テア・フォン・ハルボウの関連作品 / Related Work

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  • メトロポリス 完全復元版

    富裕層と労働者の格差が著しい未来都市・メトロポリスで地下の工場を支配するジョーの息子・フレーダーは、労働者たちに希望を与える女性・マリアと出会い…。フリッツ・ラング監督が手掛けた名作SF。公開直後に短縮版が作成され、オリジナル版フィルムは長らく散逸したとされていた。2008年にブエノスアイレスで発見された16ミリ映像から失われたシーンを加えた復元版。2010年製作。オリジナル版は3時間半とも言われている。2013年1月18日より、東京新宿・紀伊國屋サザンシアターにて開催された「第1回 紀伊國屋レーベル名画祭」にて上映。
  • メトロポリス(1984再公開版)

    26年にエリッヒ・ポマー製作、フリッツ・ラング監督で作られたドイツのウーファ社の無声映画「メトロポリス」の発声版。オリジナル版はカットされたり、ラングの承諾なしによる変更が多くなされていたが、ジョルジオ・モロダーが世界各地のコレクターからフィルムを買って、現存する中では最も長いものにした。字幕ボードをスーパーインポーズに変え、パット・ベネター、ビリー・スクワイア、アダム・アントらの歌(ジョルジオ・モロダー作曲、ピート・ベロット作詞)を挿入。出演はアルフレッド・アベル、ブリギッテ・ヘルムなど。ドルビー・ステレオ。日本版字幕は進藤光太。白黒(一部染色)、スタンダード。1984年作品。
  • 怪人マブゼ博士(1933)

    「M」と同じくフリッツ・ラングが監督に当ったネロ映画で、原作脚色テア・フォン・ハルボウ、撮影フリッツ・アルノ・ワグナー及びカール・ファース、装置エリッヒ・ハスラーのスタッフは全部「M」同様である。主なる出演者はサイレントの昔にもドクトル・マブーゼを演じ、後「ヴォルガ」「スピオーネ」に出演したルドルフ・クライン・ロッゲ、「熱沙の女王」「死の銀嶺」のグスタフ・ディースル、「トンネル」「M」のオットー・ヴェルニッケ、新進のヴェラ・リムセイ、カール・マイクスナー等である。
  • メトロポリス(1927)

    「ドクトル・マブゼ」「ジーグフリード」「クリームヒルトの復讐」に次ぐフリッツ・ランク氏の監督作品で、同氏の令閨テア・フォン・ハルボウ夫人が自身原作の小説から前三作品と同じく脚色の筆を執ったものである。映画初出演のブリギッテ・ヘルム嬢(後に「懐かしの巴里」に出演)と本邦初お目見得のグスタフ・フレーリッヒ氏とが主役として活躍するほか、「ドクトル・マブゼ」「焔の裡の女」のアルフレッド・アベル氏、「クリームヒルトの復讐」「化石騎士」のルドルフ・クライン・ロッゲ氏、「ジーグフリード」のテオドル・ロース氏、「ドクトル・マブゼ」のハインリヒ・ゲオルゲ氏、等も出演している。撮影者は「最後の人」「ヴァリエテ(1925)」のカール・フロイント氏と「ジーグフリード」「クリームヒルトの復讐」のギュンター・リッタウ氏とである。但し我国に輸入されたこの「メトロポリス」は、アメリカ版であって、チャニング・ポロック氏によって改修短縮されたものである事を付記して置く。(無声)
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  • M(1931)

    「月世界の女」「スピオーネ」と同じく脚色テア・フォン・ハルボウ、監督フリッツ・ランクによって作られた映画で、デュッセルドルフに起こりし実話を基にして撮影台本が執筆されたものである。主なる出演者はペーター・ローレ、エレン・ヴィドマン、インゲ・ランドグート、グスタフ・グリュントゲンス、フリードリッヒ・グナス、フリッツ・オデマー、テオドル。ロース、オットー・ヴェルニッケ、ゲオルク・ヨーン、ローザ・ヴァレッティ、ヘルタ・フォン・ヴァルターの面々。キャメラは「三文オペラ(1931)」「西部戦線一九一八年」のフリッツ・アルノ・ワグナーが担任である。
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  • ニーベルンゲン クリームヒルトの復讐

    “ニーベルンゲン”(Die Nibelungen)の後編。前編の「ニーベルンゲン ジークフリード」と同じく、テア・フォン・ハルボウ女史の脚色、フリッツ・ラング氏の監督。後編からの出演は、アッティラ王に扮するルドルフ・クライン・ロッゲ氏(「化石騎士」「ドクトル・マブゼ」主演)がある。無声。
  • ハンネレの昇天

