの、世界的にも非常に長い歴史を持つ映画賞であり、今回で95回目の開催となります。 2022年2月2日(水)19時~ 全16賞を一挙発表! 各受賞者へトロフィ授与する表彰式の模様をBunkamuraオーチャードホールよりライブ配信いたします! 【概要】 「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」 ■日時:2022年2月2日(水)19:00〜  ■視聴方法:↓キネマ旬報公式youtubeチャンネルにて(事前に「チャンネル登録」をお願いします) https://www.youtube.com/watch?v=z4yoXBcWbJ0 ■「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」全16賞 第1位(日本映画作品賞)、第1位(外国映画作品賞)、第1位(文化映画作品賞)、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、外国映画監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、新人女優賞、新人男優賞、読者賞、読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞、特別賞 ※ベスト・テン表彰式の前に「映画感想文コンクール2021」の表彰も行います 選考者による投票結果など、2位以下を含めた全賞の詳しい結果につきましては、2022年2月4日(金)発売の「キネマ旬報2月下旬ベスト・テン発表号」に掲載いたします。こちらよりお求めください。 ●主催:キネマ旬報社 ●ICTパートナー:NTT東日本 ●会場協力:Bunkamura   【キネマ旬報ベスト・テンとは】 『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇ります。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2021年度のベスト・テンで95回を数えます。 「キネマ旬報ベスト・テン」の特徴 ■世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で95回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2022年で第94回となる)であること。 ■ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。 ■ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2021年度はのべ120名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。 ■特別賞に関して 『キネマ旬報』は2019年に創刊100周年を迎え、1世紀にもわたり続けてこられたのは、多くの映画と映画関係者、何よりも映画ファンに支えられてきたからこそと確信しております。 そこで、100周年を迎えた2018年度より、改めて特別賞を設け、より、多くの映画人の業績を讃え、先達への敬意と感謝の意を表すべく、「キネマ旬報ベスト・テン 特別賞」を設けました。 (※過去にも2度、「特別賞」という名称での授賞がございましたが、本賞は創刊100周年を機に制定した新たな賞と位置づけております) ■文化映画に関して 「社会、文化、科学、芸術、教育といった教養的な視点から国内で制作された映像作品で、ドキュメンタリー映画や短編など、幅広いジャンルを取り扱っています。一般劇場公開はされてはいない、公民館やホール等で上映された作品も対象です」 [adchord]

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2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表! 日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第1位) 「ドライブ・マイ・カー」   外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第1位) 「ノマドランド」   文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第1位) 「水俣曼荼羅」   【個人賞】 日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」 により   日本映画脚本賞 濱口 竜介 大江 崇允 「ドライブ・マイ・カー」により   外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」「エターナルズ」により   主演女優賞 尾野 真千子 「茜色に焼かれる」 「ヤクザと家族 The Family」により   主演男優賞 役所 広司 「すばらしき世界」により   助演女優賞 三浦 透子 「ドライブ・マイ・カー」 「スパゲティコード・ラブ」により   助演男優賞 鈴木 亮平 「孤狼の血 LEVEL2」「燃えよ剣」「土竜の唄 FINAL」により   新人女優賞 河合 優実 「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」「偽りのないhappy end」により   新人男優賞 和田 庵 「茜色に焼かれる」 により   読者選出日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」 により   読者選出外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」により   読者賞 立川 志らく 連載「立川志らくのシネマ徒然草」により   特別賞 佐藤 忠男 70年以上の評論活動を通して日本の映画文化の発展に貢献をされた功績に対して   キネマ旬報ベスト・テン第2位以降の作品ランキングは、2月4日(金)発売『キネマ旬報2022年2月下旬ベスト・テン発表特別号』に掲載しております。 ご購入はコチラ

