ソン・ガンホ ソンガンホ

  • 生年月日:1967年1月17日

略歴 / Brief history

大韓民国生まれ。大学中退後、兵役を経て演劇の道に進む。「豚が井戸に落ちた日」(96)の端役で映画デビュー。舞台の演技を見たイ・チャンドン監督が「グリーンフィッシュ」(97)へ起用して本格的に映画界に進出。「クワイエット・ファミリー」(98)や「シュリ」(99)といった大ヒット作に相次いで出演したことで注目を浴びてゆく。平凡な役から鬼気迫る役柄まで多彩な演技を披露し、韓国映画界から絶大な信頼を獲得。ポン・ジュノやパク・チャヌクをはじめとする人気監督からオファーを受けて、韓国を代表するスターとなった。シナリオを出演決定の決め手とする彼の選択眼は、キャリアを際立たせている要因のひとつ。

ソン・ガンホの関連作品 / Related Work

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  • パラサイト 半地下の家族 モノクロVer.

    第92回アカデミー賞にて史上初めて非英語作品で作品賞を獲得したポン・ジュノ監督作「パラサイト 半地下の家族」のモノクロ版。半地下の家に暮らすキム一家は全員失業中。息子ギウは身分を偽り友人の代理で高台に住む社長家族の元に家庭教師として入り……。「殺人の追憶」「グエムル-漢江の怪物-」「スノーピアサー」に続きポン・ジュノ監督と4度目のタッグとなったソン・ガンホが、裕福なパク社長一家にパラサイトしていくキム一家の父親を演じる。
  • パラサイト 半地下の家族

    第72回カンヌ国際映画祭にて最高賞パルムドールを受賞した、「オクジャ/okja」のポン・ジュノ監督によるブラックコメディ。全員失業中で半地下の部屋に暮らす貧しいキム一家の息子ギウは、友人の代理で高台に住む裕福な家の家庭教師を務めることになり……。仕事がなくても楽観的な父を「タクシー運転手 約束は海を越えて」のソン・ガンホが演じる。第92回アカデミー賞国際長編映画賞(旧・外国語映画賞)、脚本賞、監督賞、作品賞の4冠を韓国映画として初受賞。
    89
    • 手に汗握る
    • 感動的な
    • 笑える
  • タクシー運転手 約束は海を越えて

    光州事件を舞台にした実話に基づくヒューマンドラマ。1980年、ソウルのタクシー運転手マンソプは、「大金を払う」という言葉につられてドイツ人記者ピーターを乗せて光州を目指す。2人は通行禁止時間ぎりぎりで光州に入るが、状況は徐々に悪化していく。監督は、「高地戦 THE FRONT LINE」のチャン・フン。出演は、「密偵」のソン・ガンホ、「戦場のピアニスト」のトーマス・クレッチマン、「LUCK-KEY/ラッキー」のユ・ヘジン、「グローリーデイ」のリュ・ジュンヨル。第90回アカデミー賞外国語映画賞韓国代表作品。第54回大鐘賞最優秀作品賞、企画賞受賞。第26回釜日映画賞最優秀作品賞、主演男優賞、釜日読者審査団賞受賞。
    90
  • 密偵

    「悪魔を見た」のキム・ジウン監督、「弁護人」のソン・ガンホ主演によるサスペンス。日本統治下の朝鮮半島。日本警察所属のイ・ジョンチュルが独立運動団体“義烈団”監視の特命を受ける中、義烈団は日本の主要施設を破壊する爆弾を京城に持ち込もうと画策する。共演は「新感染 ファイナル・エクスプレス」のコン・ユ、「チャンス商会 初恋を探して」のハン・ジミン、「ポエトリーエンジェル」の鶴見辰吾、「隠された時間」のオム・テグ、「マグニフィセント・セブン」のイ・ビョンホン。
  • 弁護人

    民主化勢力弾圧のため学生らが不当逮捕され、当時弁護士だった盧武鉉元大統領が受け持った釜林事件を題材にした人間ドラマ。クッパ店の息子ジヌが突如逮捕され、彼の変わり果てた姿を見た税務弁護士ソン・ウソクは、誰もが避けるこの事件の弁護を引き受ける。監督は、本作が初長編作品となるヤン・ウソク。「スノーピアサー」のソン・ガンホが事件をきっかけに人権派に変わる弁護士を演じ、第35回青龍映画賞主演男優賞を獲得。アイドルグループ『ZE:A』のイム・シワンが不当逮捕されたジヌを演じる。一般公開に先駆け、新宿シネマカリテの特集企画『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016』にて先行プレミア上映(上映日:2016年8月6日)。
    90
  • 王の運命(さだめ) 歴史を変えた八日間