    ドイツの文豪ゲルハルト・ハウプトマン生誕七十年記念として昨年映画化されたものである。フリッツ・ラング作品の殆ど全部を脚色したテア・フォン・ハルボウが自ら戯曲を脚色し、処女作品として監督に当った。キャメラは「今宵こそは」「女人禁制」のロベルト・バベルスケが担当し、音楽は「ジーグフリード」のゴットフリート・フッペルツが編曲した。主役は「少年探偵団」「M」のインゲ・ランドグートが演じ、「少年探偵団」のケーテ・ハーク「怪人マブゼ博士(1932)」のルドルフ・クライン・ロッゲ、テオドル・ロース、ハインリヒ・シュロト、エルンスト・レガル等が共演している。
  • 王城秘史

    テオドル・シュトルム氏作の小説に基づきテア・フォン・ハルボウ女史が脚色し故アルトゥール・フォン・ゲルラッハ氏が監督したもので「思い出」等出演のパウル・ハルトマン氏と「ファントム」等出演のリル・ダゴファー嬢とが主演し、ルドルフ・リットナー氏、アルトゥール・クラウスネック氏、ゲルトルード・アルノルト夫人、ゲルトルード・ヴェルケル嬢等が出演する昔語りである。無声。
  • 燃ゆる大地

    ウィリー・ハース氏、テア・フォン・ハルボウ女史、アルトゥール・ローゼン氏が共同で書卸した台本により、「最後の人」「ファントム」等と同じくF・W・ムルナウ氏が監督したもので、主役は近来認められた性格俳優ウラジミール・ガイダロフ氏で「ファントム」等出演のリア・デ・プッティ嬢、「蠱惑の街」等出演のオイゲン・クレッパー氏、「焔の裡の女」等出演のアルフレッド・アベル氏、及びヴェルナー・クラウス氏やエドゥアルト・フォン・ヴィンターシュタイン氏が出演している。無声。
  • スピオーネ

    「メトロポリス」に次いで製作されたフリッツ・ラング氏監督作品で、例によって氏の夫人たるテア・フォン・ハルボウ女史が自作の物語を脚色したものである。撮影者は「王城秘史」「世の果」のフリッツ・アルノ・ワグナー氏で、セットは「メトロポリス」と同じくオットー・フンテ氏とカール・フォルブレヒト氏とが設計した。主演者は「メトロポリス」「クリームヒルトの復讐」のルドルフ・クライン・ロッゲ氏、映画初出演のウィーン生れの舞台女優ゲルダ・マウルス嬢及び「ワルツの夢」のヴィリー・フリッチ氏で、「野鴨」「除夜の悲劇」の監督者ループ・ピック氏、映画初お目見得の新進女優リエン・ダイヤース嬢、「メトロポリス」「野鴨」のフリッツ・ラスプ氏、「エムデン」「妖花アラウネ」のルイス・ラルフ氏、クレイグホール・シェリー氏等が助演する。(無声)
  • スワリン姫

    恋を中心として、その中に亡命漂浪の人々を織り込み、或いは探偵劇的事件を織り込み、或いは撮影所や亡命の人々の集まる惨めな場所を取り入れた話である。脚色者は「ドクトル・マブゼ」のテア・フォン・ハルボウ女史。監督はヨハネス・グウター博士。俳優はドイツ映画界の腕利き揃いである。優雅なクセニア・デスニ嬢、個性の力のハッキリと出しいるクライン・ロッゲ氏、柔軟で艶っぽいリル・ダゴファー嬢、沈着で確実なアルフレッド・アベル氏他。無声。
  • 桃源境

    「私は昼あなたは夜」「女王様御命令」と同じくケーテ・フォン・ナギとヴィリー・フリッチが主演する音楽映画で、プッチーニの歌劇『テュランドット』及び戯曲『テュランドット』に取材したファンタジーである。脚色には「ハンネレの昇天」を脚色監督したテア・フォン・ハルボウが当たり、監督は「黒騎士」「真紅の恋(1933)」のゲルハルト・ランプレヒトが任じた。助演者は「カイロの結婚」のレオポルディーネ・コンスタンチン、舞台出身のウィリー・シェーファース、「チャルダス姫」のインゲ・リストとパウル・ケンプ、「女王様御命令」のパウル・ハイデマン等である。音楽はプッチーニのものを用いず、新進のフランツ・デーレが作曲し、指揮に任じた。キャメラは「真紅の恋(1933)」「今宵こそは」のフリッツ・アルノ・ワグナーの担当。
  • 化石騎士

