諏訪敦彦の関連作品 / Related Work

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  • 走れない人の走り方

    短編「豚とふたりのコインランドリー」でPFFアワード2021(第43回)審査員特別賞を獲得した蘇鈺淳監督の長編デビュー作となる人間ドラマ。ロードムービーを撮ろうとする映画監督の小島桐子だったが、様々なトラブルが起き理想と現実が乖離し、ある選択をする。蘇鈺淳監督は台湾で映像を学んだ後、東京藝術大学大学院映像研究科に留学。出演は、「猫は逃げた」の山本奈衣瑠ほか。東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻17期生修了上映会『S#17』上映作品。2024年第19回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門出品作品。
  • ONODA 一万夜を越えて

    太平洋戦争後、約30年目に生還した小野田旧陸軍少尉をめぐる実話を基に「汚れたダイヤモンド」のアルチュール・アラリ監督が映画化。任務解除の命令を受けられないまま、フィリピン・ルバング島で、孤独と対峙しながら生き続けた日本人の壮絶な日々を映し出す。出演は「空母いぶき」の遠藤雄弥、「HOKUSAI」の津田寛治、「すばらしき世界」の仲野太賀。
  • 風の電話

    岩手県大槌町に実在する電話ボックス“風の電話”をモチーフにしたヒューマンドラマ。大槌町で東日本大震災に遭い、家族を失った高校生のハルは、広島県に住む叔母の家に身を寄せている。ある日、叔母が倒れ、病院へ運ばれると、ハルは故郷を目指し旅に出る。監督は、「ライオンは今夜死ぬ」の諏訪敦彦。出演は、「ブラック校則」のモトーラ世理奈、「空母いぶき」の西島秀俊、「任侠学園」の西田敏行、「羊と鋼の森」の三浦友和。
  • そこにあるもの

      東京都青梅市にある盲養護老人ホーム聖明園曙荘で生活する人々に密着したドキュメンタリー。先天盲や後天性失明、ロービジョン者の方ら約100名が暮らす聖明園曙荘での日常や、人と人とのふれあいにフォーカスを合わせ、見えないとはどういうことか考える。監督は「モラトリアム」の澤佳一郎。映画美学校ドキュメンタリー科修了制作として制作された本作は、映画美学校セレクションに選出された。音声ガイドを「カメラを止めるな!」のしゅはまはるみが担当する。
    • ライオンは今夜死ぬ

      ヌーヴェルヴァーグを代表する名優ジャン=ピエール・レオを主演に迎え、諏訪敦彦監督が「ユキとニナ」以来8年ぶりに撮り上げた人間ドラマ。老優ジャンは、昔愛した女性を訪ねて古い屋敷にたどり着くが、そこで映画撮影ごっこをする地元の子どもたちと出会う。共演は「ジュリーと恋と靴工場」のポーリン・エチエンヌ、「ことの次第」のイザベル・ヴェンガルテン。
    • 家路(2014)

      震災後の福島を舞台に、家族の再生を描く人間ドラマ。監督は、テレビドキュメンタリー出身で劇映画デビュー作となる久保田直。脚本は、「いつか読書する日」の青木研次。出演は、「GANTZ」シリーズの松山ケンイチ、「臨場 劇場版」の内田聖陽、「はじまりのみち」の田中裕子、「今日子と修一の場合」の安藤サクラ。
    • ユキとニナ

      「不完全なふたり」の諏訪敦彦監督と「ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン」などのフランスの名優イポリット・ジラルドによる共同監督作品。フランス人の父と日本人の母を持つ少女の心の揺れと成長を描く。台詞は全て即興という撮影の中、映画初主演のノエ・サンピとアリエル・ムーテルは、複雑な子供の内面を見事に体現している。
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    • 不完全なふたり

      離婚を決めた倦怠期の夫婦の、旅先での数日間を描く愛憎劇。出演は「ふたりの5つの分かれ路」のヴァレリア・ブルーニ=テデスキ、「ソン・フレール 兄との約束」のブリュノ・トデスキーニ。監督は「H Story」の諏訪敦彦。第58回ロカルノ国際映画祭で審査員特別賞と国際芸術映画評論連盟賞を受賞。
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    • パリ、ジュテーム

      全編パリで撮影された、パリの街が主役のラブ・ストーリー。ヌーヴェルヴァーグ全盛の65年、エリック・ロメールやジャン=リュック・ゴダールなど6人の監督がそれぞれの視点でパリを描いた「パリところどころ」の現代版ともいえる、新たなパリ映画。監督にはコーエン兄弟、ガス・ヴァン・サント、アルフォンソ・キュアロン、ウォルター・サレス、イサベル・コイシェ、諏訪敦彦、オリヴィエ・アサヤス、シルヴァン・ショメ、ジェラール・ドパルデューなど、出演者にはナタリー・ポートマン、イライジャ・ウッド、スティーヴ・ブシェミ、ジュリエット・ビノシュ、リュディヴィーヌ・サニエ、ジーナ・ローランズなど。
    • 帰郷(2004)

