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中村伸郎の関連作品 / Related Work
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秋刀魚の味 デジタルリマスター
妻に先立たれた夫、娘を嫁に出す父親という小津安二郎監督が生涯を通し描いてきたテーマを、岩下志麻、笠智衆、佐田啓ニ、岡田茉莉子らの共演で綴った名作ドラマ。脚本は「小早川家の秋」のコンビ、野田高梧と小津安二郎が共同で執筆。撮影は「愛染かつら(1962)」の厚田雄春。小津作品の撮影チーフ助手を務めた川又昂監修による、4Kスキャニングによる最新のデジタル修復を実施したHDマスター。2013年11月23日より、東京・神田 神保町シアターにて開催された「生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎」にて上映。 -
秋日和 デジタルリマスター
夫を亡くした母と娘のお互いを思いやる気持ちを中心に、亡夫の友人たちが起こす騒動を描いたドラマ。監督は小津安二郎。里見とんの原作を、野田高梧と小津安二郎が共同で脚色。撮影は厚田雄春。出演は、原節子、司葉子、岡田茉莉子、佐田啓二、佐分利信ほか。小津作品の撮影チーフ助手を務めた川又昂監修による、4Kスキャニングによる最新のデジタル修復を実施したHDマスター。2013年11月23日より、東京・神田 神保町シアターにて開催された「生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎」にて上映。 -
東京物語 ニューデジタルリマスター
小津安二郎生誕110年として小津監督の名作「東京物語」をデジタル修復したニューデジタルリマスター版。撮影チーフ助手を務めた川又昂の監修の元、4Kスキャニングによるマスターを一コマ単位でデジタル修復。音声も小津監督の監督助手を務めた田中康義監修の元清水和法により修復が行われている。2011年4月4日NHK BSプレミアム「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本」で放映された。その後2013年ベルリン国際映画祭Berlinale Classics部門出品用に更に修正が行われている。2013年11月23日より、東京・神田 神保町シアターにて開催された「生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎」にて上映。90点 -
彼岸花 デジタルリマスター
娘が自分の相談なしに結婚の約束をしていたと知った父親は激怒、ふたりの結婚に反対する…世界中の名監督に影響を与えた小津安二郎監督が初のカラー作品に挑戦したホームドラマ。里見とんの小説を、小津安二郎・野田高梧のコンビが脚色。出演は、佐分利信、田中絹代、山本富士子、有馬稲子・久我美子・佐田啓二、笠智衆ほか。小津作品の撮影チーフ助手を務めた川又昂監修による、4Kスキャニングによる最新のデジタル修復を実施したHDマスター。2013年11月23日より、東京・神田 神保町シアターにて開催された「生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎」にて上映。 -
生きてはみたけれど 小津安二郎伝
生涯五十四本の映画を作り、キネマ旬報ベスト・テン三年連続第一位という前人未踏の記録を始め、日本映画史に数々の名作を残した小津安二郎監督が逝って二十年。この映画は、小津作品の名作の中から忘れられない名場面を拾い上げ、その間を小津安二郎と関りあった多くの俳優、監督、スタッフ、文化人等の証言と六十年の生涯の克明な記録によって、継ぎ合せ、彼の一生を描く。脚本構成は井上和男と高岡享樹の共同執筆、監督は「喜劇 黄綬褒賞」の井上和男、撮影は「渚の白い家」の兼松煕太郎がそれぞれ担当。登場する人々は、岸恵子、司葉子、有馬稲子、淡島千景、岡田茉莉子、杉村春子、桜むつ子、東野英治郎、笠智衆、中村伸郎、須賀不二男、三上真一郎、木下恵介、今村昌平、佐々木康、新藤兼人、斎藤良輔、厚田雄春、浜田辰雄、今日出海、横山隆一、川喜多かしこ、ドナルド・リチー、佐藤忠男、中井貴恵、野田静(野田高梧未亡人)、野村八重子(伏見晃未亡人)、小津新一(兄)、小津信三(弟)山下とく(妹)。 -