    李朝最大の謎と言われる王と王位継承者の確執から起きた史実“米びつ事件(壬午士禍)”に基づくヒューマンドラマ。朝鮮第21代国王・英祖は実の息子・思悼を謀反の疑いで罰しようとするが……。2016年アカデミー賞外国語映画賞韓国代表作品。監督は、「王の男」のイ・ジュニク。出演は、「観相師 かんそうし」のソン・ガンホ、「ベテラン」のユ・アイン、「テロ、ライブ」のチョン・ヘジン、「ある会社員」のソ・ジソプ。
    70
  • 観相師 かんそうし

    人相から相手を見抜く天才観相師が、その才能の高さから国を揺るがす覇権争いに巻き込まれていく時代劇。監督は「優雅な世界」(未)で第27回韓国映画評論家協会賞および第28回青龍映画賞で最優秀作品賞を獲得したハン・ジェリム。タイトルにもなっている顔を見るだけでその人の性格から寿命まで見抜く天才観相師を、「殺人の追憶」「義兄弟 SECRET REUNION」などを経て「スノーピアサー」で国外作品に進出した演技派俳優ソン・ガンホが演じる。ハン監督とは「優雅な世界」でもタッグを組んでいる。ほか、「新しき世界」のイ・ジョンジェ、「ユゴ 大統領有故」のペク・ユンシクらが出演。第50回大鐘賞にて最優秀作品賞・監督賞をはじめ5部門を受賞。
  • スノーピアサー

    「母なる証明」「殺人の追憶」のポン・ジュノ監督が、フランスのコミック『LE TRANSPERCENEIGE』を映画化。氷河期に突入した近未来、人類唯一の生存場所となった列車内での階級差別に耐え切れなくなった者たちが反乱を起こすSFアクション。貧困層の乗る列車最後尾から革命を企てるリーダーを「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」や「アベンジャーズ」でキャプテン・アメリカに扮したクリス・エヴァンスが、列車を作った権力者を「ポロック 2人だけのアトリエ」のエド・ハリスが演じるほか、「エレファント・マン」のジョン・ハート、「殺人の追憶」のソン・ガンホ、「フィクサー」のティルダ・スウィントンら錚々たる俳優陣が集結している。
    80
    • 手に汗握る
    • 感動的な
    • かっこいい
  • 凍える牙

    乃南アサの直木賞受賞作を原作に「霜花店 運命、その愛」のユ・ハ監督が映画化。獣による咬殺事件を追うベテラン刑事と新米女性刑事二人の姿を描く。出演は「青い塩」のソン・ガンホ、「パパは女の人が好き」のイ・ナヨン。
    70
  • 青い塩

    「イルマーレ」のイ・ヒョンスン監督が描く異色のラブストーリー。引退した闇組織の元ボスと、その監視を組織から命じられた女暗殺者が料理教室で出会い、交流を深めてゆくが、やがて女暗殺者は元ボスの殺害を命じられる。出演は「義兄弟 SECRET REUNION」のソン・ガンホ、「アコースティック」のシン・セギョン。
    80
  • 小さな池 1950年・ノグンリ虐殺事件

    朝鮮戦争当時発生した米軍による一般市民に対する無差別爆撃事件“老斤里事件”。長い間真相が明かされずにいたこの事件を、2000年のピューリッツァー賞を受賞したAP通信の記者たちによる事件の調査記録などを元に映画化。「黒く濁る村」のカン・シニル、「グッド・バッド・ウィアード」のソン・ガンホなどが出演。
  • 義兄弟 SECRET REUNION

    北朝鮮スパイと彼を追う元国家情報員の対決と友情、北と南それぞれの国家に翻弄された二人の男の葛藤を描く「映画は映画だ」のチャン・フン監督作。出演は「渇き」のソン・ガンホ、「M(エム)」のカン・ドンウォン、「四月の雪」のチョン・グックァンなど。
  • 渇き(2009)

    “復讐3部作”のパク・チャヌク監督が贈るヴァンパイア映画。輸血により吸血鬼に変貌したカトリックの神父が、友人の妻と深い関係になり、次第に人の道を踏み外してゆく。主演のソン・ガンホ(「殺人の追憶」)は、本作のために10キロ減量したという。共演は「多細胞少女」のキム・オクビン。カンヌ映画祭で審査員賞を受賞。
  • グッド・バッド・ウィアード