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「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 2月2日無料ライブ配信決定!! この度、2022年2月2日(水)19時より、キネマ旬報公式YouTubeチャンネルにて「2021年 第95回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」のライブ配信を行う事が決定致しました。 前年に日本で公開された映画の中から、厳選なるのべ120名以上の選考者の投票により、中立公平に選出された、その年に称賛すべき作品、映画人を表彰する「キネマ旬報ベスト・テン」。1924年に創設され、途中戦争による中断が2年あったものの、世界的にも非常に長い歴史を持つ映画賞であり、今回で95回目の開催となります。 2022年2月2日(水)19時~ 全16賞を一挙発表! 各受賞者へトロフィ授与する表彰式の模様をBunkamuraオーチャードホールよりライブ配信いたします! 【概要】 「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」 ■日時:2022年2月2日(水)19:00〜  ■視聴方法:↓キネマ旬報公式youtubeチャンネルにて(事前に「チャンネル登録」をお願いします) https://www.youtube.com/watch?v=z4yoXBcWbJ0 ■「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」全16賞 第1位(日本映画作品賞)、第1位(外国映画作品賞)、第1位(文化映画作品賞)、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、外国映画監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、新人女優賞、新人男優賞、読者賞、読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞、特別賞 ※ベスト・テン表彰式の前に「映画感想文コンクール2021」の表彰も行います 選考者による投票結果など、2位以下を含めた全賞の詳しい結果につきましては、2022年2月4日(金)発売の「キネマ旬報2月下旬ベスト・テン発表号」に掲載いたします。こちらよりお求めください。 ●主催:キネマ旬報社 ●ICTパートナー:NTT東日本 ●会場協力:Bunkamura   【キネマ旬報ベスト・テンとは】 『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇ります。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2021年度のベスト・テンで95回を数えます。 「キネマ旬報ベスト・テン」の特徴 ■世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で95回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2022年で第94回となる)であること。 ■ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。 ■ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2021年度はのべ120名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。 ■特別賞に関して 『キネマ旬報』は2019年に創刊100周年を迎え、1世紀にもわたり続けてこられたのは、多くの映画と映画関係者、何よりも映画ファンに支えられてきたからこそと確信しております。 そこで、100周年を迎えた2018年度より、改めて特別賞を設け、より、多くの映画人の業績を讃え、先達への敬意と感謝の意を表すべく、「キネマ旬報ベスト・テン 特別賞」を設けました。 (※過去にも2度、「特別賞」という名称での授賞がございましたが、本賞は創刊100周年を機に制定した新たな賞と位置づけております) ■文化映画に関して 「社会、文化、科学、芸術、教育といった教養的な視点から国内で制作された映像作品で、ドキュメンタリー映画や短編など、幅広いジャンルを取り扱っています。一般劇場公開はされてはいない、公民館やホール等で上映された作品も対象です」 [adchord]

注目 2021年 第95回「キネマ旬報ベスト・テン」第1位作品&個人賞発表!

2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表! 日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第1位) 「ドライブ・マイ・カー」   外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第1位) 「ノマドランド」   文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第1位) 「水俣曼荼羅」   【個人賞】 日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」 により   日本映画脚本賞 濱口 竜介 大江 崇允 「ドライブ・マイ・カー」により   外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」「エターナルズ」により   主演女優賞 尾野 真千子 「茜色に焼かれる」 「ヤクザと家族 The Family」により   主演男優賞 役所 広司 「すばらしき世界」により   助演女優賞 三浦 透子 「ドライブ・マイ・カー」 「スパゲティコード・ラブ」により   助演男優賞 鈴木 亮平 「孤狼の血 LEVEL2」「燃えよ剣」「土竜の唄 FINAL」により   新人女優賞 河合 優実 「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」「偽りのないhappy end」により   新人男優賞 和田 庵 「茜色に焼かれる」 により   読者選出日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」 により   読者選出外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」により   読者賞 立川 志らく 連載「立川志らくのシネマ徒然草」により   特別賞 佐藤 忠男 70年以上の評論活動を通して日本の映画文化の発展に貢献をされた功績に対して   キネマ旬報ベスト・テン第2位以降の作品ランキングは、2月4日(金)発売『キネマ旬報2022年2月下旬ベスト・テン発表特別号』に掲載しております。 ご購入はコチラ