悪魔の手毬唄(1977)
古い因習と二大勢力、仁礼家と由良家の対立する鬼首村に次々と怪奇な連続殺人事件が突発するという横溝正史の同名小説の映画化。脚本は久里子亭、監督は「犬神家の一族」の市川崑、撮影も同作の長谷川清がそれぞれ担当。90点 -
日本沈没(1973)
日本海溝の異変から日本列島が沈没すると予測した博士を中心に、日本民族救出のためのプロジェクト・チームが秘密裡に結成され、活動する様と、列島が大異変をくり返しながら沈没するまでを描く。脚本は「現代任侠史」の橋本忍、監督は「放課後」の森谷司郎、撮影は「日本侠花伝」の村井博と、木村大作がそれぞれ担当。90点 -
黒の奔流
殺人容疑で法廷に立たされた薄幸の女と彼女を無罪とするのに成功した弁護士との愛憎を描く。原作は松本清張の小説『種族同盟』の映画化。脚本は国弘威雄、監督は脚本も執筆している「ポルノギャンブル喜劇 大穴中穴へその穴」の渡辺裕介、撮影は「剣と花」の小杉正雄。 -
日本のいちばん長い日(1967)
大宅壮一名義(実際の著者は当時編集者だった半藤一利)で当時の政治家宮内省関係、元軍人や民間人から収録した実話を編集した同名原作(文芸春秋社刊)を、「上意討ち -拝領妻始末-」の橋本忍が脚色し、「殺人狂時代」の岡本喜八が監督した終戦秘話。撮影は「喜劇 駅前競馬」の村井博。90点 -
フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
「奇厳城の冒険」の馬淵薫と「怪獣大戦争」の監督本多猪四郎が脚本を共同で執筆、本多猪四郎が監督した怪獣映画。撮影は「フランケンシュタイン対・地底怪獣」「怪獣大戦争」でコンビの小泉一、特技監督は円谷英二が担当。90点 -
天国と地獄
エド・マクベイン原作“キングの身代金”を「椿三十郎」の小国英雄、菊島隆三、久板栄二郎、黒澤明が共同で脚色、黒澤明が監督した刑事もの。撮影は「娘と私」の中井朝一と「ニッポン無責任時代」の斎藤孝雄。90点 -
黒い画集 寒流
松本清張原作『黒い画集』から「続新入社員十番勝負 サラリーマン一刀流」の若尾徳平が脚色。「非情都市」の鈴木英夫が監督したサスペンスドラマ。撮影は「アワモリ君乾杯!」の逢沢譲。パースペクタ立体音響。 -
街(1961)
家城巳代治と「真紅の男」の間藤守之の共同オリジナル・シナリオを、「秘密(1960)」の家城巳代治が監督したスリラー・ムードのアクションもの。撮影は「カメラ・トップ屋 お嬢さんが狙ってる お色気無手勝流」の高梨昇。 -
悪い奴ほどよく眠る
小国英雄・久板栄二郎・黒澤明・菊島隆三・橋本忍の共同オリジナル・シナリオを、「隠し砦の三悪人」の黒澤明が監督した、現代社会の悪の機構にいどむ男の物語。撮影は「非情都市」の逢沢譲。パースペクタ立体音響。90点 -
ぼく東綺譚(1960)
永井荷風の『ぼく東綺譚(ぼくとうきたん)』を軸に『失踪』と『荷風日記』を組合せて、「女経」の八住利雄が脚色し、「珍品堂主人」の豊田四郎が監督した文芸映画。撮影も「珍品堂主人」の玉井正夫が担当。昭和35年度芸術祭参加作品。 -
黒い画集 あるサラリーマンの証言
週刊朝日に連載中の松本清張『黒い画集』の中の一編『証言』の映画化。「空港の魔女」の橋本忍が脚色し、「裸の大将」の堀川弘通が監督した。撮影は「新・三等重役」の中井朝一。パースペクタ立体音響。第34回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第2位。90点 -