    1930年代の混沌とした満州を舞台に、日本軍が残した「宝の地図」をめぐって三人の男が争奪戦を繰り広げるアクション映画。チョン・ウソン、イ・ビョンホン、ソン・ガンホという韓国を代表する俳優が出演。監督は「反則王」のキム・ジウン。本作は中国ゴビ砂漠などで苛酷なロケを敢行、CGを用いずリアルなアクションを実現している。
    70
  • 優雅な世界

    家庭を大事にする暴力団員が、組織と家族の狭間で葛藤する姿を描く異色フィルムノワール。「恋愛の目的」で高く評価されたハン・ジェリムの監督第2作。出演に「シークレット・サンシャイン」のソン・ガンホ、「恋の罠」のオ・ダルスほか。
  • シークレット・サンシャイン

    夫を亡くし幼い息子を殺害された女の魂の救済を描くドラマ。製作・監督・脚本は「オアシス」のイ・チャンドン。出演は、本作でカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞した「スキャンダル」のチョン・ドヨン、「グエムル 漢江の怪物」のソン・ガンホ、「黒い土の少女」のチョ・ヨンジンなど。
  • グエムル 漢江の怪物

    ソウル市内を流れる河・漢江を舞台に、突如あらわれた異形の怪物“グエムル”に娘をさらわれてしまったパク一家の人々が、家族の結束だけを頼りに娘を救出すべく奮闘するモンスター・アクション。主演は「殺人の追憶」のソン・ガンホ。共演に「子猫をお願い」のぺ・ドゥナ。監督は「殺人の追憶」のポン・ジュノ。第一回アジア映画賞(AFA)の作品賞と主演男優賞を受賞。
    80
    • 手に汗握る
    • 感動的な
    • 怖い
  • 南極日誌

    南極到達不能点を目指す韓国の探検隊が、不可解な恐怖に見舞われるアドベンチャー・スリラー。主演は韓国を代表する名優ソン・ガンホ。共演は「オールド・ボーイ」のユ・ジテ、カン・ヘジョン。監督は本作で長編映画デビューを飾るイム・ピルソン。脚本を、ピルソン監督と「殺人の追憶」の監督ポン・ジュノが共同で手がけている。
  • 大統領の理髪師

    60年代韓国の激動の時代を背景に、様々な歴史的政治事件を庶民の目線から描いた人間ドラマ。監督は、これが長編デビューのイム・チャンサン。主演は「復讐者に憐れみを」のソン・ガンホと「オアシス」のムン・ソリ。本国では200万人を超える大ヒットを記録した。
  • 復讐者に憐れみを

    2004年度カンヌ国際映画祭で、韓国映画初のグランプリ受賞を成し遂げたパク・チャヌク監督。受賞作「オールド・ボーイ」、続く「親切なクムジャさん」と併せて“復讐三部作”を成すシリーズの第一作。壮絶な暴力描写と陰惨なストーリーが賛否両論を呼び、韓国内では興行的に苦戦した。「JSA」のソン・ガンホ、シン・ハギュン、「ほえる犬は噛まない」のペ・ドゥナが、これまでイメージを覆すキャラクターを演じている。
  • 殺人の追憶

    実際に起きた未解決連続殺人事件をもとにしたサスペンス。監督・共同脚本は「ほえる犬は噛まない」のポン・ジュノ。音楽は「さよなら、クロ」の岩代太郎。出演は「JSA」のソン・ガンホ、「気まぐれな唇」のキム・サンギョン、『嫉妬は我が力』(映画祭上映)のパク・ヘイルほか。第16回東京国際映画祭アジア映画賞、第51回サン・セバスチャン国際映画祭最優秀監督賞、新人監督賞、第21回トリノ映画祭脚本賞、観客賞、第40回大鐘賞(韓国アカデミー賞)作品賞、監督賞、主演男優賞、照明賞、第2回大韓民国映画賞最優秀作品賞ほか計6部門、第24回青龍映画賞撮影賞を受賞。
    80
  • 反則王

    韓国では、公開1週目にして観客動員数1位にランク・イン。昼は銀行員、夜は覆面レスラーの活躍を描くプロレスアクション。主演は、「シュリ」「JSA」で韓国映画界の若手実力演技派として日本でも人気急上昇中のソン・ガンホ。
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  • JSA

    韓国で「シュリ」の記録を塗りかえ、歴代興行収入No.1となったヒューマン・ポリティカル・サスペンス。監督は本作で監督デビューを飾ったパク・チャヌク。
    80
  • グリーンフィッシュ

