「決戦は日曜日」のストーリー

とある地方都市。谷村勉(窪田正孝)は、この地に強い地盤を持ち当選を続ける75歳の衆議院議員・川島昌平の事務所で私設秘書として働いている。秘書として経験も積み中堅となり、仕事に熱い想いはないが暮らしていくには満足な仕事だと思っていた。だがある日、川島が病に倒れ、そんなタイミングで衆議院が解散。川島の地盤を引き継ぎ、次の選挙の出馬候補として白羽の矢が立ったのは、川島の娘・有美(宮沢りえ)であった。自由奔放で世間知らずだが、謎の熱意だけはある有美に振り回される谷村たち。しかし、父・川島の地盤は盤石、よほどのことがない限り当選は確実……だったのだが……。