    題材に演出に、扮装に背景に、かなり表現派手法を採り入れたフィルム・バラアドで、映画劇用に書き下ろした原作者二人のうちの一人であるハルボウ嬢が多分脚色したのだろうと思われる。字幕は二つ唄の文句が出る以外は総てスポークン・タイトルである。そして非常に数が少ない。監督は、本邦に此の映画で初めて紹介せられたヴェンドハウゼン博士。主役のクライン・ロッゲ氏は再びドクトル・マブゼに於ける氏を想起せしむるに足る大芝居と強く鋭く印象深いその鉄の様な演技とを見せている。「スワリン姫」にも出て居たルチー・マンハイム嬢、「月の家」に出ていたグスタフ・フォン・ヴァンゲンハイム氏、グレエフ・ベルゲル嬢等お馴染の人々の顔も見える。撮影は例の名撮影者「ドクトル・マブゼ」や「朝から夜中まで」等のカール・ホフマン氏。無声。
  • ファントム(1922)

    1922年11月15日ドイツの文豪ハウプトマン氏は満60歳となった。氏の生地はシュレジェン州の首都ブレスラウである。その還暦記念として作られた映画がブレスラウの青年ルボタを主人公とする「ファントム」である。「ドクトル・マブゼ」「化石騎士」「スワリン姫」等で妙腕を見せたハルボウ嬢が脚色。監督は「ジェキル博士とハイド」で知られたF・W・ムルナウ氏。「ウリエル・アコスタ」のフリダ・ヒリアルト夫人、「マブゼ」のアウド・エゲデ・ニッセン嬢、「プラーグの大学生」のグレエテ・ベルゲル嬢、「世界の眼」のアントン・エトオフェル氏、その他お馴染みのリル・ダゴファー嬢、ハンス・ハインツ・フォン・トワルドウスキー氏、「オセロ(1922)」のリア・デ・プッティ嬢等が出演している。無声。
  • 月世界の女

    「メトロポリス」「スピオーネ」に次ぐフリッツ・ラング氏の作品で原作及び脚色は前記諸作と同じくテア・フォン・ハルボウ女史の担当である。主なる出演者は「悲歌」「ハンガリア狂想曲」のヴィリー・フリッチ氏、「スピオーネ」のゲルダ・マウルス嬢、「淪落の女の日記」のフリッツ・ラスプ氏、クラウス・ポール氏、グスタフ・フォン・ヴァンゲンハイム氏等。キャメラはクルト・クーラント氏、オスカー・フィシンガー氏、オットー・カントレック氏、コンスタンティン・チェトヴェリコフ氏がクランクしている。(無声)
  • 性の焔

    テア・フォン・ハルボウ女史の原著になる小説『扉も窓もなき家』に基づき、フリードリッヒ・フェーエル氏とヨハネス・ブランド氏が脚色し、フェーヘル氏が監督の任に当たった表現派手法を取り入れたドイツ映画である。フェーヘル氏とローザ・ガブリエル嬢が主演している。無声。
  • ニーベルンゲン ジークフリード

    “ニーベルンゲン”(Die Nibelungen)の前編。ドイツ古代の伝説に基き、テア・フォン・ハルボウ女史が脚色し、女史の夫君で「ドクトル・マブゼ」等を監督したフリッツ・ラング氏が監督の任に当り、デクラ・ビオスコープ社が二年をかけて完成された大作。「ジーグフリード」の続篇である「クリームヒルトの復讐」も、同年(1925年)公開されている。「ジーグフリード」の主役は「ドクトル・マブゼ」主演のパウル・リヒター氏で、その他「カラマーゾフ兄弟」「アルゴール」出演のハンナ・ラルフ嬢や、マルガレーテ・シェーン嬢、テオドル・ロース氏等が出演している。無声。
  • プロシヤの旗風

    「黒鯨亭」「激情の嵐」のエミール・ヤニングスが主演する映画で「ヒットラー青年」のハンス・シュタインホフが「ハンネレの昇天」「怪人マブゼ博士(1932)」のテア・フォン・ハルボウとロルフ・ラウクナー合作の台本によって監督したもの。撮影はカール・プート、音楽はウォルフガング・ツェラーがそれぞれ担任した。助演者は「カイロの結婚」のレオポルディーネ・コンスタンチン、新顔のヴェルナー・ヒンツ、マリールイゼ・クラウディウス、「ヒットラー青年」のクラウス・クラウゼン、「モード巴里」のゲオルク・アレクサンダー、「たそがれの維納」のワルター・ヤンセン、「ウィリアム・テル(1933)」のテオドル・ロース、「怪人マブゼ博士(1932)」のルドルフ・クライン・ロッゲ、「偽国旗の下に」のハリー・ハルト、フリードリッヒ・カイスラー、その他である。
  • M(1953)