    暴力団のボスの情婦に関わったことから闇社会に足を踏み入れた男を描くコリアン・マフィア映画。監督は、後に「ペパーミント・キャンディー」で頭角を現したイ・チャンドンで、今作が監督デビュー作。出演は「シュリ」のハン・ソッキュ、シム・ヘジンほか。
  • クワイエット・ファミリー

    韓国映画界の新星キム・ジウン監督が、人里離れた山荘を舞台に殺人事件をドミノ倒しのように展開していくノンストップ・コミック・ホラー。韓国公開時には110万人動員の大ヒットを記録した。
  • シュリ

    韓国のエリート情報部員と北朝鮮の美しき女工作員の悲恋を描いたアクション・ロマン。監督・脚本は『銀杏の木のベッド』(日本未公開)の新鋭カン・ジェギュ。出演は「八月のクリスマス」のハン・ソッキュ、TVドラマで活躍するキム・ユンジンほか。
  • 爆烈野球団!

    併合直前の朝鮮半島を舞台に、初めて伝道された野球に打ち込む若者たちを描くスポーツコメディ。監督・脚本はキム・ヒョンソク。出演はソン・ガンホ、キム・ヘス、鈴木一真、伊武雅刀ほか。
  • ナンバー・スリー

    『太白山脈』で脚本を務めたシン・ヌンハンが監督および脚本を担当した、ヤクザの派閥抗争と検事との戦いを描くアクションムービー。『シュリ』のハン・ソッキュ、ソン・ガンホ、チェ・ミンシクら、韓国を代表するスターが多数出演している。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:シン・ヌンハン 製作:キム・インス 美術:オ・サンマン 音楽:チョ・ドンインク 出演:ハン・ソッキュ/ソン・ガンホ/チェ・ミンシク/イ・ミヨン

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 3/5

サラ・ジェシカ・パーカー(1965)

ローマ発、しあわせ行き

『SEX AND THE CITY』のサラ・ジェシカ・パーカーと「これが私の人生設計」のラウル・ボヴァが共演するロマンティック・コメディ。新宿シネマカリテの特集企画『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016』にて上映。

ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ)

ワーキングマザーの苦悩をコミカルに描いたアリソン・ピアソン原作の小説『ケイト・レディは負け犬じゃない』を、「プラダを着た悪魔」のアライン・ブロッシュ・マッケンナの脚本、「Emma エマ」のダグラス・マクグラスの監督で映画化。出演は、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のサラ・ジェシカ・パーカー。
松山ケンイチ(1985)

BLUE/ブルー

ブレイブ 群青戦記

笠原真樹によるコミック『群青戦記グンジョーセンキ』を「亜人」の本広克行監督が実写化。スポーツ名門校の弓道部に所属する西野蒼は、自分に自信が持てず落ち込む毎日。そんなある日、校庭に一本の雷が落ち、学校の外の風景は見渡す限りの野原となってしまう。出演は「十二人の死にたい子どもたち」の新田真剣佑、「海辺の映画館 キネマの玉手箱」の山崎紘菜。

NEW今日命日の映画人 3/5

ジョン・ベルーシ(1982)

Oh!ベルーシ 絶体絶命

シカゴの辣腕記者と、ロッキー山脈に住むマスコミ嫌いの鳥類学者の恋を描くロマンチック・コメディ。製作はボブ・ラーソン、製作総指揮はスティーブン・スピルバーグと、「ブルース・ブラザース」のバーリン・ブリルスタインが担当。「歌え! ロレッタ 愛のために」のマイケル・アブテッドが監督。脚本はローレンス・カスダン、撮影はジョン・ベイリー、音楽はマイケル・スモールが各々担当している。出演はジョン・ベルーシ、ブレア・ブラウン、アレン・ゴーウィッツ、ライアム・ラッセルなど。

ネイバーズ(1982)

静かな生活が,隣人夫婦のために破壊されるという喜劇。製作はリチャード・D・ザナック、デイヴィッド・ブラウン、製作指揮はアーヴィング・ポール・レーザー、バーニー・ブリルスタイン、監督は「ふたりでスローダンスを」のジョン・G・アヴィルドセン。トーマス・バーガーの『危険な隣人』(早川書房刊)をラリー・ゲルバートが脚色。撮影はジェラルド・ハーシュフェルド、音楽はビル・コンティが各々担当。出演はジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド、キャスリン・ウォーカー、キャシー・モリアーティ、ローレン=マリー・テイラーなど。