加藤清史郎 カトウセイシロウ

  • 出身地:神奈川県
  • 生年月日:2001年8月4日

略歴 / Brief history

神奈川県の生まれ。母親が「思い出作りになれば」と、生後2カ月の時に劇団ひまわりに登録したことがきっかけで、わずか1歳1カ月にして芸能界デビューを果たす。3歳から劇団ひまわり幼稚部のレッスンに通い、小学校に入学してからは演技、日本舞踊、ダンス、体操などに取り組む一方、積極的にオーディションを受け、子役としてさまざまな作品に出演する。2005年に河毛俊作監督「星になった少年」で映画初出演を果たし、柳楽優弥演じる主人公の弟・小川貴生の幼年時代に扮した。09年にはNHK大河ドラマ『天地人』に出演。やんちゃで泣き虫だった直江兼続の幼少時代を演じたところ、その達者な演技が大きな反響を呼んだ。その後まもなく“こども店長”に扮したトヨタ自動車のCMが放映されると、その可愛らしい姿が評判に。さらに、NHK『みんなのうた』で放映された『かつおぶしだよ人生は』で歌手デビューも果たすなど、その姿をテレビで目にしない日はないほどの活躍を見せた。この年、『天地人』の台詞「こんなところ来とうはなかった」と「こども店長」の二語で流行語大賞にノミネートされ、わずか8歳で“時の人”となる。映画はその後、水田伸生監督「なくもんか」09で瑛太の幼少時代、阪本順治監督「座頭市 THE LAST」10では香取慎吾演じる座頭市の親友役の反町隆史の息子、佐藤純彌監督「桜田門外ノ変」10では大沢たかお演じる主人公の息子役で起用されるなど、ここ一番で信頼できる子役として重宝される。また、宮西達也の絵本をアニメ化した藤森雅也監督「おまえうまそうだな」10では、声優として恐竜の“ウマソウ”を愛らしく演じたが、これに先がけて「ハッピーフィート」07、「かいじゅうたちのいるところ」10といった外国産アニメーションの日本語吹き替え版にも参加している。10年には、年間を通じてテレビCM露出量がもっとも多かったタレントの第1位にランクされた。テレビドラマの出演作はほかに、フジテレビ『任侠ヘルパー』09、『わが家の歴史』10、TBS『ヤマトナデシコ七変化』10、NHK『さよなら、アルマ・赤紙をもらった犬』10、テレビ朝日『11人もいる!』11など。11年、帝国劇場『レ・ミゼラブル』のガブローシュ役で初舞台を踏み、歌も披露。同年の三池崇史監督「忍たま乱太郎」では主人公の忍者・乱太郎役で映画初主演を果たすなど快進撃が続く。

加藤清史郎の関連作品 / Related Work

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  • ゆとりですがなにか インターナショナル

    制作年: 2023
    日本テレビ系列で2016年4月期に放送されたドラマ『ゆとりですがなにか』の劇場版。“ゆとり世代”と名付けられた正和、山路、まりぶのゆとり3人組も30代半ばを迎え、人生の岐路に立たされていた。そんな彼らに、想像を超える新時代の波が押し寄せる。「1秒先の彼」の岡田将生、「耳をすませば」の松坂桃李、「さかなのこ」の柳楽優弥らドラマのキャスト陣に加え、「シャイロックの子供たち」の木南晴夏、「アキラとあきら」の上白石萌歌らが出演。監督は、「アイ・アム まきもと」の水田伸生。脚本は、「1秒先の彼」の宮藤官九郎。
  • 太陽は動かない

    制作年: 2020
    「悪人」「怒り」など映像化が相次ぐ小説家・吉田修一によるサスペンスを「海猿」シリーズの羽住英一郎監督が映画化。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント鷹野と田岡は、24時間ごとに命の危険が迫る中、各国のエージェントと頭脳戦を繰り広げる。24時間ごとに定期連絡をしないと爆死する鷹野と田岡を「カイジ」シリーズの藤原竜也と「センセイ君主」の竹内涼真が演じるほか、「愛を歌う花」のハン・ヒョジュ、ドラマ『ミセン -未生-』のピョン・ヨハンといった韓国スターも参加。日本に加えブルガリアで大規模ロケが行われた。原作者の吉田修一によるストーリー原案を基にしたWOWOWプライムで放送の『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』と連動。
    50
  • #ハンド全力

    制作年: 2020
    震災後の熊本を舞台にした青春映画。高校生のマサオが、3年前に撮ったハンドボールの写真をSNSに投稿したところ、全国から“いいね”が殺到。舞い上がったマサオたちは、“#ハンド全力”をつけてハンドボールを頑張るフリをした写真の投稿を続けるが。出演は「暗殺教室~卒業編~」の加藤清史郎、「天気の子」の醍醐虎汰朗。監督は「君が君で君だ」の松居大悟。
  • 薄暮

    制作年: 2019
    「私の優しくない先輩」の山本寛による東日本大震災・復興プロジェクト“東北三部作”最終章のアニメーション。震災で心に傷を負い、人にも恋にも無関心に生きていた福島県いわき市の女子高生・佐智は、震災でいわきに避難してきた男子高校生・祐介と出会う。声の出演は、「東京喰種 トーキョーグール」シリーズの桜田ひより、「映画 暗殺教室」シリーズの加藤清史郎。
  • クハナ!

    制作年: 2016
    ドラマ『アンフェア』原作の秦建日子による初の劇場用映画監督作品。三重県桑名市に住む小学6年生・真珠の通う学校は廃校が決まっている。ある日、元プロジャズプレイヤーの先生が赴任してきて、真珠たちはビッグバンドを結成、大会で快進撃を見せるが……。出演は、ドラマ『まれ』の松本来夢、「忍たま乱太郎」シリーズの加藤清史郎、「リアル鬼ごっこ」の磯山さやか、「小川町セレナーデ」の須藤理彩、「晴れのち晴れ、ときどき晴れ」の多岐川裕美、「ゆずり葉の頃」の風間トオル。その他、オーディションで選ばれた東海地方の子どもたちが出演している。2016年9月3日よりイオンシネマ桑名・津・東員・名古屋茶屋ほか東海地区先行公開。
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  • 映画 暗殺教室 卒業編

    制作年: 2016
    『このマンガがすごい!2014』オトコ編第1位に輝いたコミックスの実写映画化第2弾。地球の破壊を宣言した殺せんせーとその暗殺を託された生徒たちとのタイムリミットが迫る中、殺せんせーの過去を知った生徒たちはある決断を下す。原作者・松井優征が脚本や設定の細部まで監修している。「海猿」シリーズの羽住英一郎監督、3年E組の生徒たちに扮する「グラスホッパー」の山田涼介らが続投。「母と暮せば」の二宮和也が殺せんせーの声を担当するほか、伝説の殺し屋役で出演。ほか、「ヒロイン失格」の桐谷美玲、「逆転裁判」の成宮寛貴が新たに参加している。
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