女ごころ(1959)
由起しげ子の「試験別居」の映画化で、倦怠期にある夫婦の愛情の機微、人妻とドライな近代女性とのもつれる女ごころを描こうというもの。「杏っ子」の田中澄江が脚色、「二人だけの橋」の丸山誠治が監督、「若い娘たち(1958)」の小泉福造が撮影した。「女であること」の原節子と森雅之が再び夫婦役を演じるほか、「大人には分らない・青春白書」の団令子、「大学の人気者」の三井美奈などが出演。 -
人間の條件 第1・2部
空前のベストセラーとなった五味川純平の同名小説の映画化。今回はその第二部まで。「有楽町0番地」の共同執筆者・松山善三と小林正樹が脚色、「黒い河」の小林正樹が久方ぶりに監督した。撮影は「裸の太陽」(東映)の宮島義勇。「裸の太陽」の仲代達矢、「鰯雲」の新珠三千代をはじめ、佐田啓二・有馬稲子・淡島千景・南原伸二・山村聡らの多彩なキャスト。 -
悪女の季節
老人の莫大な財産を狙う悪女二人を軸に、人間の欲望を風刺的に描いたもので、「女侠一代」の菊島隆三のオリジナル・シナリオを、「本日休診」の渋谷実が監督したサスペンス・コメディ。撮影は「渡る世間は鬼ばかり ボロ家の春秋」の長岡博之。「女侠一代」の山田五十鈴、「モダン道中 その恋待ったなし」の岡田茉莉子に、伊藤雄之助・東野英治郎・三好栄子などのヴェテラン、杉浦直樹・川口のぶ・丸条映子らの新人が出演する。 -
無法松の一生(1958)
岩下俊作の原作から伊丹万作と稲垣浩が脚色、「柳生武芸帳 双龍秘劔」の稲垣浩が再び監督する往年の名作の再映画化。撮影は「遥かなる男」の山田一夫が担当した。「柳生武芸帳 双龍秘劔」の三船敏郎、「張込み」の高峰秀子という顔合せに、芥川比呂志、笠智衆、宮口精二、多々良純、有島一郎などが出演。色彩はアグファカラー。90点 -
日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里
かつて雑誌『少年倶楽部』に連載された山中峯太郎の『敵中横断三百里』の映画化。「どん底」のコンビ、黒澤明と小国英雄が共同で脚本を書き「稲妻街道」の森一生が監督、「青空娘」の高橋通夫が撮影した。主演は「青空娘」の菅原謙二、「暖流(1957)」の根上淳、船越英二、品川隆二、「花嫁立候補(1957)」の川崎敬三。ほかに北原義郎、高松英郎、石井竜一、柳永二郎など。 -
鳴門秘帖(1957)
大正十五年、大阪毎日新聞に連載された吉川英治の原作『鳴門秘帖』はこれまで度々映画化され、戦後も同じ大映が「甲賀屋敷」として長谷川一夫、山田五十鈴主演、衣笠貞之助監督で撮っているが今回も同じ衣笠貞之助が監督している。脚本は「稲妻街道」でコンビの衣笠と犬塚稔が書き、「大阪物語」の杉山公平が撮影した。主演は「銭形平次捕物控 女狐屋敷」の長谷川一夫。「稲妻街道」の市川雷蔵、「真昼の対決」の山本富士子「夕凪」の淡島千景、「赤銅鈴之助 新月塔の妖鬼」の林成年。色彩は大映カラー。 -
婚約指輪 エンゲージリング
「日蝕の夏」につぐ石原慎太郎第二回作品。ダイヤモンド・シリーズ第三弾、軽いタッチのラヴ・ロマンス篇。原作者石原慎太郎と「アチャコ行状記 親馬鹿天国」の若尾徳平の共同脚本より、「兄とその妹」の松林宗恵が監督、「女囚と共に」の小原譲治が撮影を担当する。主な出演者は石原慎太郎、「哀愁の街に霧が降る」の青山京子、「天上大風」の宝田明、「飯沢匡作「二号」より ある女の場合」の白川由美、ほかに中村伸郎、村瀬幸子、三好栄子、伊豆肇、中北千枝子など。 -
鬼火(1956)
吉屋信子の原作を「不良少年(1956)」の共同脚色者の一人菊島隆三が脚色した、怪談味の濃いスリラー・ドラマ。監督は「続へそくり社長」の千葉泰樹、撮影は「不良少年(1956)」の山田一夫。主な出演者は「現代の欲望」の加東大介、中村伸郎、「天国はどこだ」の津島恵子、「恐怖の逃亡」の中田康子、「処刑の部屋」の宮口精二など。