      故郷へ帰ってきた男が、ひょんなことから昔の恋人の連れ子と過ごすハメになり、戸惑いながらも次第に絆を深めていく姿を描く。主演は「Dolls(ドールズ)」の西島秀俊。「ハッシュ!」で数々の主演女優賞を受賞後、病に倒れていた片岡礼子が本作で復帰。ほか吉行和子、高橋長英、光石研らベテランの演技派が揃う。監督は「楽園」や『私立探偵濱マイク』シリーズの一編など、国内外から注目を集める萩生田宏治。「クロエ」「BeRLiN」で監督を務め、俳優としても活躍する利重剛が共同脚本と製作を兼ねる。
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    • H story

      マルグリット・デュラス原作の「二十四時間の情事」のリメイクを試みた異色作で、監督は「2/デュオ」「M/OTHER」の諏訪敦彦。本番とメイキングを1台のカメラに収めるという前代未聞の試みがなされている。出演は「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」「ガーゴイル」のベアトリス・ダルと馬野裕朗、そして作家の町田康。撮影を「ゴダールの決別」のキャロリーヌ・シャンプチエが担当している。
    • AFTER WAR

      デジカム撮影による短篇オムニバス。韓国映画の枠内ではなく、アジアの俊英監督3人による「戦後」をコンセプトとした作品集。自らも息子と共に出演している諏訪敦彦監督の「広島からの手紙」(36分)は、韓国女優キム・ホジョン(「バタフライ」)と落ち合うまでを綴ったドキュメンタルなフィクション。「バタフライ」のムン・スンウク監督作「サバイバル・ゲーム」(38分)は、株式不正の主犯に祭り上げられそうになったビジネスマンの混乱を、サバイバル・ゲームの狂騒の中で描く寓話劇。中国第六世代のワン・シャオシュアイ監督作「ニュー・イヤー」(32分)は、病状が悪化した父と、ニューヨークテロの影響で米国からの上海帰省が遅れた娘の交流を描く。2003年1月25日より、東京・テアトル池袋にて開催された「辛 韓国映画祭2003」にて上映。
    • 五条霊戦記 GOJOE

      義経と弁慶の物語を、新しい解釈で描くアクション時代劇。監督は「ユメノ銀河」の石井聰亙。石井監督と大崎裕伸、諏訪敦彦による原案を基に、「ドッグス」の中島吾郎と石井監督が共同で脚本を執筆。撮影監督に「千年旅人」の渡部眞があたっている。主演は、「凶犯」の隆大介と「御法度」の浅野忠信、「実験映画」の永瀬正敏。
    • M/OTHER(1999)

      子供を預かることになった自由な同棲生活を送るカップルの揺れ動く心情を、即興的演技で描いたドラマ。監督は「2/デュオ」の諏訪敦彦。脚本はなく、監督と役者の綿密なディスカッションの下に作成された構成台本があるのみ。撮影を「椰子」の猪本雅三が担当している。主演は、「フリージア 極道の墓場」の三浦友和と「2/デュオ」の渡辺真起子、『幸せづくり』の子役・高橋隆大。第52回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。
    • 2/デュオ

      ひと組の恋人の微妙な心模様を描いたドラマ。監督は「はなされるGANG」で85年度のぴあフィルムフェスティバルに入選した諏訪敦彦。8度にも渡る推敲を重ねた脚本を捨て、セリフや動きを全て現場で役者の即興芝居に任せた斬新な手法で、初の劇場用映画となるこの作品を完成させた。撮影は「明るい場所」の田村正毅。主演は「FLIRT」の柳愛里と「セラフィムの夜」の西島秀俊。
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    • てなもんやコネクション

      大阪、東京、香港を股にかけて巨大企業相手に戦いを挑む一家とそれに携わる人々の姿をパワフルに描く。脚本・監督は「ロビンソンの庭」の山本政士。共同脚本は宇野イサム。撮影監督はCF出身の玉井正誠がそれぞれ担当。日本=香港合作。
    • 豚鶏心中

      養鶏場で働く一人の青年の現在と幼年期を織りまぜながら、高度経済成長が終焉する時に自らの存在を確かめようと彷徨する姿をカメラは追っていく。この映画では、現在を〈豚〉、幼年期を〈鶏〉と名付け、自閉症の傾向のある主人公が、幼馴染みの女の子と〈鶏〉の時代でたびたび出会い、犯罪行為をくり返しながら、彼女とその秘密を共有していく。この時間を超越した物語を監督したのは、狂映舎の松井良彦。撮影は姫田真佐久の助手を務めている原一男がそれぞれ担当。出演は服部隆宏、萩尾なおみ他。
    • ゆめこの大冒険

      奥方が旦那や医者、詩人、小間使いらとピクニックに行った先で自分と瓜二つの宝石泥棒と出会い、起こった騒動を無声映画のスタイルで描く。脚本・監督は「READY MADE」の筒井武文で、これが一六ミリ長編第二作目となる。撮影監督は宮武嘉昭、撮影は熊谷朋之、小林一がそれぞれ担当。(16ミリ、サイレント)
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