セシル・B・デミル氏が「アナトール事件」の次に製作したパラマウント映画で、レオナード・メリックの小説「名誉と女と」The Laures and the Ladyを土台としてビューラー・マリー・ディックスおよびセイダ・コウアンが脚色したものである。主役は「ユーコンの侠妓」「流沙」「贅沢」「信仰」などに主演する本邦屈指の人気女優ドロシー・ダルトンで、相手役は「奮闘の機会」出演の新進コンラッド・ネーゲル、そのほかミルドレッド・ハリス、セオドア・コスロフ、ジュリア・フェイ、ジャクリーン・ローガンら知名の俳優が多数出演している。
セシル・B・デミルの大作品「何故妻を代へる」Why Change Your Wife?の原作者として有名なセイダ・コウアンの原作を、ハリー・ガースンが監督した人情劇で、主役は「若き人の眼」などのエキティー映画で紹介されたクララ・キンボール・ヤングである。クララの相手はJ・フランク・グレンドンとキャスリン・ウィリアムスとである。