    フリッツ・ラング監督『M』のプロデューサー、シーモア・ネザンベルが舞台をベルリンからL.A.に移して製作したフィルムノワール。小さな子どもばかりを狙った連続殺人事件が発生し、警察と暗黒街の犯罪者たちが謎の殺人鬼を追い詰めていく。【スタッフ&キャスト】監督:ジョセフ・ロージー 製作:シーモア・ネザンベル 脚本:テア・フォン・ハルボウ/フリッツ・ラング 撮影:アーネスト・ラズロ 出演:デヴィッド・ウェイン/ハワード・ダ・シルヴァ/マーティン・ガベル
  • ドクトル・マブゼ

    1922年度に於けるドイツ映画の最大傑作として名声をほしいままにした表現派的色彩が装飾等に所々表れる映画である。しかし決して表現派映画ではない。「ベルリン絵入新聞」に掲載せられたノルベルト・ジャック氏の小説をテア・フォン・ハルボウが脚色し、名監督として定評あるフリッツ・ラング氏が監督大成したものである。主役はルドルフ・クライン・ロッゲ氏。又「カラマーゾフ兄弟」「世界に鳴る女」「沙漠の掟」主演のベルンハルト・ゲツケ氏と「白痴(1921)」主演のアルフレッド・アベル氏、その他「復讐の血」「巌頭の懺悔」のアウド・エゲデ・ニッセン嬢、「アルゴール」「夜半の晩餐」のハンス・アダルベルト・シュレットウ氏も出演する。撮影は「朝から夜中まで」のカール・ホフマン氏。深刻、凄惨、波乱、催眠術、活劇、色々な事件が織り込まれた探偵劇ともいおうか。(無声、全二篇)
  • 支配者

    「激情の嵐」「黒鯨亭」のエミール・ヤニングスが主演し総指揮したエミール・ヤニングス作品である。ゲルハルト・ハウプトマン作の戯曲「日没前」に取材して「ハンネレの昇天」「F・P一号応答なし」のテア・フォン・ハルボウが「黒騎士」「白鳥の舞」のクルト・J・ブラウンと協力脚色し「あかつき」「ジャンダーク」に出演していたファイト・ハーランが監督に当たり、「別れの曲」「ハンガリア夜曲」のウェルナー・ブランデスとギュンター・アンデルスが撮影を分担し、音楽は「愛国の騎士(1936)」のウォルフガング・ツェラーが受け持った。助演者は「空中劇場」のハンネス・シュテルツァー、「日没前」の舞台に同役を勤めたマリアンネ・ホッペ、パウル・ワグナー、「黒鯨亭」のマックス・ギュルストルフ、「第九交響楽」のマリア・コッペンヘーファー及びテオドル・ロース、「郷愁」のハーバート・ヒュブナー、ハラルト・パウルゼン其の他である。
  • 死滅の谷

    映画の取材も、思想の方面も、技術方面の出来もすべて一風変わったデクラ・ビオスコープ社の作品である。原作及び監督はフリッツ・ラング氏である。俳優には馴染多い人の顔が沢山見える。「岡寺の観音」「カリガリ博士」等のリル・ダゴファー嬢、「白痴(1921)」出演のワルター・ヤンセン氏、「カラマーゾフ兄弟」「世界に鳴る女」等のベルンハルト・ゲツケ氏の三人が主役である事は先日上映の同社映画「死人島」と同じである。其の他「ドクトル・マブゼ」主演のルドルフ・クライン・ロッゲ氏も主要な一役で腕を振るっている。無声。改題「死神の谷」。
  • より強い恋

    可愛い小唄歌いの娘にスッキリした青年、甘い青年の父に、頑固な娘の母親、それに娘達が無條件で血の道をあげるテナー歌手の物語り。脚色はテア・フォン・ハルボウ女史とエー・ヴァン・プーテンで、監督は俳優から転向したハインツ・リュウマン。主演の小唄歌手マリエルにヘルタ・ファイラー。舞台意匠はアルフレッド・ビュトフ。エワルト・ダウブによるロケーション撮影の美しさが見物。
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